明治 宇治金時の値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー | 株式会社 明治 |
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商品名 | 明治 宇治金時 |
内容量 | 65ml×6本 |
参考小売価格 | 420円(税別) |
原材料 | ぶどう糖果糖液糖、砂糖、あん、乳製品、植物油脂、まっ茶、食塩/安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、香料、pH調整剤、着色料(V.B2、カロチノイド)、(一部に乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1本(65ml) |
エネルギー 97kcal たんぱく質 1.5g 脂質 2.2g 炭水化物 17.9g 食塩相当量 0.049g |
発売日 | 1986年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
1986年~ | 6本 | 300円 |
1998年時点 | 75ml×6本 | 300円 |
不明 | 70ml×6本 | 300円 |
2008年頃~ | 65ml×6本 | 300円 |
2015年3月~ | 65ml×6本 | 330円 |
2019年3月~ | 65ml×6本 | 350円 |
2022年6月~ | 65ml×6本 | 380円 |
2023年3月~ | 65ml×6本 | 400円 |
2024年9月~ | 65ml×6本 | 420円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
450ml→420ml | なし |
2008年頃 420ml→390ml |
なし |
2015年3月 300円→330円 |
乳原料や植物性油脂、エネルギーコストなどの価格が高騰しており、企業努力の範囲内では吸収できない状況となったため。 |
2019年3月 330円→350円 |
人件費や物流費の上昇、原材料価格の高騰により、現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため。 |
2022年6月 350円→380円 |
世界的な需要拡大や生産地の天候不順などの影響により原材料価格が上昇。またエネルギーコストなど諸経費も高止まりし、現状の価格や内容量による販売の継続が難しい状況となったため。 |
2023年3月 380円→400円 |
世界的な需要拡大により海外乳原料、油脂といった原材料価格が上昇。さらに原油価格高騰による物流費コストや包装材価格も上昇しており、現状の価格による販売の継続が難しい状況に。 |
2024年9月 400円→420円 |
世界的な需要拡大などの影響により多くの原材料について高止まりの状態が続き、原油価格高騰による物流コストや包装材価格も上昇。加えてエネルギーコストなども高止まりしているため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社 明治 |
1986年 6本 300円 | 発売時商品画像 |
1998年 450ml 300円 | 日本食量新聞 |
420ml 300円の情報 | もぐナビ |
2015年 330円に値上げ | 明治 プレスリリース |
2019年 350円に値上げ | 明治 プレスリリース |
2022年 380円に値上げ | 明治 プレスリリース |
2023年 400円に値上げ | 明治 プレスリリース |
2024年 420円に値上げ | 明治 プレスリリース |
明治 宇治金時の値上げ解説
抹茶あすきの氷菓と練乳をミルクアイスで包んだ「明治 宇治金時」。「あずきと抹茶、練乳の組み合わせって鉄板だよね」と感じさせてくれる逸品といえます。
1986年の発売時の詳細な内容量は不明ながら、6本入りで300円だったことは確認。1998年時点で75ml×6本入り、税別300円となっていました。
その後時期は不明ながら70ml×6本に実質値上げされ、2008年頃には現在と同じ65ml×6本へとさらなる内容量減を実施。「昔に比べて1本1本が小さくなったな~」と感じているあなた、その感覚は間違っていませんよ。
価格面においても2015年に330円、2019年には350円に値上げされています。まあこのあたりは大手メーカー製マルチパックアイスのほとんどが同じ動きなので致し方ない部分もあるかと。
…なんて許容の姿勢を我々消費者が見せようものなら、連中は調子に乗ってさらなる値上げやステルス値上げに踏み切りやがるけどな。
事実、2022年6月に30円値上げして380円、2023年3月400円、2024年9月には420円に。ここまで高くなってしまうと、さすがにもう買うことはないかも。
ただ、ステルス値上げや値上げが行われたとはいえ、あずき抹茶のシャーベットに練乳、ミルクアイスコーティングという凝った内容で390ml入り実勢価格250~300円くらいならそれほど悪くない…のか? 特売なら200円ほどになることもあるしね。
練乳にあまり馴染みがない私としては、ロッテ「とろ~り練乳三昧」のような練乳メインのアイスはあえて食べる気にはならないが、この宇治金時はたまに無性に食べたくなる時がある。実際、年に1、2回は食べている気がする。
んが、“超類似品”ともいえるロッテの「とろ~りれん乳三昧 宇治金時」も存在しており、たまに買って食べていたのが明治の宇治金時なのか、ロッテのとろ~りれん乳三昧 宇治金時なのか定かではない。
この2つ、現在は明治が420円に値上げする一方ロッテは価格を据え置いているため20円の価格差がある。もしかしたらロッテのとろ~りれん乳三昧 宇治金時は販売終了になった可能性もあるが…
ま、それはさておき2023年2月まで税別380円という価格もさることながら、内容量も65ml×6本で同一でした。
「たまたま偶然そっくりな形・規格になりました」なんてありえないレベル。どっちがパクったのかについてはあえて明言を避けるが。
私が食べていたのはどっちなんだろう…あずき抹茶の氷菓の中に練乳は入っていなかった気がするから明治の宇治金時かな?
内容量を減らされ、値上げもされコストパフォーマンスは確実に悪化したものの、それでも十分魅力的なパッケージといえる明治 宇治金時。今年もまた無性に食べたくなる時が来るのだろう。