ルヴァンプライムLの値上げ・実質値上げ情報

ルヴァンプライムLの値上げ・実質値上げ情報
メーカー ヤマザキビスケット株式会社
商品名 ルヴァンプライムL
内容量 75枚(25枚<86.2g>×3パック)
参考小売価格 300円(税別)
原材料 小麦粉、加工油脂、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、食塩、モルトエキス、発酵種/膨脹剤
栄養成分
1パック(86.2g)
エネルギー 436kcal
たんぱく質 5.6g
脂質 22.0g
炭水化物 54.7g
食塩相当量 1.3g
発売日 2017年12月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2017年12月~ 75枚(258g) 300円
2021年頃~ 75枚(258.6g) 300円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
258g→258.6g なし

参考サイト
公式サイト ヤマザキビスケット株式会社
2017年 258g 300円 PR TIMES

ルヴァンプライムLの値上げ解説

長らくリッツやオレオを製造・販売してきた「ヤマザキナビスコ」。リッツなどのブランドを保有するモンデリーズとのライセンス終了に伴い社名を「ヤマザキビスケット」に改称し、同時に送り出した新たなブランド「ルヴァン」。

しかしモンデリーズとの取り決めによりライセンス契約終了から1年3か月は類似品を販売することはできなかったらしく、当時のルヴァンは青いパッケージに四角い形状など、少なくとも見た目に関してはリッツとは似ても似つかなかった。

その状況が一変したのは2017年12月。

モンデリーズとの取り決めの期間が過ぎ、ヤマザキビスケットがリッツもろ被りの商品をリリース。それが「ルヴァンプライム」。

リッツ同様小箱と大箱が用意され、大箱であるルヴァンプライムLの発売当時の内容量は1パック25枚(86g)×3パックの計75枚(258g)、価格は税別300円でした。

特にアナウンスはないものの、2021年~2022年頃に1パックあたりの重量が0.2g増え86.2gに。3パック計0.6gの増量とはいえ、300円という価格は据え置きだったことから、厳密には「実質値下げ」と言えるのかもしれない。

ルヴァンプライムLの内容量増えた?

…まあ誤差の範囲内だよなぁ…

私が調べる限りその後現在に至るまで内容量や価格に変更はないようですが、2023年7月に小箱である「ルヴァンプライムS」はそれまでの税別160円から170円に値上げしているんですよね。

.

あくまでも“出荷価格”の値上げであるため、この170円というのは参考小売価格。

ただ、ヤマザキビスケットの発表では「『ルヴァンプライムS』『ルヴァン全粒粉クラッカーS』などクラッカー製品8品」と曖昧であるため、もしかしたらルヴァンプライムLの出荷価格も値上げされた可能性も。

現状では相変わらず「税別300円」を標榜するショップが多いことから「値上げしていない」と判断していますが、各小売店の今後の値付け次第では修正するかも。

ルヴァンプライムはどう考えても“ヤマザキビスケット版リッツ”であるため、同じ枚数・価格の「リッツ クラッカーL」と比較したくなる。しかし“元祖リッツもどき”であるルヴァン全粒粉クラッカーLの存在も忘れてはならないぞ。

私のような底辺で蠢く人間ともなると「どれがコスパに優れるか」が最重要となる。なのでこの似たもの同士3品を比較してみよう。

ルヴァンプライムL リッツ クラッカーL リッツ クラッカーS
内容量 75枚(258.6g) 75枚(247g) 75枚(232.5g)
エネルギー 1,308kcal 1,275kcal 1,080kcal
たんぱく質 16.8g 18.8g 20.4g
脂質 66.0g 60.0g 40.8g
炭水化物 164.1g 166.3g 162.3g
食塩相当量 3.9g 3.8g 2.7g
参考小売価格 300円 300円 300円

価格はすべて税別300円。内容量的にはヤマザキビスケットのルヴァンプライムLが最も多く、リッツ クラッカーLが若干少ない状況。ルヴァン全粒粉クラッカーLはさらに少ないため、同じ値段で売られているならルヴァンプライムLがお得。

しかもモンデリーズ・ジャパンがリッツを製造・販売するようになってから製造国がインドネシアになったため、国産のルヴァンシリーズは安心感という観点からもアドバンテージがある。

余談だが、現在「ルヴァン全粒粉クラッカー」という商品名で売られている青箱ルヴァン、2022年のリニューアル前まではルヴァンプライムLを圧倒する292.5g入りだったんですよね。

なので、有名どころのクラッカーといえば青箱ルヴァンがお決まりだった貧乏人の私。でも2022年のリニューアルで豪快に減ってしまってからルヴァンとはご無沙汰だよ。全粒粉推しとかいらんから量戻せや。

赤箱のルヴァンプライムLは発売から量も価格も維持している良心的な商品ながら、かつての青箱の内容量を知っている身としてはあまりお得な印象がないのも確かなんだよねぇ…

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