ミニ雪見だいふくの値上げ・実質値上げ情報
メーカー | 株式会社ロッテ |
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商品名 | ミニ雪見だいふく |
内容量 | 30ml×9個 |
参考小売価格 | 420円(税別) |
原材料 | 砂糖、水あめ、もち米粉、乳製品、植物油脂、でん粉、乾燥卵白(卵を含む)、デキストリン、ローストシュガーシロップ、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、加工でん粉、香料、着色料(クチナシ、アナトー) |
栄養成分 1個(30ml) |
エネルギー 52kcal たんぱく質 0.6g 脂質 1.7g 炭水化物 8.4g 食塩相当量 0.029g |
発売日 | 1983年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2000年頃 | 33ml×9個 | 300円 |
2008年頃~ | 30ml×9個 | 300円 |
2015年3月~ | 30ml×9個 | 330円 |
2019年3月~ | 30ml×9個 | 350円 |
2022年7月~ | 30ml×9個 | 380円 |
2023年10月~ | 30ml×9個 | 400円 |
2024年9月~ | 30ml×9個 | 420円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
33ml→30ml | なし |
2015年3月 300円→330円 |
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。 |
2019年3月 330円→350円 |
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。 |
2022年6月 350円→380円 |
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。 |
2023年10月 380円→400円 |
原材料や包装資材の価格、物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながら合理化・効率化によるコストアップ吸収が一層困難な状況になったため価格改定を実施。 |
2024年9月 400円→420円 |
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ロッテ |
33ml×9個 300円の情報 | もぐナビ |
2015年 330円に値上げ | ナリナリドットコム |
2019年 350円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2022年 380円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2023年 400円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2024年 420円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
ミニ雪見だいふくの値上げ解説
一般的な2個入の雪見だいふくに対し、ファミリーパックともいうべき「ミニ雪見だいふく」は9個入り。ただし「ミニ」の名が示す通り1個1個は小さいですけどね。
2000年頃のミニ雪見だいふくは現在より内容量が多く価格も安かった。なにせ33ml×9個で税別300円でしたからね。しかし2008年頃には現在の30ml×9個に。
1個1個の大きさは小さくなってしまったものの、300円という価格は維持されていました。しかし多くのアイスが値上げされた2015年、2個入りの雪見だいふくが130円になったタイミングでミニ雪見だいふくも330円に値上げ。
そして2019年には通常の雪見だいふくが140円、ミニ雪見だいふくは350円に値上げされ、2022年には2個入り雪見だいふくが150円、ミニ雪見だいふくは380円。2023年は2個入りが160円、ミニ雪見だいふくは400円に値上げ。
さらに2024年9月には単品雪見だいふくが170円、マルチパックであるミニ雪見だいふくは420円に。
値上げの理由はいずれも原材料や資材価格の高騰。日本を除き世界的に裕福になり様々な需要が膨らんでいることから、原材料価格の高騰は致し方ないところ。
だが、「それなら原材料価格が下がった時は値下げしろよ」と声を大にして言いたいわ。…営利目的の企業がそんなことするはずないんどね。
このミニ雪見だいふく、家族や友人、職場などでシェアしやすいのはもちろん、通常のものに比べ1個1個が小さいためカロリーを気にする人に好評だったり、“少し溶かして食べる派”には「溶けやすい」と喜ばれたりとメリットも多い。
がしかし、せこい私が気になるのは2個入の雪見だいふくに比べお得なのかどうかだ。むしろ割高になるマルチパックも多いからね。
ロッテが示す参考小売価格で考えると、2個入り雪見だいふくが94mlで170円。1mlあたりの単価は1.81円。一方のミニ雪見だいふくは270ml入り420円だから、1mlあたり1.56円。つまりミニ雪見だいふくの方がお得。
実勢価格で見てみても、100~130円ほどで売られていることが多い2個入りに対し、ミニ雪見だいふくは280~350円ほどなので、やはりミニ雪見だいふくの方がお得になることが多い。特売で200円を切ってたら言うことなし。
ミニ雪見だいふくに限らず、どのメーカーのアイスもここ20年でかなり値上げされており、実勢価格的にもかなり高くなってきた印象。
以前ならミニ雪見だいふく含め希望小売価格300円台だったマルチアイスは特売で198~228円、通常時250円前後といったところだったが、現在は特売時でも228~258円、通常時は278~348円くらいだからね。
余談だが、ネットを中心にパッケージが簡素な業務用のミニ雪見だいふくが売られている模様。しかしこれがビックリするほど安くない。30ml×9個が安いものでも400円弱、高いところだと500円以上する。しかも送料別。
いや、普通にスーパーで買った方がはるかに安いよ。意味わからん。ネットの食品関係通販はそこらへんのディスカウントストアより高いものがほとんどなので注意しましょうね。