味わいソフトの値上げ・ステルス値上げ情報

味わいソフトの値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー 森永乳業株式会社
商品名 味わいソフト(旧大盛ソフト)
内容量 160ml
参考小売価格 オープン価格
原材料
(バニラ)
乳製品、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、コーン、植物油脂、水あめ、食塩、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、アナトー色素、カロチン色素、(原材料の一部に小麦を含む)
栄養成分
1個(160ml)
エネルギー 170kcal
たんぱく質 3.0g
脂質 8.0g
炭水化物 21.5g
食塩相当量 0.21g
発売日 不明

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2001年時点 160ml 100円
2011年4月頃 160ml オープン価格

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
100円→オープン価格 なし
ラクトアイス化 なし

味わいソフト、種類別アイスミルクからラクトアイスへ

参考サイト
公式サイト 森永乳業株式会社
2001年 160ml 100円(大盛ソフト) 森永乳業 商品紹介
2011年 オープン価格化 森永乳業 商品情報

味わいソフトの値上げ解説

比較的歴史が長いにもかかわらず、半分空気のような扱いを受けている森永乳業の「味わいソフト」。かつてはエスキモーブランドから「大盛ソフト」の名で販売されていましたが、2000年代前半に現在の味わいソフトに名称変更しています。

大盛ソフトから味わいソフトへ

なんで空気かって? 森永乳業のアイスクリームのヒストリーを見ても大盛ソフトや味わいソフトの発売には一切触れられておらず、また、リニューアルや新しいフレーバーの発売などもほとんど行われていないから。

親から見捨てられた可哀相な子供みたい…(涙)

直近20年ほどの間で味わいソフトの大きな変更といえば、2014年にそれまでの税別100円からオープン価格に変更されたことがひとつ。

他の1個売りアイスの多くが2008年に120円に値上げされる中、味わいソフトは100円を貫いていましたが、このオープン価格化が事実上値上げした格好。

その後他のアイスが130円、140円と値上げされても、オープン価格である味わいソフトは表面上変化なし。しかし出荷価格や卸売価格は高くなっている可能性大でしょう。味わいソフトだけ安いという状況はちょっと考えられない。

パルムやピノ、MOWといった主要な140円アイスほどではないにしろ、想定小売価格100円ということありえないだろう。せいぜい120~130円くらいか。このあたりは実際に店舗に出向いて調べてこよう。

一方で内容量に関しては一貫して160mlとなっています。もう変更するのも面倒くさいんだろうな。放置プレイも甚だしい。

しかし、内容量を減らさない代わりに、以前は乳脂肪分を3.0%以上使用する「種類別アイスミルク」だったものが、いつの間にか植物性脂肪分しか使用しない「種類別ラクトアイス」にグレードダウンしている。

少なくとも2012年頃まではアイスミルクだったことを確認。そして2016年頃にはラクトアイスになっている。この間にコスト削減が行われたのだろう。これも実質値上げといって差し支えないかと。

この味わいソフト、極めて平凡なソフトクリーム型アイスで、名前とは裏腹に味わい深さは皆無に等しい。濃厚さやコクに乏しいバニラやチョコアイスに、しなしなのコーン…絵に書いたような窓際社員。

時代に取り残された感のある味わいソフトを食べるくらいなら、内容量150mlで種類別アイスクリームのバニラモナカジャンボや、種類別アイスミルクの割に濃厚な味わいとサックサクのコーンが特徴のジャイアントコーンのほうが良いのでは…

ま、人は時にチープな味を求めるもの。普段からハーゲンダッツやパルムといった濃厚なアイスを食べ慣れている人にとって、たまに食べる味わいソフトの“ジャンク感”はある意味新鮮かと。

ちなみに私はどっちもいける口。濃厚かつコク深いアイスは確かに美味しいけれど、あっさりしたラクトアイスでも十分満足できる。ラーメン屋のラーメン、カップラーメンどちらにも別の美味しさが存在するのと同様に。

だからといってラクトアイスにグレードダウンした味わいソフトを擁護するつもりは毛頭ない。ラクトアイスを叩くつもりはないが、こっそりとグレードダウンするあたりに嫌悪感を覚える。

味わいソフトの良い点は2つ。価格が安いことと、内容量のわりにカロリーが低いこと。バニラモナカジャンボが150mlで260kcalほどあることを考えると、味わいソフトの160mlで170kcalは驚異的。

カロリーを気にしてるけど甘いアイスを食べたい人、昔ながらのチープなソフトクリーム風アイスを安価に食べたい人は購入を検討してもいいかも。一方、そういった特殊な事情がない限り価値を見出すのは難しい…そんな商品。

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