ガーナ チョコ&クッキーサンドの値上げ情報
メーカー | 株式会社ロッテ |
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商品名 | ガーナ チョコ&クッキーサンド(旧ガーナ クッキーサンド) |
内容量 | 76ml |
参考小売価格 | 170円(税別) |
原材料 | 砂糖、バタークッキー(小麦を含む)、植物油脂、乳製品、カカオマス、水あめ、アーモンドクランチ、ココアバター、デキストリン/香料(卵・大豆由来)、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、膨張剤、アナトー色素 |
栄養成分 1個(76ml) |
エネルギー 266kcal たんぱく質 3.1g 脂質 17.2g 炭水化物 24.7g 食塩相当量 0.12g |
発売日 | 2010年9月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2010年9月~ | 76ml | 120円 |
2015年3月~ | 76ml | 130円 |
2019年3月~ | 76ml | 140円 |
2022年7月~ | 76ml | 150円 |
2023年3月~ | 76ml | 160円 |
2024年9月~ | 76ml | 170円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2015年3月 120円→130円 |
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。 |
2019年3月 130円→140円 |
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。 |
2022年7月 140円→150円 |
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。 |
2023年3月 150円→160円 |
引き続きアイスクリーム市場を取り巻く環境は、物流費や原材料、包装資材価格の上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇分の吸収が限界を超えたため。 |
2024年9月 160円→170円 |
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ロッテ |
発売時 76ml 120円 | 日本食糧新聞 |
2015年 130円に値上げ | ナリナリドットコム |
2019年 140円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2022年 150円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2023年 160円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2024年 170円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
ガーナ チョコ&クッキーサンドの値上げ解説
商品全体のおよそ60%がアーモンドクランチを混ぜ込んだチョコレートコーティング、40%がクッキーサンドという異色のアイス「ガーナ チョコ&クッキーサンド」が登場したのは2010年。
その当時の内容量76mlに対し価格は税別120円でした。この頃のロッテの個別のアイスはほとんどが120円だったこともあり、ガーナ チョコ&クッキーサンドもそれに倣った値付けだったのでしょう。
内容量に関しては現在も76mlと、発売以来据え置かれている一方、価格は2015年に130円に値上げされ、その4年後となる2019年には140円、2022年150円、2023年160円、2024年9月には170円になるなど値上げ著しい。
発売から14年で約42%値上げされたことになる。
値上げ理由は「原材料や資材価格の高騰を自助努力では吸収しきれなくなったため」というお決まりのもの。その割に利益が増えているところを見ると、値上げ幅は原材料価格の高騰を補って余りあるものなんだろうな。
極めて特徴的なガーナ チョコ&クッキーサンドの形状、「どっかで見たことあるな」と感じている人も多いのではないでしょうか? 実は以前はレディーボーデンから同様の商品が販売されていました。
「なんだよ、パルムをパクったガーナ濃厚チョコレートアイス同様、まーたロッテのパクリかよ!」…というのは早計。なぜならレディーボーデンは現在ロッテが販売しているから。ライセンス周りはどうなっているか知らんが。
レディーボーデンのクッキーサンドとガーナ チョコ&クッキーサンドに関してはチョコ&クッキーサンドのマルチパックのページで詳しく取り上げていますので、気になる方は参照してください。
こいつの形を見てレディーボーデンのクッキーサンドを思い浮かべているならそれは正常だろう。「美味しいに決まっているよね」で完結する話だ。しかし私は初めてこのクッキーサンドを見て何とも言えない不気味さを感じた。
そう、アレに似ているのよ…
ミル貝…
冷静に考えればクッキーサンドとチョコレートコーティングを1つのアイスで体現した「不味いはずがない」商品なんだけど、パッと見の印象は「なんか気持ち悪い…」。その理由はこいつに似ていると感じたからなのだろう。
「もうミル貝にしか見えない!」「なんか気持ち悪くて食べられなくなった!」というトラウマに関しては責任を負いかねます。(無責任)
値上げによって税別170円になってしまったのに対し内容量76mlというのは割高感を感じざるを得ない。バニラの種類別も乳脂肪分8.0%以上のアイスクリームではなく、同3.0%以上のアイスミルクだしね。
しかし主役はあくまでもアーモンドクランチ入りチョコレートコーティングとクッキー。この2つのコラボで不味いはずはなく、万人に至福のひと時を与えてくれるだろう。30秒で腹に収まるから厳密には「至福の一瞬」だがな。