ガリガリ君リッチの値上げ・実質値上げ情報

ガリガリ君リッチの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 赤城乳業株式会社
商品名 ガリガリ君リッチ(棒)
内容量 100ml
参考小売価格 180円(税別)
原材料
(チョコミント)
乳製品、異性化液糖、砂糖、準チョコレート、水あめ、りんご果汁、ミントエキス、ぶどう糖、植物油脂、リキュール/香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(クチナシ、紅花黄)、乳化剤(大豆由来)、カゼインNa、(一部に乳成分・大豆・りんごを含む)
栄養成分
1本(100ml)
エネルギー 134kcal
たんぱく質 2.0g
脂質 5.1g
炭水化物 20.4g
食塩相当量 0.093g
発売日 2006年12月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2006年12月~ 120ml 100円
2007月10月~ 115ml 100円
2008年3月~ 113ml 100円
2008年6月~ 110ml 100円
2012年2月~ 110ml 120円
2016年5月~ 110ml 130円
2016年11月~ 100ml 130円
2019年3月~ 100ml 140円
2023年5月~ 100ml 150円
2023年10月~ 100ml 160円
2024年10月~ 100ml 170円
2025年11月~ 100ml 180円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2007年10月
120ml→115ml
なし
2008年3月
115ml→113ml
なし
2008年6月
113ml→110ml
なし
2012年2月
100円→120円
<バニラバニラチョコクッキー>よりも、中のかき氷部分に“濃厚なバニラクリーム”を40%増量。
2016年5月
120円→130円
世界的な食品需要の変化や物流費・原材料などの需要逼迫と価格高騰に加え、人手不足による人件費高騰が顕著で、自社企業努力でのコスト削減が限界を超えたため。
2016年11月
110ml→100ml
なし
2019年3月
130円→140円
物流費や人手不足による人件費の高騰、原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が続き、自社努力でのコストアップ吸収が極めて困難になったため。
2023年5月
140円→150円
なし
2023年10月
150円→160円
なし
2024年10月
160円→170円
なし
2025年11月
170円→180円
なし

参考サイト
公式サイト 赤城乳業株式会社
2006年 120ml 100円 日本食糧新聞
2007年 115mlに実質値上げ 日本食糧新聞
2008年 113mlに実質値上げ 日本食糧新聞
2008年 110mlに実質値上げ 日本食糧新聞
2012年 120円に値上げ 食@新製品
2016年 130円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2016年 100mlに実質値上げ 赤城乳業 ニュース
2019年 140円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2023年5月 150円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2023年10月 160円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2024年10月 170円に値上げ 赤城乳業 ニュース
2025年11月 180円に値上げ 赤城乳業 ニュース

ガリガリ君リッチ(棒)の値上げ解説

大きさと安さにこだわった通常のガリガリ君ではできない濃厚な味が楽しめる「ガリガリ君リッチ」。レギュラー商品が存在せず、期間限定のフレーバーで新陳代謝を行っている意欲的な商品でもあります。

しかし、期間限定で様々な味を投入しているのをいいことに、通常のガリガリ君とは比べ物にならないほど激しい値上げを繰り返しており、ある意味で赤城乳業の“闇”を感じる商品でもある。とにかくえげつない。

ガリガリ君リッチが登場したのは2006年。ミルク味のアイスの中に生クリームを26%配合した濃厚なミルク氷を入れた「ミルクミルク」が最初であり、内容量120mlに対し価格は税別100円でした。

2006年当時、チョコモナカジャンボやジャイアントコーン、MOWなど、内容量150ml前後で質の高いアイスが軒並み100円だったことを考えると、ガリガリ君リッチが目指したポジションが見えてくる。

翌2007年にも再びミルクミルクを発売するも、内容量は115mlへと減らされる。もちろんこっそりと。

2008年のリニューアルでは内容量をこれまでの115mlから113mlへと減らしつつ、中のバニラ氷も乳脂肪分13%から11%へ。内容量減少に加え、こういったグレードダウンもステルス値上げと言っていいでしょう。

そして同年6月に登場した「チョコチョコ」から内容量は110mlに。チョコチョコ系やミルクミルクは定期的に登場することから、レギュラー商品ではないものの、ガリガリ君リッチの定番フレーバーといえるかと。

その3年以上にわたって110ml・100円を維持するも、2012年2月に登場した「チョコバニラチョコクッキー」から一気に税別120円へと値上げ。

他メーカーの100円アイスは2008年に軒並み120円に値上げしたため、赤城乳業も機をうかがっていたのでしょうね。

2016年には話題となった赤城乳業の“値上げおわびCM”が放映され、通常のガリガリ君は60円から70円に。2016年5月に発売された「青りんごヨーグルト味」からガリガリ君リッチも130円に値上げされました。

追い打ちをかけるように、2016年11月発売の「メロンパン味」で100mlにステルス値上げし、2019年には他メーカーのアイスに合わせるように140円へと値上げ、2023年5月に登場したチョコチョコチョコチップから150円だよ。

それから5か月後となる2023年10月に発売した「ガリガリ君リッチねっとりピーナッツ」で160円へ値上げし、1年後の2024年10月170円、2025年11月発売の「ガリガリ君リッチ 四角チョコパイ」から180円に。

ガリガリ君リッチが発売された当初は、バニラバニラやチョコチョコ、プリンプリンなど、濃厚な味を楽しめる正統派のフレーバーが中心でした。さっぱりした通常のガリガリ君に対し“濃厚さのリッチ”という棲み分けを意識していた印象。

しかし近年は変わり種の味ばかり。

コーンポタージュやナポリタン味、メロンパン味、たまご焼き味は言うに及ばず、黒みつきなこもちや温泉まんじゅう味、レーズンバターサンド味など、当初のコンセプトを忘れネタ要因になりつつある。

「リッチ」を体現したアイスを中心に、たまにネタ的なフレーバーを出すならまだいい。しかし変わり種の味がメインになっている現状は悪ノリが過ぎる。いい大人の悪ノリほど痛々しいものはなかなかない。

それでなくてもガリガリ君リッチは割高だというのに。内容量100mlで180円って森永乳業のパルム(90ml・180円)と大して変わらないレベルよ。

ガリガリ君リッチの開発陣はこういう変わり種のアイスを商品化することを面白いと思っているのかも知れないが、変な味のアイスを年にいくつも作るために開発費を投じ、それを回収するために割高な価格設定にする…自己満商品ここに極まるって感じだな。

ガリガリ君リッチ? 何がリッチなんだか。開発費がリッチという意味か? はたまた、くだらないことに金と時間を存分にかけ、本気で取り組んでいる点を「リッチ(贅沢)」と表現しているのか?

企業にとっても商品開発においても、ある程度の遊び心が必要なのは間違いない。そして変わり種のフレーバーを連発してくるガリガリ君リッチを見て「遊び心がある面白い会社だな」と感じる人も多いことでしょう。

しかしその結果がこの値上げの嵐&割高な価格設定ですよ。赤城乳業のエゴを凝縮した商品という印象しかない。

チョコチョコチョコクッキーやチョコミントがそれなりに美味しいのは確かだが…個人的には内容量たった100mlの氷菓にもかかわらず一般的なパーソナルアイスのフルプライス(180円)を掲げている時点で選択肢には入り得ない。

パルムやMOW、チョコモナカジャンボ、エッセル、爽など、高品質もしくは大容量のアイスがひしめいている180円パーソナルアイスの中からあえてガリガリ君リッチを選ぶ…考えようによってはすごく贅沢な選択なのかもしれない。

小物で貧乏性の私には到底無理な話だな。

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