サクッとマカロンの値上げ・実質値上げ情報
メーカー | カバヤ食品株式会社 |
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商品名 | サクッとマカロン |
内容量 | 80g(8g×10枚) |
参考小売価格 | 200円(税別) |
原材料 | 砂糖、小麦粉、卵白(卵を含む)、アーモンドパウダー、ショートニング、マーガリン、アーモンドペースト、食塩、香辛料/トレハロース、加工でん粉、膨脹剤、乳化剤(大豆由来)、香料(乳・ごま由来)、マリーゴールド色素 |
栄養成分 1枚(8g) |
エネルギー 37.8kcal たんぱく質 0.57g 脂質 1.45g 炭水化物 5.78g 食塩相当量 0.030g |
発売日 | 2011年(ショコラは2016年2月) |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2011年~ | 90g(9g×10枚) | 200円 |
2022年10月~ | 80g(8g×10枚) | 200円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
90g→80g | なし |
参考サイト | |
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公式サイト | カバヤ食品株式会社 |
2011年 90g 200円 | カバヤ食品 おかしカタログ |
2022年 80gに実質値上げ | Amazon |
サクッとマカロンの値上げ解説
カバヤ食品の数少ない正統派クッキーのひとつである「サクッとマカロン」が発売されたのは2011年。当時の内容量は1枚9g×10枚の計90gで、価格は税別200円という設定となっていました。
容赦ないステルス値上げを行う傾向にあるカバヤ食品のことだから、「このサクッとマカロンもガンガン量が減っているんだろうな」と思いきや、現状で値上げやステルス値上げが行われたのは2022年10月の1回のみ。
この時にそれまでの1枚9gから8gへと小さくなり、内容量は計80gに。
そもそもが90g入り200円と割高設定だったこともあり、多少の原材料・エネルギーコスト高程度なら許容できたのでしょう。なにしろ美味しさに定評がある森永のチョコチップクッキーやアーモンドクッキーなどより割高なんだからな。
このサクッとマカロン、ちょっと調べてみると、2008年に発売された「ざっくりクッキー」の後継っぽい商品なんだね。アーモンドパウダーとコーンフレークが特徴的だったざっくりクッキーからコーンフレークを抜いた商品がざっくりクッキー的な。
じっさい、ざっくりクッキーのプレーンが販売終了になったタイミングでサクッとマカロンのプレーンが発売されているしね。
カバヤ食品は2021年まで長いこと「カレーム」という焼き菓子のブランドを展開しており、サクッとマカロンもそのひとつ。小さなメロンパンクッキーも元はカレームブランドだったしね。
このカレームブランドから非常に多くの商品が登場するも、そのほとんどは姿を消し、現存しているのは小さなメロンパンクッキーとサクッとマカロン、そしてカリッとクッキーの3種のみ。
箱入りが多く、また希望小売価格200円ほどだったことから、森永製菓のビスケットシリーズのようなブランドにしたかったのかもしれない。
しかし、森永のビスケットシリーズと違い若干奇をてらった商品が多いうえ、森永のそれより内容量が少ない…そりゃ売れんよ。かくして「カレーム」というブランドは2021年に消滅しましたとさ。
私はこのサイトで取り上げるまでカレームというブランドの存在を知ることはなかった。しかし中には「カレーム好きだった」という奇人…もとい、熱心なカバヤファンの人もいることでしょう。
そんな人は、数少ないカレームの生き残りであるサクッとマカロンやカリッとクッキーを買い支えてあげて。