パキシエルの値上げ情報

パキシエルの値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 パキシエル
内容量 40ml×7本
参考小売価格 400円(税別)
原材料 チョコレートコーチング、植物油脂(落花生を含む)、砂糖、水あめ、乳製品、ココアパウダー、チョコレート、デキストリン、殺菌乳酸菌粉末/乳化剤(大豆由来)、香料、安定剤(増粘多糖類)
栄養成分
1本(40ml)
エネルギー 133kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 9.6g
炭水化物 10.6g
食塩相当量 0.02g
発売日 2013年3月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2013年3月~ 40ml×7本 300円
2015年3月~ 40ml×7本 330円
2019年3月~ 40ml×7本 350円
2022年6月~ 40ml×7本 380円
2023年3月~ 40ml×7本 400円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
300円→330円 原材料の需要逼迫と価格高騰といったコストアップの吸収は、すでに自社努力では解決困難な状況にあるため。
330円→350円 原料や包装資材の価格高騰に加え、物流費、人件費の上昇といったコストアップの吸収は、すでに自社努力のみでは解決困難であるため。
350円→380円 近年、原料や包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収することは、自社企業努力のみでは解決困難な状況であるため。
380円→400円 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、これらコストアップ要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社企業努力のみでの解決困難になったため。

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2013年 40ml×7本 300円 日本食糧新聞
2015年 330円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2019年 350円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2022年 380円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 400円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース

パキシエルの値上げ解説

アイスを包むコーティングとしてはやたらと分厚いチョコレートの“壁”を持つ森永製菓の「パキシエル」は、2013年発売ということもあり値上げの程度はそれほど大きくありません。

パキシエルのチョコレートコーティングがどれだけ分厚いかというと、一般的なチョコレートコーティングの食感が「パリパリ」なのに対し、パキシエルはその名の通り「パキパキ」…どころか「バキッ!」って感じ。バキシエルに改名しろ。

2013年の発売時は内容量40ml×7本に対し価格は税別300円。2015年に330円に値上げされ、2019年350円、2022年380円、2023年3月には400円に値上げ。

…森永製菓のみならず大手アイスメーカーは足並みを揃えるように2015年と2019年、2022年、2023年に値上げしているから、アイスの値上げ情報を書くたびに同じ文言を繰り返しているわ。まあ楽といえば楽だけど。

一方、パキシエルは元々内容量が少ないこともあってか、価格を据え置いたまま内容量を減らすステルス値上げ(実質値上げ・シュリンクフレーション)は行われていません。

にしてもこのパキシエル、2013年発売って思いのほか新しいんだね。何度も食べていることもあってもっと前から存在していると思っていた。

ところで発売当初のパッケージなんだが…

パキシエル発売時のパッケージ

なんか妙にダサくないか? 素人が考えたような垢抜けないデザインで、洗練とは程遠い。(※個人的感想です)いや、もしかしたら“ダサかっこいい”を狙っていたのか? USAみたいに。(※個人的感想です)

パキシエルの中のチョコレートアイスは種類別ラクトアイスとあって濃厚さのかけらもない平凡なものですが、分厚いチョコレートコーティングのお陰で全体的には濃厚なチョコレートが堪能できる。文句なく美味しい。

んが、1本がものすごく小さいのよね。

バキッ、もぐもぐ…パキパキ…もぐもぐ…パキ、パキ…もぐもぐ、ごくん…で終わり。所要時間20秒。だからといって舐めながらゆっくり食べるとパキシエルの最大の長所であるバキバキ食感が損なわれるし…

一方でカロリーはバカ高い。1本たった40mlしかないのに133kcalだからね。濃厚なアイスとして定評があるパルムのマルチパックですら1本55mlで145kcalだというのに、パキシエルさんときたら…

1本1本が小さいため7本入りのマルチパックなんてぺろりですよ。ペロリン♪…で931kcalなり。破壊力抜群のデブ製造機。

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