明治 ハピフルの値上げ・実質値下げ情報
メーカー | 株式会社 明治 |
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商品名 | Hapifull(ハピフル) |
内容量 | 70ml×5個 |
参考小売価格 | 350円(税別) |
原材料 (バニラ&いちごソース) |
砂糖、植物油脂、乳製品、水あめ、コーン、いちご果汁・果肉、食塩/加工デンプン、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、酸味料、香料、着色料(紅麹、アントシアニン、カロチノイド、V.B2)、乳酸カルシウム、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1個(70ml) |
エネルギー 88kcal たんぱく質 1.3g 脂質 4.1g 炭水化物 11.4g 食塩相当量 0.079g |
発売日 | 2015年9月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2015年9月~ | 70ml×6個 | 420円 |
2016年9月~ | 70ml×5個 | 330円 |
2019年3月~ | 70ml×5個 | 350円 |
2020年頃~ | 販売終了 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
420ml→350ml 420円→330円 |
なし |
330円→350円 | 人件費や物流費の上昇、原材料価格の高騰により、現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社 明治 |
2015年 420ml 420円 | 日本食量新聞 |
2016年 350ml 330円 | 明治 商品情報 |
2019年 350円に値上げ | 明治 プレスリリース |
明治 ハピフルの値上げ解説
明治の商品群の中でソフトクリームのマルチパックといえば「うずまきソフト」が知られていますが、実はもうひとつ存在するんです。それが「Hapifull(ハピフル)」です。
2015年9月に発売されたこのハピフル、登場時は70ml×6個の計420mlで価格は税別420円でした。ちなみに当時のうずまきソフトは70ml×6個で330円。
2015年時点で420円のマルチパックアイスといえば、森永乳業のパルムやロッテのガーナ濃厚チョコレートアイスなどに代表される、ややプレミアム感がある中価格帯商品。
種類別ラクトアイスで330円のうずまきソフトと同じ内容量、違いといえばいちごソースやチョコレートソースがかかっているくらい。使用しているコーンすらうずまきソフトと共通なんだから安っぽさは全開ですよ。
コーンの「STARCUP」の文字がすべてを物語る。
うずまきソフトにチョコソースやいちごソースをかけただけで90円も高くなったハピフル…うずまきソフトは比較的人気のある定番アイスである一方、ハピフルがマイナーなのはこのあたりにも理由があるのだろう。
この割高感が理由なのかどうかは定かではないが、ハピフルは発売から約1年で路線変更に踏み切り、内容量をそれまでの70ml×6個から1個減らし5個入りとしたうえで、価格をうずまきソフトと同じ330円へ。
420ml420円から350ml330円になったのだから実質値下げといっていいでしょう。値上げが相次ぐ昨今にあって、発売からたった1年で実質値下げ…よほど売れなかったんだろうなぁ…
それでも私なら70ml×6個のうずまきソフトを買うがな。
そして2019年には他のアイスと足並みを揃えるように350円に値上げ。420ml420円で売り出したハピフルは、この値上げによって350ml350円となり、結局発売時のコストパフォーマンスに戻ることに。もう勝手にしろ。
にしても、もうちょっと差別化を図れなったものかね? 種類別ラクトアイスのうずまきソフトに対し、ハピフルは種類別アイスクリームにしていれば、同じ内容量で90円差も十分納得できるものだったろうに。
よくよく考えると、明治の主力アイスってほとんどラクトアイスだよね。ラクトアイスにこだわりがあるのか、それとも上質なアイスクリームを活かす技術や企画力がないのか…
ご存知の通り現在の「明治」は2011年まで「明治乳業」という社名だった。だというのに乳脂肪分を使用しないラクトアイスばかり。なんとも皮肉な話だわ。
ちなみにこのハピフル、2020年頃に販売を終了しています。うずまきソフトとキャラもろ被りだったうえに内容量が少ないから販売面で苦戦していたんだろうねぇ…