ガーナショコラアイスの値上げ情報

ガーナショコラアイスの値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 ガーナショコラアイス(旧ガーナ濃厚チョコレートアイス・ガーナマルチ チョコレートアイスバー)
内容量 55ml×6本
参考小売価格 610円(税別)※2026年9月から660円前後
原材料
<芳醇バニラ>
チョコレートコーチング(国内製造)、砂糖、乳製品、植物油脂、カカオマス、水あめ、デキストリン、ココアバター、食塩/乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類)、香料、酸化防止剤(ビタミンE、カテキン)、アナトー色素
栄養成分
1本(55ml)
エネルギー 170kcal
たんぱく質 1.7g
脂質 12.0g
炭水化物 13.7g
食塩相当量 0.049g
発売日 2012年9月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2012年9月~ 55ml×6本 380円
2015年3月~ 55ml×6本 420円
2019年3月~ 55ml×6本 450円
2022年6月~ 55ml×6本 480円
2023年10月~ 55ml×6本 500円
2024年9月~ 55ml×6本 550円
2025年9月~ 55ml×6本 610円
2026年9月~ 55ml×6本 660円前後

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2015年3月
380円→420円
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。
2019年3月
420円→450円
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。
2022年6月
450円→480円
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。
2023年10月
480円→500円
原材料や包装資材の価格、物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながら合理化・効率化によるコストアップ吸収が一層困難な状況になったため価格改定を実施。
2024年9月
500円→550円
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。
2025年9月
550円→610円
食品市場を取り巻く環境において、人手不足、物流費や光熱費の高騰、原料資材の価格が依然として高く推移しており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。
2026年9月
610円→660円前後
食品市場を取り巻く環境において、人件費、物流費や光熱費の高騰、原料資材の価格が依然として高く推移しており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。(ほぼコピペ)

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2015年 420円に値上げ ガベージニュース
2019年 450円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2022年 480円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2023年 500円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年 550円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2025年9月 610円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2026年9月 660円前後に値上げ ロッテ ニュースリリース

ガーナショコラアイスの値上げ解説

ロッテの看板を背負っていると言っても過言ではない「ガーナ」の名を冠したアイス、その名も「ガーナショコラアイス(旧ガーナ濃厚チョコレートアイス)」。それだけにロッテの本気を期待したいところですが…

どう考えても森永乳業「パルム」のパクr…

そんなパルムの二番煎じであるガーナショコラアイス、2012年登場と比較的新しい商品ということもあり、価格を据え置いたまま内容量を減らす“ステルス値上げ”は行われていませんが、値上げはしっかりがっつりやっている。

2015年にロッテのアイスの多くが値上げに踏み切っており、ガーナショコラアイスもそれに倣うように380円から420円に値上げ。プレミアムアイスという位置付けということもあって値上げ幅は他の商品に比べ大きめ。

そして、同様に多くのロッテのアイスが値上げされた2019年にそれまでの420円から450円に、2022年480円、2023年500円、2024年9月550円、2025年9月610円、2026年9月には660円前後に値上げ。

また、前述したように発売以来内容量の変更は行われていないものの、2024年に行われたリニューアルにおいて商品名が「ガーナ 濃厚チョコレートアイス」から「ガーナショコラアイス」へと変更されたのを機にバニラの規格がそれまでの種類別アイスクリームから種類別アイスミルクにグレードダウンしている

アイスミルクにグレードダウンしたガーナショコラアイス

具体的にはアイスの濃厚さに直結する乳脂肪分を8.0%から5.0%へと減らしつつ、それを補う形で植物性脂肪分を4.1%追加している。価格据え置きで質を下げたのだから、これも立派なステルス値上げだよ。

コストのかかる乳脂肪分を安価な植物性脂肪分に置き換えて利益確保だーゲハハハハ!」というロッテの高笑いが聞こえてくるようだよ。明治、森永乳業、森永製菓、江崎グリコ、赤城乳業を含めた大手6社によるカルテルも明るみになったしな。

ちなみに中のアイスがチョコ仕様の「ガーナショコラアイ<深みカカオ>」はリニューアル前後で脂肪分に変化なし。どちらも「アイスミルク」だ。

誰が見ても一目瞭然だと思うが、パッケージからしてパルムと丸被り。ガーナだから赤いパッケージなんだろう。しかし先発のパルムが赤なんだからもうちょっと差別化できなかったものか。

ガーナショコラアイスとパルムのパッケージ

同じ赤基調でも、高級感ある深い色合いとパッケージデザインのパルムに対し、ガーナショコラアイスの安っぽさときたら…もうちょっとプレミアム感出せよと言いたい。

パルムのパクリは形などに留まらず、内容量や価格も非常に近しい。2026年2月までは内容量も55ml×6本で完全に一致していたものの、2026年2月にパルムが50ml×6本へとステルス値上げしたため、現在はガーナの方が若干量が多い。

ただ、以前は無脂乳固形分7.0%、乳脂肪分8.0%の種類別アイスクリームという点まで完全に一致していたものの、本家パルムが当然のように種類別アイスクリームを維持しているのに対し、ガーナショコラアイスはアイスミルクにグレードダウン。

つまり、内容量的にはガーナショコラアイスの方が30ml多い一方、アイスの質はパルムの方が上。価格に関しては値上げ時期に多少のずれはあるものの、基本的には同じ価格。プレミアムアイスという点を鑑みれば、多くの人はパルムを選ぶかと。

とはいえ、ガーナショコラアイスはロッテ的に一応パルムの対抗馬という位置付けであるのは間違いない。形はもちろんチョコレートコーティングという点もそっくりだからね。しかし実際に食べてみると相違点がちらほら見受けられる。

最も分かりやすいのはガーナショコラアイスが2層のチョコレートコーティングなのに対し、パルムは1層のみという点。ただ勘違いしてほしくないのは、パルムが1層だからといって劣っているわけではないところ。

絶妙な厚さと柔らかさによりバニラとの調和が取れ一体感があるパルムに対し、ガーナショコラアイスは外が固めのチョコレート、中のチョコレートはとるけるような柔らかさにすることでパルムに対抗している。

しかし、その凝った作りによってパルムに勝っているかと言われれば…正直「微妙」と言わざるを得ない

チョコレートとバニラの絶妙なバランスと一体感を実現しているパルムに対し、ガーナショコラアイスは2層化によって厚くなったチョコレートがバニラを殺しているきらいがあるのだ。

「ガーナ」の名を冠している点からもチョコレートが主役という位置付けなのだろう。だから中のバニラはアイスミルクでもいいと判断してのグレードダウンなのか?

そもそも、ハーゲンダッツには及ばないものの、それなりに濃厚といえるパルムのバニラに対し、ガーナショコラアイスのバニラは種類別アイスクリームだった「ガーナ 濃厚チョコレートアイス」時代からやけにあっさりしていた。

正直なところラクトアイスに毛が生えたレベル。

以前のガーナ濃厚チョコレートアイスとパルムが同じ比率の無脂乳固形物と乳脂肪分だったとは思えない。ガーナはチョコレートが強すぎるあまりバニラがあっさりしている印象になっている可能性も否定できないが。

どちらにせよガーナショコラアイスは、チョコレートとバニラの調和や一体感がパルムほどではないことは確か。

美味しいんだよ? 同社のハーシーのチョコレートアイスバーあたりに比べれば間違いなく美味しいんだが、パルムと比較するとやや分が悪い。しょせんは2番煎じ…といったところか。

また、ガーナショコラアイスはチョコレートが厚く甘みが強いこともあってか、パルムよりカロリーが高い。1本あたりの内容量は現在ガーナショコラアイスの方が5ml多いものの、カロリーはその差を加味しても明らかにガーナが上なのだ。

ガーナ濃厚チョコレートアイスとパルムのカロリー

その差は1本40kcal。1人で1箱食べつくしたら240kcalの差。基礎代謝分を除外してこれだけのカロリーを消費するには1時間以上ウォーキングする必要があるからけっこう馬鹿にならない。ましてパルムの方が美味しいとなれば…ねぇ。

にしても…チョコレートが2層である以外、価格も内容量も形もパルムの丸パクリであるこの商品を企画した人や、それにGOサインを出した経営陣の面の皮はいったい何センチあるんだろう?

2層構造により厚めとなっているチョコレートコーティングはロッテの面の皮の厚さを自虐的に表現したものなのか?

「三度の飯より他人のふんどしが大好物です」

とはいえ、ロッテはガチガチのライバルであるはずの「パルム」を製造販売する森永乳業含め、大手アイスメーカー6社とカルテルを行っていたというんだから、色々と闇は深いよな。

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