ストロベリーチョコレートアイスコーン値上げ情報
メーカー | 株式会社 明治 |
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商品名 | 明治 ストロベリーチョコレートアイスコーン |
内容量 | 36ml×6本 |
参考小売価格 | 450円(税別) |
原材料 | コーン、チョコレート、砂糖、水あめ、乳製品、ストロベリーソース、植物油脂、いちご果汁、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、酸味料、着色料(カロチノイド、ビートレッド)、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1本(36ml) |
エネルギー 131kcal たんぱく質 1.6g 脂質 6.9g 炭水化物 15.6g 食塩相当量 0.035g |
発売日 | 2010年9月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2010年9月~ | 36ml×6本 | 380円 (オープン価格) |
2019年9月~ | 36ml×6本 | 450円 |
2021年~ | 販売終了 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
380円→450円 | なし |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社 明治 |
2010年 216ml 380円 | 明治乳業 プレスリリース |
2019年 450円に値上げ | 日本食量新聞 |
ストロベリーチョコレートアイスコーン値上げ解説
明治 ストロベリーチョコレートの技術を使用したアイスを香ばしいコーンで包んだ、その名も「明治 ストロベリーチョコレートアイスコーン」。いちごの果肉や果汁を使用しているのが大きな売りとなっています。
ストロベリーチョコレートアイスコーンは2010年に始めて発売され、当時の内容量は36ml×6本の計216ml、価格は税別380円でした。
しかし、もともと期間限定を想定していたのか、売り上げが芳しくなかったのかは分からないが、2011年頃にはすでに販売終了。その後数年間再販されることはなかったため「単発で終わった商品」という印象。
しかし2019年になって突如として復活。内容量こそ36ml×6本と変わらなかったものの、価格は姉妹品であるストロベリーチョコレートアイスバーと同じ450円に。
内容量440ml価格380円から282ml450円へと、鬼畜な値上げを行ったストロベリーチョコレートアイスバーに比べれば、内容量を維持したストロベリーチョコレートアイスコーンは良心的…かというと、決してそんなこともない。
だってストロベリーチョコレートアイスコーンは内容量216mlに対し希望小売価格は450円よ? 実売価格は300円前後くらい。
値段に見合った質を提供していれば納得もできるが、規格は植物性脂肪分しか使用していない種類別ラクトアイス。パルムのように種類別アイスクリームで濃厚なストロベリーアイスが楽しめるわけではない。
同じような商品としてクラシエフーズの「ヨーロピアンシュガーコーン Wストロベリー」がある。あちらは内容量56ml×5個の計280ml、希望小売価格は税別350円だ。
単純なチョコレートの量は明治 ストロベリーチョコレートアイスコーンに軍配が上がり、いちごの果肉を使用しているという点も魅力的ではある。
しかし、明治 ストロベリーチョコレートアイスコーンが「いちご果肉・果汁5%」なのに対し、ヨーロピアンシュガーコーン Wストロベリーは「果汁9%」で、コーンもストロベリー味にするなど凝っている。
で、明治のストロベリーチョコレートアイスコーンは216ml450円。ヨーロピアンシュガーコーン Wストロベリーは280ml350円。なんなんだろうね、この差は。
明治の中でも屈指の人気商品であるストロベリーチョコレートやアーモンドチョコレートのブランドを使用しているという驕りや、クソみたいなプライドが垣間見える。同シリーズのアイスはとにかく高いのだ。
まあ、実際ヨーロピアンシュガーコーン Wストロベリーのほうが圧倒的に売れているけどね。大したことないブランドに異常な付加価値を押し付ける商品をホイホイ購入するほど消費者はバカではない。
こんなしょぼい内容量に450円という値札をぶら下げるのであれば、せめて中身のアイスを種類別アイスクリームにしたらどうだ?
…と、そんなことを感じていたら2021年3月頃に販売終了になっていた。割高感があることから販売に苦戦していたんだろうね、きっと。