明治 うずまきソフトの値上げ・実質値上げ情報

明治 うずまきソフトの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 株式会社 明治
商品名 明治 うずまきソフト<バニラ、チョコ、バニラ&チョコ>
内容量 70ml×3種×各2個
参考小売価格 420円(税別)
原材料
(バニラ)
砂糖、植物油脂、乳製品、水あめ、コーン、食塩/加工デンプン、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、着色料(カロチノイド、V.B2)、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1個(70ml)
エネルギー 82kcal
たんぱく質 1.3g
脂質 4.2g
炭水化物 9.7g
食塩相当量 0.069g
発売日 1996年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
1996年~ 75ml×6個 300円
2005年~ 75ml×7個 300円
2008年3月~ 75ml×6個 300円
2013年~ 70ml×6個 300円
2015年3月~ 70ml×6個 330円
2019年3月~ 70ml×6個 350円
2022年6月~ 70ml×6個 380円
2023年3月~ 70ml×6個 400円
2024年9月~ 70ml×6個 420円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2005年
450ml→525ml
なし
2008年3月
525ml→450ml
中国、インドなど新興国における食糧需要の拡大や原油価格の高騰などによる海外乳製品や油脂、包装資材等の価格高騰に対し、企業努力の範囲内では吸収できないため。
2013年
450ml→420ml
なし
2015年3月
300円→330円
乳原料や植物性油脂、エネルギーコストなどの価格が高騰しており、企業努力の範囲内では吸収できない状況となったため。
2019年3月
330円→350円
人件費や物流費の上昇、原材料価格の高騰により、現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため。
2022年6月
350円→380円
世界的な需要拡大や生産地の天候不順などの影響により原材料価格が上昇。またエネルギーコストなど諸経費も高止まりし、現状の価格や内容量による販売の継続が難しい状況となったため。
2023年3月
380円→400円
世界的な需要拡大により海外乳原料、油脂といった原材料価格が上昇。さらに原油価格高騰による物流費コストや包装材価格も上昇しており、現状の価格による販売の継続が難しい状況に。
2024年9月
400円→420円
世界的な需要拡大などの影響により多くの原材料について高止まりの状態が続き、原油価格高騰による物流コストや包装材価格も上昇。加えてエネルギーコストなども高止まりしているため。

参考サイト
公式サイト 株式会社 明治
2003年 450ml 300円 明治乳業 商品紹介
2005年 525mlに増量 明治乳業 商品カタログ
2008年 450mlに実質値上げ 明治乳業 プレスリリース
2013年 420mlに実質値上げ 明治 商品情報
2015年 330円に値上げ 明治 プレスリリース
2019年 350円に値上げ 明治 プレスリリース
2022年 380円に値上げ 明治 プレスリリース
2023年 400円に値上げ 明治 プレスリリース
2024年 420円に値上げ 明治 プレスリリース

明治 うずまきソフトの値上げ解説

明治のマルチパックうんk…もとい、マルチパックソフトクリームである「うずまきソフト」は、1箱でバニラ、バニラ&チョコ、チョコの3つの味が楽しめることもあり、定番の人気商品となっています。

1996年の発売時の価格は税別300円で、内容量は不明。確認できる範囲では2003年時点で75ml×6個の計450mlとなっています。

ちょっと驚いたのは2005~2008年頃まで7個入りだったという点。

明治 うずまきソフトは7個入りだった

はじめは期間限定なのかと思ったけど、3年ほど7個入り時代が続き、パッケージが少なくとも2種類存在していることから、期間限定を想定したものではなく定番として仕様変更したことが伺えます。

3種の味がひとつになっているにもかかわらず7個…それぞれが2個ずつとして、残る1個は何味だったのだろう? 王道のバニラなのか、バランスを考慮しバニラ&チョコだったのか…非常に気になる。

この7個入り時代は2008年頃に終了し再び6個入りに。そして2013年頃にはそれまでの75ml×6個の計450mlから、70ml×6個の計420mlに実質値上げ。

その後は2015年に330円、2019年350円に値上げという、多くのマルチパックアイスと同じように価格改定されています。また2022年に原材料や原油価格の高騰を理由に380円、2023年400円、2024年9月には420円に値上げ。

2005年頃、7個入りに実質値下げされた際は525ml・300円とかなりのコストパフォーマンスを誇ったうずまきソフトも、現在は420ml・420円と平凡になってしまった。というか、むしろ割高感すら漂う。

とはいえ、コーンに入ったソフトクリームという特殊性、バニラ、チョコ、バニラ&チョコの3種の味が楽しめるという点を考慮すれば、現在もそれなりのコスパを維持しているかと。実際人気も高く多くの売り場において定番商品に。

ただ、中身は本当にごくごく平凡なラクトアイス&しなしなコーンで、チープを地で行く潔い仕様。濃厚さを期待してはいけないし、そもそもそのチープさを好む人間も多数存在する。

ちなみに、うずまきソフトは期間限定でチョコの代わりにいちごやメロン、ソーダ、キャラメル、抹茶などのバージョンを販売していた時期も。

うずまきソフトの色々な味

いずれもバニラとの組み合わせになるが、もしいちごとチョコの組み合わせが販売されたら私は躊躇なく買ってしまうことだろう。

いちごとチョコ…最高の組み合わせだよね。いちごの酸味とチョコの風味の相性が良いのもさることながら、ピンクと茶色というコントラストが心地よい。

でもミックス系のアイスはバニラ絡みばっかり。バニラをそれほど好まない層というのもそれなりに存在すると思うのだが…販売面を考えると根強い人気のバニラを絡めないわけにはいかないんだろうなぁ。

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