ドトール コーヒービーンズチョコの値上げ情報

ドトール コーヒービーンズチョコレートの値上げ情報
メーカー カバヤ食品株式会社
商品名 ドトール コーヒービーンズチョコレート
内容量 40g
参考小売価格 140円(税別)
原材料 砂糖、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター、コーヒー豆、乳糖、インスタントコーヒー、デキストリン/乳化剤(大豆由来)、カラメル色素、光沢剤、香料(小麦・卵由来)、糊料(キサンタンガム)
栄養成分
1袋(40g)
エネルギー 223kcal
たんぱく質 2.8g
脂質 15.1g
炭水化物 20.8g
食塩相当量 0.08g
発売日 2010年4月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2010年4月~ 40g 120円
2015年3月~ 42g 130円
2018年3月~ 39g 130円
2022年3月~ 40g 130円
2023年3月~ 40g 140円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
40g→42g
120円→130円
なし
42g→39g なし
39g→40g なし
130円→140円 近年、原材料や包装資材の価格、物流コストの上昇が続いており、合理化・効率化によるコストアップ吸収に努めてきたものの、企業努力のみによる解決が困難な状況になったため。

参考サイト
公式サイト カバヤ食品株式会社
2010年 40g 120円 日本食糧新聞
2015年 42g 130円 カバヤ食品 おかしカタログ
2018年 39gに実質値上げ カバヤ食品 商品情報
2022年 40gに実質値下げ カバヤ食品 商品情報
2023年 140円に値上げ カバヤ食品 ニュースリリース

ドトール コーヒービーンズチョコ値上げ解説

全国に1,000店舗以上展開するドトールコーヒーとカバヤ食品がコラボした「ドトール コーヒービーンズチョコレート」。

ローストしたコーヒー豆をチョコレートでコーティングした商品は国内外に複数存在するものの、カバヤのそれはコーヒーショップとして高い知名度と人気を誇るドトールの豆を使用しているという点が大きな武器…らしい。

2010年4月に発売されたドトール コーヒービーンズチョコレートの当時の内容量は40gで、価格は税別120円。

ドトールのコーヒー豆を丸ごと使用し、かつホワイトチョコレートとミルクチョコレートの2層構造という凝った作りを考えれば妥当な価格か。

2015年、内容量を42gに増やすも価格を10円値上げして130円に。内容量5%増、価格は8.3%値上げだから、完全なる実質値上げ。

2018年には価格を据え置いたまま39gにステルス値上げ…したかと思ったら、2022年に40gへと微増。しかし2023年になると原材料価格の高騰などを理由に140円ほどに値上げしています。

「140円ほど」という曖昧な表現になっているのは、このタイミングで希望小売価格130円から、小売店が自由に価格を決定できるオープン価格に変更したから。

そういった背景もあってか、ネット通販では1個200円近い価格で売られていることも。…それだけのお金出せば、倍以上の量が入ったコーヒービーンズチョコが業務スーパーに売ってるわ、アホらしい。

また、前述したように2022年に39gから40gに増やすという、一見良心的な措置が取られた件、実はここで商品に大きな変更が加えられているんですよね。

ドトール コーヒービーンズチョコレートの変更はステルス値上げ

カバヤ食品が販売するドトール コーヒービーンズチョコレートは、ローストしたコーヒー豆をホワイトチョコとミルクチョコの2層仕立てチョココーティングが特徴となっていました。

しかし2022年に行われたリニューアルでは、ホワイトチョコとミルクチョコをブレンドした1層のチョコレートコーティングに変更。これ、どう考えてもコスト削減=ステルス値上げだよね。1g増やせば消費者が納得するとでも思ったのか?

リニューアル前までは2層コーティングであったことから、チョコレートの溶け具合で味を変えられるという懐の深さがありました。しかし1層になってしまった今、平凡なコーヒービーンズチョコに。

2層のチョコレートコーティングという大きな強みを放棄し、有象無象の仲間入りしてでもこのコストダウンを実施する必要があったのか?

このステルス値上げにがっかりした人も多いだろうな…しかもこの改悪を行ったうえ翌2023年に値上げするというこの企業姿勢、ある意味清々しいわ。

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧