クーリッシュの値上げ情報
メーカー | 株式会社ロッテ |
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商品名 | クーリッシュ |
内容量 | 140ml |
参考小売価格 | 170円(税別) |
原材料 (バニラ) |
砂糖、異性化液糖、乳製品、植物油脂、卵黄(卵を含む)、果糖、食物繊維、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、香料、アナトー色素 |
栄養成分 1個(140ml) |
エネルギー 147kcal たんぱく質 2.3g 脂質 6.5g 炭水化物 20.0g 食塩相当量 0.13g |
発売日 | 2003年6月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2003年6月~ | 140ml | 120円 |
2008年4月~ | 140ml | 130円 |
2019年3月~ | 140ml | 140円 |
2022年7月~ | 140ml | 150円 |
2023年3月~ | 140ml | 160円 |
2024年9月~ | 140ml | 170円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2015年3月 120円→130円 |
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。 |
2019年3月 130円→140円 |
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。 |
2022年7月 140円→150円 |
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。 |
2023年3月 150円→160円 |
引き続きアイスクリーム市場を取り巻く環境は、物流費や原材料、包装資材価格の上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇分の吸収が限界を超えたため。 |
2024年9月 160円→170円 |
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ロッテ |
2003年 140ml 120円 | ロッテ ニュースリリース |
2008年 130円へ値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2019年 140円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2022年 150円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2023年 160円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
2024年 170円に値上げ | ロッテ ニュースリリース |
クーリッシュの値上げ解説
チアパック入りのゼリー飲料のように、片手で絞りだして飲む画期的なアイス「クーリッシュ」。「クール クーラー クーリッシュ」という訳分からん三段活用のCMも印象的ですね。
クーリッシュが市場に登場したのは2003年6月で、発売時の内容量140mlに対し価格は税別120円。当時スーパーカップや爽などに代表される大手メーカーのアイスが税別100円だったことを考えるとやや高めの値付け。
様々な技術と独創性を詰め込んだからちょっとお高くなりました…的な?
クーリッシュの規格が変わったのは2008年。同時期にロッテのアイスの多くが100円から120円に値上げされており、それに合わせてクーリッシュは130円へと値上げしています。他商品に比べ値上げ幅は小さいながらまだ高め。
そして2019年、ここでも他のアイスと歩調を合わせるように140円へ値上げ。2022年7月と2023年3月にも一斉に値上げされ、それぞれ150円、160円へと価格改定。さらに2024年9月には170円になっています。
一方で内容量に関しては2003年の発売以来変更が加えられていない稀有な商品。
また、発売時こそ他のアイスに比べ若干高価だったものの、2008年に多くの単品アイスが20円値上げされた際、クーリッシュは10円の値上げに留め、再び大規模な値上げが行われた2015年は価格を据え置いたため、現在は一般的なアイスと同価格に落ち着いている。
ところでこのクーリッシュ、実際に食べて(飲んで?)みると、同じくロッテが製造販売している「爽」に似ていると感じませんか? どちらにもシャリシャリの微細氷が使われているからなのか、「飲む爽」という趣。
一方でマクドナルドなどに存在する「シェイク」も思わせる。とはいえシェイクほど滑らかではないし、甘ったるくもない。爽とシェイクを足して2で割った感じ? 爽寄りのシェイク?
それだけにバニラやチョコといえどさっぱりしていて美味しい。美味しいのだが、個人的には“なし”。そもそも微細氷を用いた爽自体それほど好きなわけではないうえに、アイスはちゃんと歯で噛んで食べたい派なのだ。舐めるのも好きじゃない。
甘くもありさっぱりでもある“中途半端”な爽を、食べているような飲んでいるような“中途半端”な食感とのどごしにしたのがクーリッシュって感じ。中途半端の押し売りがすごい。(※個人的な感想です)
CMには立ち位置が曖昧なタレントあたりをぜび起用してほしい。IMALUさんとか剛力彩芽さんとかベッキーさんとかウエンツ瑛士さんとかピース綾部さんとか。(※個人的な感想です)
元々やや高めの価格設定だったこともあり値上げは控えめなクーリッシュ。「シェイクは好きだけどちょっと甘すぎるかな」と感じている人や、「爽を食べると歯が折れる」という軟弱な口腔の持ち主におすすめの商品といえます。