小枝アイスバーの値上げ・実質値上げ情報

小枝アイスバーの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 小枝アイスバー
内容量 95ml
参考小売価格 150円(税別)
原材料
(クリスプアーモンド&チョコレート)
チョコレートコーチング、砂糖、植物油脂、アーモンド、水あめ、乳製品、ココアパウダー、ビスケットクランチ(小麦を含む)、シュガーコートアーモンド、デキストリン、アーモンドペースト/乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類)、香料、膨脹剤
栄養成分
1本(95ml)
エネルギー 259kcal
たんぱく質 3.3g
脂質 16.5g
炭水化物 24.3g
食塩相当量 0.06g
発売日 2011年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2011年9月~ 115ml 120円
2015年2月~ 115ml 140円
2016年11月~ 100ml 130円
2017年11月~ 100ml 140円
2019年10月~ 100ml 150円
2020年10月~ 95ml 150円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
120円→140円 なし
115ml→100ml なし
140円→150円 なし
100ml→95ml なし

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
発売時 115ml 120円 森永製菓 ニュースリリース
2015年 140円に値上げ コンビニアイスマニア
2016年 100ml 130円 アイスクリームファン
2017年 140円に値上げ せっかくだからお菓子を食べたらブログ2
2019年 150円に値上げ コンビニアイスマニア
2020年 95mlに実質値上げ コンビニアイスマニア

小枝アイスバーの値上げ解説

森永製菓の大人気チョコレート菓子「小枝」をアイスにした、その名も「小枝アイスバー」。直球ど真ん中のネーミングだな。

小枝の名を冠したアイスの歴史は古く、少なくとも1993年にはマルチパックアイスとして存在。その後も様々な小枝ブランドのアイスが発売・消滅を繰り返しており、2009年には小枝アイスバーの前身「小枝アイス」が登場。

2009年発売「小枝アイス」のパッケージ

小枝ならぬ“ただの枝”レベルの太さを持つアイスの中には小枝が2本入っているという謎仕様だったらしい。内容量91mlに対し価格は税別150円と強気の価格設定だが、種類別アイスクリームなど質にもこだわりを感じる。

で、現在の「小枝アイスバー」が登場したのは2011年。前述小枝アイスに棒をぶっ挿してアイス内にチョコレートソースをぶち込み、規格をラクトアイスへと豪快グレードダウンさせたお陰で内容量115ml、税別120円とリーズナブルに。

んがしかし、2015年のリニューアルで140円に値上げされると、そこからは毎年別のフレーバーで登場。ホワイトチョコレートバージョンの「白樺の小枝アイスバー」やら「ミルクキャラメル味」やら「あまおう苺味」やら一貫性皆無。

色々なフレーバーに挑戦するのは結構だが、質が悪いのは新商品発売に際し高確率で値上げをぶち込んでくること。

2016年に白樺の小枝アイスバーが発売された際に内容量をそれまでの115mlから100mlに減らし、価格を140円から130円に値下げ。しかし値下げ幅約7.3%なのに対し内容量は約13%減なのだから完全な実質値上げ。

翌2017年、あまおう苺味を発売した際にはしれっと価格を140円に戻す悪質さ。前年に内容量を100mlに減らすかわりに130円に値下げしたというのに、次の年には再び140円に値上げする森永製菓の姿勢には脱帽だよ。

パイシュークリーム味を発売した2019年には税別150円に値上げし、クリスプアーモンド&チョコレートが発売された2020年になると内容量を95mlに減らすという実質値上げを実施。どうせ私は買わないから勝手にしろ。

ちなみに小枝アイスバーはコンビニエンスストア限定商品であるため、基本的に定価で購入することになる。だったら割引が適用されているスーパーなどでもっと質の高いアイスを購入したほうが幸せになれる気がする。

そもそも「小枝」と名乗ってはいるが、本家小枝の食感を生み出している小麦パフや米パフは使われておらず、ただのアーモンド入りチョコレートコーティングを施したアイスでしかないし、フレーバーのこだわりもない。

同社の有名なチョコレート菓子のブランドを使用しただけの凡百なアイスといって差し支えないでしょう。小枝の名を冠する以上、もう少し“小枝らしさ”を演出する努力をしろよと声を大にして言いたい。

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