MILCREA(ミルクレア・マルチ)の値上げ情報

MILCREA(ミルクレア・マルチ)の値上げ情報
メーカー 赤城乳業株式会社
商品名 MILCREA チョコレート(マルチ)(旧濃厚旨ミルク・旨チョコミルク)
内容量 40ml×6本
参考小売価格 420円(税別)
原材料
(チョコレート)
乳製品(国内製造、オーストラリア製造)、砂糖、水あめ、チョコレート、カカオマス、ココアパウダー、果糖加工品、カラメルシロップ、カカオペースト/加工デンプン、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1本(40ml)
エネルギー 92kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 4.1g
炭水化物 12.9g
食塩相当量 0.034g
発売日 2016年(前身は2005年)

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2005年8月~ 60ml×5本 300円
2006年8月~ 58ml×5本 300円
2012年8月~ 55ml×5本 300円
2015年10月~ 53ml×5本 330円
2019年3月~ 44ml×6本 350円
2022年9月~ 44ml×6本 380円
2023年3月~ 40ml×6本 380円
2023年9月~ 40ml×6本 400円
2024年9月~ 40ml×6本 420円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2006年8月
300ml→290ml
「旨チョコミルク」から「濃厚旨ミルク」にリニューアル。
2012年8月
290ml→275ml
なし
2015年10月
275ml→265ml
300円→330円
なし
2019年3月
265ml→264ml
330円→350円
外側のアイスの食感が軟らかくなり、家族みんなで食べられるよう、容量と本数を変更。パッケージも本商品の特徴である「ねっちり感」を表現したものに。
2022年9月
350円→380円
急激な円安から、原材料価格、容器包装価格、物流費、人件費、エネルギ―コストなどあらゆるコスト上昇が進み、経営の合理化・効率化で吸収することが極めて困難になったため。
2023年3月
264ml→240ml
ねっちり食感が特徴のミルクアイスを見直し、濃厚なミルクの味わい・食感に磨きをかけた。また従来品と比べてチョコレート・宇治抹茶アイスの厚さを薄くし、ミルクアイスの厚みをアップ。
2023年9月
380円→400円
原材料価格、容器包装価格の上昇、物流費の上昇、加えて人件費、エネルギーコストなどあらゆるコストの上昇が続いているため、やむを得ず一部商品の価格改定実施を決定。
2024年9月
400円→420円
物流費をはじめ、原材料価格、容器包装価格の上昇、加えて人件費、エネルギーコストといったあらゆるコスト上昇が続いており、今後も各コストの上昇は継続することが想定されるため。

参考サイト
公式サイト 赤城乳業株式会社
2005年 300ml 300円 日本食糧新聞
2006年 リニューアルで290ml 赤城乳業 商品一覧
2012年 275mlに実質値上げ 赤城乳業 商品一覧
2015年 265ml・330円に値上げ 赤城乳業 商品一覧
2019年 350円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2022年 380円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2023年3月 240mlに実質値上げ 赤城乳業 ニュース
2023年9月 400円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2024年9月 420円に値上げ 赤城乳業 ニュース

MILCREA(マルチ)の値上げ解説

チョコレートや抹茶など厚めのコーティングに濃厚なミルククリームを閉じ込めた赤城乳業の「MILCREA(ミルクレア)」。中は生の状態を指す「レア」とMILKを組み合わせた造語なのかな?

MILCREAが発売されたのは2016年と比較的新しい商品ながら、これは商品名などを変更したリニューアルを行ったためであり、前身となる「濃厚旨ミルク」や「旨チョコミルク」まで遡ると2005年発売ということになる。

なので、ここでは2005年発売の旨チョコミルクからの値上げ情報や、役に立たない無駄な知識などを掲載していきます。

2005年に発売された旨チョコミルクの内容量は60ml×5本の計300mlで、価格は税別300円でした。しかし翌2006年には商品名を「濃厚旨ミルク」に変更。その後「旨ミルク」になり現在は「MILCREA」になるなど迷走感満載。

旨チョコミルクから濃厚旨ミルクになりMILCREAへ

MILCREA(ミルクレア)より旨ミルクという商品名に馴染みがある人も多いのではないでしょうか。

で、2006年に「濃厚旨ミルク」にリニューアルしたのを機に、内容量を58ml×5本の計290mlに実質値上げ。2012年にはそれまでの「チョコレート」から「バニラミルク」にレギュラー商品を変更しつつ55ml×5本の計275mlに減らしています。

そして2016年に多くのアイスが値上げしたのに先立ち、2015年に内容量53ml×5本の計265mlへと減量したうえに、価格をそれまでの税別300円から330円に値上げするという容赦ない対応に打って出ます。

2019年、従来の53ml×5本(265ml)から44ml×6本(264ml)へと変更したのに加え、350円に値上げ。

さらに2022年9月380円、2023年3月に40ml×6本の計240mlへとステルス値上げし、6ヶ月後の2023年9月に400円、1年後の2024年9月には420円へ値上げするという容赦のなさ。

2023年3月に行われたステルス値上げの理由(言い訳)がまた素晴らしい。「従来品と比べチョコレート・宇治抹茶アイスの厚さを薄くし、ミルクアイスの厚みをアップして、今までにないね~っちり食感に」だって。

要はチョコレートや抹茶を薄くしてコスト削減を図ったってことね。「より美味しくなった」という極めて曖昧かつ一方的な主観を押し付けて内容量を減らす…これほど消費者を馬鹿にした行為ってなかなかないよね。

2005年の旨チョコミルク発売時に内容量300ml・300円だったものが、2024年には240ml・420円…私の大好きな1gあたりの単価に直すと、2005年発売時が1mlあたり1円で、現在は1mlあたり1.75円。実質75%の値上げと。

またMILCREAには価格や内容量以外にもちょっと気になる点が。

というのも、旨チョコミルクから連綿と受け継がれるコーティング内の濃厚なミルククリーム、旨チョコミルク時代は「乳脂肪分18%」だったんですよね。

それが濃厚旨ミルクへのリニューアルの際に「乳脂肪分17%」になり、旨ミルクへとリニューアルした2014年頃には「乳脂肪分16%」になり、MILCREAの現在は「乳脂肪分15%」へ。

そして現在はミルククリームの乳脂肪分公表すらやめてしまった…「乳脂肪分〇〇%!」と豪語するミルクの濃厚さもミルクレアの売りの一つだったはずなのだが、それをやめたということは…まあそういうことなんだろう。

こういう目に見えないせこいグレードダウン…当然ながら赤城乳業も「乳脂肪分をじわじわ減らしております」なんて言わないわけだから、まさにステルス値上げと言っていいかと。

分厚いチョココーティングのアイスというと、森永製菓のパキシエルを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、まったくの別物。

バキバキ食べる分厚いチョコの中にチョコアイスという構成のパキシエルに対し、ミルクレアは同社のBLACKを思わせる針状結晶特有のシャキシャキ感があるチョコレートアイスに、濃厚なミルククリームを閉じ込めるという仕様。

比べるにはあまりにも性格が違う…と前置きしたうえで、無類のチョコ好きはパキシエル、濃厚ミルク好きはMILCREA選べば間違いない。

ただし、どちらも1本1本が小さく一瞬で腹に収まるから気を付けろ。油断していると、濃厚さを演出する高い乳脂肪分は分厚い脂肪に置き換わるからな。

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