さくさくぱんだ ファミリーパックの値上げ情報
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メーカー | カバヤ食品株式会社 |
商品名 | さくさくぱんだ ファミリーパック |
内容量 | 85g(17g×5袋) |
参考小売価格 | 340円(税別) |
原材料 | 砂糖、小麦粉、植物油脂、全粉乳、ココアバター、カカオマス、マーガリン、ショートニング、鶏卵、乳糖、ホエイパウダー、ココアパウダー、キャラメルパウダー、乾燥全卵、食塩、バター/トレハロース、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、香料 |
栄養成分 1袋(17g) |
エネルギー 94kcal たんぱく質 1.1g 脂質 5.7g 炭水化物 9.8g 食塩相当量 0.07g |
発売日 | 2010年3月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2010年3月~ | 102g(17g×6袋) | 250円 |
2023年3月~ | 85g(17g×5袋) | 250円 |
2024年3月~ | 85g(17g×5袋) | 270円 |
2024年11月~ | 85g(17g×5袋) | 340円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2023年3月 102g→85g |
なし |
2024年3月 250円→270円 |
近年の世界的な需要拡大や原油価格の上昇、人手不足等の影響により、原材料・人件費・物流費等のコストが大幅に上昇。自助努力だけではもはやコストを吸収出来ない厳しい状況に。 |
2024年11月 270円→340円 |
近年の世界的なカカオ原料及び原油価格の上昇、人手不足等の影響により、原材料・人件費・物流費等のコストが大幅に上昇。自助努力だけではもはやコストを吸収出来ない厳しい状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | カバヤ食品株式会社 |
2010年 102g 250円 | カバヤ食品 おかしカタログ |
2023年 85gに実質値上げ | 楽天市場 |
2024年3月 270円に値上げ | カバヤ ニュースリリース |
2024年11月 340円に値上げ | カバヤ ニュースリリース |
さくさくぱんだ ファミリーパックの値上げ解説
カバヤの人気商品である「さくさくぱんだ」の大袋版である「さくさくぱんだ ファミリーパック」が発売されたのは2010年。素のさくさくぱんだが発売されたのは1996年であるため、大袋はかなり遅れての登場ということになります。
さくさくぱんだ ファミリーパックが発売された2010年当初の内容量は17g×6袋の計102gで、価格は税別250円。当時通常のさくさくぱんだが38g入り100円だったことから、妥当な価格設定と思われます。
その後、2016年と2017年に通常のさくさくパンダが内容量を若干増やしつつガッツリ値上げする実質値上げを行っていることから、ファミリーパックも同じ動き…なのかと思いきや、ファミリーパックに変化なし。
2023年3月になって1袋減らし、17g×5袋の計85gにステルス値上げするも、現状ではさくさくぱんだ ファミリーパックの実質値上げはこの1回のみ。元々量が少ないから、さすがにこれ以上は減らせないとの判断なのだろう。
一方、価格に関しては2024年3月に270円、2024年11月には一気に340円へと値上げ。…内容量考えると恐ろしく割高だよね。
さて、ここでゲスな私が気になるのは「通常品とファミリーパック、どっちがお得か?」という点。大手菓子メーカーを中心に大袋の方が割高というケースが非常に多いからね。
通常のさくさくぱんだの内容量は47gで参考小売価格は税別220円なので、1gあたりの単価は4.68円。一方のファミリーパックは85g入り340円なので、1g当たりの単価は4円ちょうど。
意外にもファミリーパックの方がお得。通常品に比べ値上げや実質値上げを抑えていることが大きな要因か。
だからといってさくさくぱんだ ファミリーパックが良心的な商品ということにはならない。なぜなら、前述したようにさくさくパンダ自体がかなりの割高商品だから。
鉄板であるチョコレートのビスケットの組み合わせはそりゃ美味しいさ。しかしあまりにも割高であるため、通常のさくさくぱんだ同様、パンダの意匠にこだわりがないなら「アルフォートやチョコ&コーヒービスケットで十分じゃね?」となる。
…別にブルボンの回し者ってわけじゃないぞ。