HERSHEY'S クランチチョコモナカの値上げ情報
メーカー | 株式会社ロッテ(雪印ブランド含む) |
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商品名 | HERSHEY'S クランチチョコモナカ(旧チョコクランチモナカ) |
内容量 | 28ml×8個 |
参考小売価格 | 420円(税別) |
原材料 | 準チョコレート、モナカ、砂糖、乳製品、クッキークランチ(小麦粉、砂糖、水あめ、ショートニング、アーモンド、食塩)、植物油脂、水あめ、卵黄(卵を含む)/加工でん粉、乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類、セルロース、寒天)、香料、膨張剤、着色料(カラメル、アナトー、カロチン)、甘味料(アセスルファムK) |
栄養成分 1個(28ml) |
エネルギー 69kcal たんぱく質 0.8g 脂質 4.0g 炭水化物 7.4g 食塩相当量 0.032g |
発売日 | 2002年(雪印ブランド含む) |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2002年6月時点 | 32ml×8個 | 300円 |
2008年9月~ | 28ml×8個 | 300円 |
2015年3月~ | 28ml×8個 | 330円 |
2019年3月~ | 28ml×8個 | 350円 |
2022年6月~ | 28ml×8個 | 380円 |
2023年10月~ | 28ml×8個 | 400円 |
2024年9月~ | 28ml×8個 | 420円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2008年9月 32ml→28ml |
なし |
2015年3月 300円→330円 |
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。 |
2019年3月 330円→350円 |
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。 |
2022年6月 350円→380円 |
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。 |
2023年10月 380円→400円 |
原材料や包装資材の価格、物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながら合理化・効率化によるコストアップ吸収が一層困難な状況になったため価格改定を実施。 |
2024年9月 400円→420円 |
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ロッテ |
2002年 32ml×8個 雪印時代 | 雪印乳業 商品紹介 |
2008年 28ml×8個 | ロッテアイス 商品のご紹介 |
2015年 330円に値上げ | ナリナリドットコム |
2019年 350円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2022年 380円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2023年 400円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2024年 420円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
HERSHEY'S クランチチョコモナカの値上げ解説
定番のモナカにクランチチョコとバニラアイスを詰め込んだ「HERSHEY'S(ハーシー) クランチチョコモナカ」は、雪印乳業を経てロッテアイスが雪印ブランドとして製造販売を行うようになり、現在は完全にロッテのライセンスとなっています。
最古の情報として確認できるのは2002年の雪印乳業のホームページ。当時の名称は「HERSHEY'S チョコクランチモナカ」であり、現在とは「クランチ」と「チョコ」が前後逆になっている。現在の名称に変わったのは2012年。
HERSHEY'S チョコクランチモナカの当時の内容量は32ml×8個で価格は税別300円。その前身と思われる「HERSHEY'S チョコナッツモナカ」と入れ替わるように発売された模様。ちなみにチョコナッツモナカは32ml×14個で500円でした。
そんなHERSHEY'S クランチチョコモナカの規格に変更があったのは2008年。当時のロッテアイスが雪印メグミルクのブランドとして同商品を製造販売していた時期に32ml×8個から28ml×8個へと実質値上げを行っています。
1個あたり4ml程度の減少だが、元々が小さいため減少率は12.5%とそれなりのインパクトに。内容量の合計で見ると256mlが224mlになっているのだから、実質的には1個丸々減らされたことになる。
1個1個の大きさを変更するということは工場での製造工程に改修を加える必要があるため、28ml×8個にするより1個減らして32ml×7個にした方が色々とコスト軽減に繋がる気がするが…
1個丸々減らすと消費者がステルス値上げに気付く可能性が高くイメージ悪化に繋がりかねないから、あえて1個1個を小さくした…といったところか。
その後、他のロッテのマルチアイスと同様に、2015年に330円、2019年350円、2022年380円、2023年400円、2024年9月には420円へと値上げし現在に至る。
このHERSHEY'S クランチチョコモナカ、ド定番のバニラモナカに厚めのクランチチョコと板チョコを突っ込んでいるのだから不味いはずがない。当たり障りのないHERSHEY'S チョコレートアイスバーに比べキャラも立っている。
同社の「クランキーアイスモナカ」とほとんど同じ気がしなくもないが…そこは気にしないでおこう。
中のバニラは安価なアイスモナカにありがちな典型的なラクトアイスであるため、バニラを味わうような商品ではないものの、クランチチョコと板チョコの味や食感を楽しむにはこのくらいあっさりしたバニラでちょうどいいのかもしれない。
がしかし、いかんせん量が少なすぎる。
1個1個の大きさは森永製菓のチョコモナカジャンボの横1列分くらいしかないからね。つまりこういうことだからな?
そりゃ一瞬で無くなりますよ。切れ目が入っているチョコモナカジャンボなら律義に3口で食べるが、切れ目がないHERSHEY'S クランチチョコモナカは2口でフィニッシュですよ。
だからといってちびちび食べると、せっかくのクランチチョコの食感を味わえないし…非常に悩ましい。
そもそも実質値上げや値上げ前の256ml入り300円というところから明らかに割高感がある。チョコモナカジャンボが160mlで100円の時代の話だからね。
しかも相次ぐ値上げで現在は224ml入りで420円…激安のディスカウントストアやスーパーの特売などで半額くらいで売られていたら購入を検討することを検討することを検討するレベルですな。