ビエネッタカップの値上げ情報

ビエネッタカップの値上げ情報
メーカー 森永乳業株式会社
商品名 ビエネッタカップバニラ
内容量 184ml
参考小売価格 180円(税別)
原材料
(バニラ)
乳製品、砂糖、チョコレート、卵黄、水あめ、洋酒/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、カロテン色素、(一部に卵・乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1カップ(184ml)
エネルギー 248kcal
たんぱく質 3.6g
脂質 16.3g
炭水化物 21.8g
食塩相当量 0.08g
発売日 2011年4月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2011年4月~ 184ml 120円
2014年11月~ 184ml 150円
2016年頃~ 184ml 160円
2019年3月~ 184ml 180円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
120円→150円 バニラアイスには北海道産マスカルポーネを使用し、よりコクのある味わいに仕上げた。
150円→160円 なし
160円→180円 物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。

参考サイト
公式サイト 森永乳業株式会社
2011年 184ml 120円 森永乳業 商品情報
2014年 150円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース
2017年 160円 森永乳業 商品情報
2019年 180円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース

ビエネッタカップの値上げ解説

昭和の香り漂う高級アイスといえば「ビエネッタ」を思い浮かべる人も多いと思います。ビエネッタといえば美しく波打ったアイスが幾重にも重なっている、四角くて巨大なアイス…ばかりではなく、現在は1人用のカップも存在しています。

箱入り530mlの巨大かつ重厚なビエネッタと違い、プラスチックのカップに詰め込まれたビエネッタカップは幾分安っぽい。しかしビエネッタの名を冠しているだけあって高級路線…かというと、そうでもない。

ビエネッタカップが発売されたのは2011年。内容量184mlに対し価格は税別120円と、いたって一般的な価格帯のアイスで。その当時、同じ森永乳業のMOW(モウ)が150ml入り120円だったことを考えると、ビエネッタカップはむしろ安い。

その大きな理由は、本家ビエネッタが乳脂肪分を8.0%以上使用した「種類別アイスクリーム」だったのに対し、ビエネッタカップは乳脂肪分3.0%以上の「種類別アイスミルク」だったからと推測されます。ちなみにモウ(バニラ)はアイスクリーム。

ただ、種類別アイスミルクでバニラとチョコの2種類のアイスとチョコレートを使用しながら、当時内容量200ml120円の明治エッセルスーパーカップや、190ml120円のロッテ爽とほぼ同じ内容量と価格で販売していたというのは素直に感心する。

連中は安価なラクトアイスであるうえに、形状に一切の工夫もないからな。

しかし、さすがに安すぎると感じたのか、2014年になって一気に150円に値上げ。120円のアイスをいきなり150円って結構な値上げよね。

その理由として、北海道産のマスカルポーネを使用している点をメーカーは強調しているが、値上げされたタイミングで発売された<バニラ>は乳脂肪分9.0%使用した種類別アイスクリーム。やっとビエネッタの名に恥じない質になった。

その後2016年頃に160円に値上げされ、2019年には180円へ。

140円のスーパーカップや爽に比べれば高くはなったものの、1mlあたりの単価は140ml140円のモウとほぼ同じ。本家の箱入りビエネッタが530ml550円なので、ビエネッタカップは若干ながら割安になっています。

ただし、ビエネッタカップの中で種類別アイスクリームなのはバニラのみ。本家箱入りビエネッタはどのフレーバーもアイスクリームだし、バニラの乳脂肪分もビエネッタよりやや多い10.0%。

手軽にビエネッタを食べたいのであればカップがおすすめですが、ビエネッタ本来の雰囲気を味わいたいのであれば箱入りを選びたいところ。

発売時の120円から現在は180円と50%にのぼる大幅な値上げによって、かつてのコストパフォーマンスの高さは鳴りを潜めてしまったビエネッタカップ。それでもモウと同じレベルなので特段高いわけでもない。

ビエネッタといえば子供心に「特別なアイスクリーム」という印象が強かった。しかし、クソ高いハーゲンダッツの登場や、質の高い様々なアイスが出てきたことにより、ビエネッタは“普通のアイス”になってしまった。

カップを出すにしても、高級感のある紙のパックにしてほしかったというのが本音だが…ビエネッタにまとわりつく「昭和の高級アイス」という印象を払拭するため、あえて庶民っぽさを演出したかったのかもしれない。

昔のビエネッタの特別感を知っている身としては複雑な心境ではある。

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