ルヴァンプライムSの値上げ・実質値上げ情報
メーカー | ヤマザキビスケット株式会社 |
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商品名 | ルヴァンプライムS |
内容量 | 39枚(13枚<44.8g>×3パック) |
参考小売価格 | 170円(税別) |
原材料 | 小麦粉、加工油脂、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、食塩、モルトエキス、発酵種/膨脹剤 |
栄養成分 1パック(44.8g) |
エネルギー 227kcal たんぱく質 2.9g 脂質 11.4g 炭水化物 28.4g 食塩相当量 0.7g |
発売日 | 2017年12月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2017年12月~ | 39枚(132g) | 160円 |
2021年頃~ | 39枚(134.4g) | 160円 |
2023年7月~ | 39枚(134.4g) | 170円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
132g→134.4g | なし |
160円→170円 | 近年、原材料価格、原油価格、物流費等の上昇は依然として著しく、企業経営に深刻かつ多大な影響を及ぼしており、品質を維持しながらコストアップを吸収することが限界に達したため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | ヤマザキビスケット株式会社 |
2017年 132g 160円 | PR TIMES |
2023年 170円に値上げ | ヤマザキビスケット ニュースリリース |
ルヴァンプライムSの値上げ解説
ナビスコブランドを保有するモンデリーズとのライセンス契約が終了し、ヤマザキナビスコが「ヤマザキビスケット」に社名変更したのと同時に“ヤマザキビスケット版リッツ”として発売したのが青箱の「ルヴァン」です。
契約終了から1年3か月間はナビスコブランド商品を模した菓子類を販売してはならないという取り決めがあったらしく、「ルヴァン」はリッツとは真逆ともいえる青いパッケージ、四角い形状、全粒粉使用という“リッツとはかけ離れた姿”で登場。
それから1年3か月、モンデリーズとの取り決めの期間が終わりを告げ、ヤマザキビスケットが2017年12月に満を持して送り出したヤマザキビスケット版リッツの大本命…それが「ルヴァンプライム」であることは誰の目にも明らかでしょう。
…そういや、同じような名前で、青いジャケットから赤いジャケットに変わって人気に火が付いた大泥棒がいたな。
そんな紆余曲折を経て登場したルヴァン三世…もといルヴァンプライムの小箱「ルヴァンプライムS」、2017年12月登場時の内容量は1パック13枚(44g)×3パックの計39枚(132g)で、価格は税別160円となっていました。
ヤマザキビスケットに変わってリッツを販売するモンデリーズ・ジャパンとのシェア争いを意識したためなのか、発売以降他社が値上げや実質値上げを行う状況においても、ルヴァンプライムSは規格・価格を維持。
それどころか2021年~2022年頃には1パックの重量がひっそりと44.8gに増える。
これにより全体の内容量は132gから134.4gに増量となるわけだが、1パック25枚×3パックの「ルヴァンプライムL」は1パックあたり0.2gしか増えなかった不思議。
全く同じ形状・重量のクラッカーを使用しているにもかかわらず、13枚入りの「S」が1パックあたり0.8g増えたのに、25枚入りの「L」は0.2gしか増えていない…
なぜこんな現象が起きているのか調べてみると、そもそもルヴァンプライムSの1パック44gというのは、小数点以下を切り捨てたグラム表示だったっぽいんですよね。
0.2g増えて86.2gになったルヴァンプライムLの1枚あたりの重量は単純計算で3.448g。それにルヴァンプライムSの13枚をかけると44.824g…
ルヴァンプライムSおよびLは「増量した」というよりは、商品精度の向上などにより内容量表記をより厳密化しただけなのかもしれない。でも脂質や炭水化物が若干増えているから、一応「微増」となるのかな?
そんなどうでもいい情報はさておき、発売から値上げやステルス値上げを行わずにきたルヴァンプライムSでしたが、2022年頃から始まった急激な物価上昇などを背景に、2023年7月になって170円に値上げしています。
若干値上げしたとはいえ、内容量激減&値上げのルヴァン全粒粉クラッカーに比べればかなり良心的な対応といえるのではないでしょうか。
で、気になるナビスコ「リッツ」の小箱「クラッカーS」と色々比較してみると…
内容量 | 39枚(134.4g) | 39枚(128g) |
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エネルギー | 681kcal | 663kcal |
たんぱく質 | 8.7g | 9.75g |
脂質 | 34.2g | 31.2g |
炭水化物 | 85.2g | 86.45g |
食塩相当量 | 2.1g | 1.95g |
参考小売価格 | 170円 | 190円 |
クラッカーの形はほぼ一緒、枚数も13枚×3パックの計39枚で同一ながら、重量はルヴァンプライムSの方が若干重く、参考小売価格的にはルヴァンプライムSの方がちょっと安い。
そう、コスパ的にはルヴァンプライムSの方が優れるのだ。表面上はな。
ただ、私が色々なスーパーやディスカウントストアを巡る中での肌感覚としては「リッツの方が安売りしていることが多いな」という印象。2023年7月にリッツが190円ほどに値上げしてこの状況がどうなるか?
味や食感の違いに関しては正直分からん。
ルヴァンプライムとリッツを両方買ってリアルタイムに食べ比べてみれば若干の違いはあるのだろうが、個別に買って食べた程度で違いが分かるほど敏感な舌は持ち合わせていないのだ。
味や食感に大差ないし、どっちも美味しいことに間違いはないのだから、「安い方を買っときゃいいわ」という結論になるよね。同じ値段だったら若干量が多いルヴァンプライムS買っとけ。日本製だし。