パキシエルの値上げ情報
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メーカー | 森永製菓株式会社 |
商品名 | パキシエル |
内容量 | 40ml×7本 ※2025年9月から40ml×6本 |
参考小売価格 | 420円(税別)※2025年9月から450円 |
原材料(チョコ) | チョコレートコーチング(国内製造)、植物油脂(落花生を含む)、砂糖、水あめ、乳製品、ココアパウダー、チョコレート、デキストリン、カカオマス/乳化剤(大豆由来)、香料、安定剤(増粘多糖類) |
栄養成分 1本(40ml) |
エネルギー 134kcal たんぱく質 0.9g 脂質 10.0g 炭水化物 10.2g 食塩相当量 0.024g |
発売日 | 2013年3月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2013年3月~ | 40ml×7本 | 300円 |
2015年3月~ | 40ml×7本 | 330円 |
2019年3月~ | 40ml×7本 | 350円 |
2022年6月~ | 40ml×7本 | 380円 |
2023年3月~ | 40ml×7本 | 400円 |
2024年9月~ | 40ml×7本 | 420円 |
2025年9月~ | 40ml×6本 | 450円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2015年3月 300円→330円 |
原材料の需要逼迫と価格高騰といったコストアップの吸収は、すでに自社努力では解決困難な状況にあるため。 |
2019年3月 330円→350円 |
原料や包装資材の価格高騰に加え、物流費、人件費の上昇といったコストアップの吸収は、すでに自社努力のみでは解決困難であるため。 |
2022年6月 350円→380円 |
近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収するべく取り組んできたが、自社企業努力のみでは解決困難に。 |
2023年3月 380円→400円 |
近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収するべく取り組んできたが、自社企業努力のみでは解決困難に。(↑コピペ) |
2024年9月 400円→420円 |
近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収するべく取り組んできたが、自社企業努力のみでは解決困難に。(↑コピペ) |
2025年9月 7本→6本 420円→450円 |
近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収するべく取り組んできたが、自社企業努力のみでは解決困難に。(↑コピペ) |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永製菓株式会社 |
2013年 40ml×7本 300円 | 日本食糧新聞 |
2015年 330円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2019年 350円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2022年 380円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2023年 400円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2024年 420円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2025年9月 6本 450円に大幅値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
パキシエルの値上げ解説
アイスを包むコーティングとしてはやたらと分厚いチョコレートの“壁”を持つ森永製菓の「パキシエル」は、2013年発売ということもあり値上げの程度はそれほど大きくありません。
パキシエルのチョコレートコーティングがどれだけ分厚いかというと、一般的なチョコレートコーティングの食感が「パリパリ」なのに対し、パキシエルはその名の通り「パキパキ」…どころか「バキッ!」って感じ。バキシエルに改名しろ。
2013年の発売時は内容量40ml×7本に対し価格は税別300円。2015年に330円に値上げされ、2019年350円、2022年380円、2023年400円、2024年9月には420円へと値上げ。
圧巻なのは2025年9月の値上げ。
発売以来守り続けてきた40ml×7本から1本減らし6本入りとしたうえ価格を450円に値上げしたのです。トータルの値上げ幅は驚異の25%!!
…森永製菓のみならず大手アイスメーカーは足並みを揃えるように2015年と2019年、2022年、2023年、2024年、2025年に値上げしているから、アイスの値上げ情報を書くたびに同じ文言を繰り返しているわ。まあ楽といえば楽だけど。
しかし…それでなくても内容量が少なく割高感があったパキシエルをさらに減らすとは…2024年頃からカカオ豆の高騰が続いていたとはいえ、右肩上がりというわけではなく、2024年に高騰後横ばいって感じなんだけどね。
結局、カカオ豆の高騰を大義名分として利幅を増やそうって魂胆なんだろうね。
にしてもこのパキシエル、2013年発売って思いのほか新しいんだね。何度も食べていることもあってもっと前から存在していると思っていた。
ところで発売当初のパッケージなんだが…
なんか妙にダサくないか? 素人が考えたような垢抜けないデザインで、洗練とは程遠い。(※個人的感想です)いや、もしかしたら“ダサかっこいい”を狙っていたのか? USAみたいに。(※個人的感想です)
パキシエルの中のチョコレートアイスは種類別ラクトアイスとあって濃厚さのかけらもない平凡なものですが、分厚いチョコレートコーティングのお陰で全体的には濃厚なチョコレートが堪能できる。文句なく美味しい。
んが、1本がものすごく小さいのよね。
バキッ、もぐもぐ…パキパキ…もぐもぐ…パキ、パキ…もぐもぐ、ごくん…で終わり。所要時間20秒。だからといって舐めながらゆっくり食べるとパキシエルの最大の長所であるバキバキ食感が損なわれるし…
一方でカロリーはバカ高い。1本たった40mlしかないのに134kcalだからね。濃厚なアイスとして定評があるパルムのマルチパックですら1本55mlで145kcalだというのに、パキシエルさんときたら…
1本1本が小さいため6本入りのマルチパックなんてぺろりですよ。ペロリン♪…で804kcalなり。破壊力抜群のデブ製造機。
余談だが、パキシエルは2021年4月のリニューアルにおいて中のアイスがバニラとチョコのアソートになった。バニラ好きの人にとっては朗報だろうが、私のようなチョコ好きにとっては残念至極。
半分がバニラになり、値段も上がり、さらに本数も減らされた…パキシエルと決別するいいきっかけになったわ。