アツギリ贅沢ポテトの値上げ・実質値上げ情報
メーカー | ヤマザキビスケット株式会社 |
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商品名 | アツギリ贅沢ポテト |
内容量 | 55g |
参考小売価格 | 135円(税別) |
原材料 (しお味) |
馬鈴薯(国産)(遺伝子組換えでない)、植物油脂、岩塩シーズニング(ぶどう糖、食塩(フランス産岩塩90%)、砂糖、チキンブイヨンパウダー、粉末油脂、香辛料、マッシュルームエキスパウダー、たん白加水分解物、ホタテエキスパウダー、昆布エキスパウダー、酵母エキスパウダー)/調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料、甘味料(スクラロース)、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
栄養成分 1袋(55g) |
エネルギー 298kcal たんぱく質 3.2g 脂質 17.4g 炭水化物 32.1g 食塩相当量 0.7g |
発売日 | 2017年8月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2016年10月~ | 60g | 120円 |
2017年8月~ | 60g | 115円 |
2022年9月~ | 55g | 115円 |
2023年3月~ | 55g | 135円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
120円→115円 | リニューアル |
60g→55g | なし |
115円→135円 | 近年、原材料価格の上昇は依然として著しく、主原料であるポテトフレーク・油脂類なども高騰。企業経営に深刻かつ多大な影響を及ぼしており、企業努力によるコスト吸収が限界に達したため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | ヤマザキビスケット株式会社 |
2016年 60g 120円 | せっかくだからお菓子を食べたらブログ2 |
2017年 60g 115円 | 日本食糧新聞 |
2022年 55gに実質値上げ | もぐナビ |
2023年 135円に値上げ | ヤマザキビスケット ニュースリリース |
アツギリ贅沢ポテトの値上げ解説
ヤマザキビスケットのポテトチップスといえば「チップスター」しか思い浮かばない人が大多数と思われます。しかしそれだけじゃないの。“じゃないほう”の「アツギリ贅沢ポテト」ってのが存在するのです。
ギザギザにカットしたポテトチップスは厚切りなのが一般的となっておりますが、ヤマザキビスケットのアツギリ贅沢ポテトは一般的なギザギザ系ポテトチップスの中でも特に厚切りなのが特徴。
そんなアツギリ贅沢ポテトが発売されたのは2016年10月。この時は試験的な期間限定販売だったのか、その後一度販売を終了しています。
この時の内容量は60g、価格は税別120円だった模様。
翌2017年にレギュラー商品として発売された際は115円だったことから「2016年の発売時も115円だったのかも…」と調べてみた結果、2016年の発売時はセブンイレブンやデイリーヤマザキで税込129円で売られていた。つまり税別120円と。
このように、2017年の正式発売の際は60g入り115円と若干値下げ。
その当時、ギザギザポテトの代表格であるカルビーの「ポテトチップスギザギザ」が60g入り税別120円だったことから、少しだけ安い価格設定にしたのかもしれない。後発なんだから当然の対応とも言える。
ちなみに、期間限定など特別なフレーバーに関しては55g入りと若干少なくなっていました。まあよくある話だが。
ヤマザキナビスコからヤマザキビスケットに移行し厚切りポテトに殴り込みをかけるも状況は芳しくなく知名度はいまいち。そんな背景もあってか発売からしばらくは60g入り115円を貫くも、2022年にこっそり55gにステルス値上げ。
翌2023年には一気に20円値上げして135円。とはいえ、カルビーや湖池屋などポテトチップス大手がガンガン値上げしていることもあり、相対的に見れば55g入り135円という価格設定は決して高くない。
あくまでも相対的…というだけで、お菓子として見れば安くないけどね。
そもそもヤマザキビスケットってチップスターに関しては成功したものの、普通のポテトチップスの印象はないんだよね。カルビーや湖池屋のようなブランド力がないんだから、安めにしないとそりゃ売れんわ。
でもね、実はヤマザキナビスコの時代から細々と作っていたんだよね、ポテトチップスを。
ヤマザキビスケットの沿革を見てみると、1985年にポテトチップを発売したと記載されているし、2000年代半ばにはこんなん販売してた。
ド定番の「しお」「コンソメ」「のりしお」というラインナップにヤマザキナビスコのマークが新鮮だわ。でも味がド定番すぎて、「これらの味のポテチ買うならカルビーか湖池屋買うわ」ってなるよね。
当然ながら普通のポテトチップスは販売終了。でも成型ポテトチップスNO.1メーカーとして“ポテトチップスの夢”は捨てきれないのかもなぁ…で、厚切りポテトチップスに活路を見出したと。
でも鳴かず飛ばず…カルビーと湖池屋の壁は厚いね。