辻利 抹茶コーンの値上げ情報

辻利 抹茶コーンの値上げ情報
メーカー 株式会社 明治
商品名 辻利 抹茶コーン
内容量 36ml×6本
参考小売価格 550円(税別)
原材料 コーン、チョコレート、チョコレートコーチング、乳製品、砂糖、水あめ、まっ茶、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、アナトー色素、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1本(36ml)
エネルギー 137kcal
たんぱく質 1.7g
脂質 7.4g
炭水化物 16.0g
食塩相当量 0.045g
発売日 2008年9月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2008年9月~ 36ml×6本 500円
2019年3月~ 36ml×6本 550円
2021年~ 販売終了

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
500円→550円 人件費や物流費の上昇、原材料価格の高騰により、現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため。

参考サイト
公式サイト 株式会社 明治
2008年 218ml 500円 食@新製品
2019年 550円に値上げ 明治 プレスリリース

辻利 抹茶コーンの値上げ解説

明治のアイス「辻利シリーズ」のひとつとして2008年に発売された「辻利 抹茶コーン」は当時、36ml×6本の計218mlという内容量に対し、価格は税別500円とプレミアム感を押し出した商品でした。

元々の内容量が少ないこともあってか、価格を据え置いたまま内容量を減らす「ステルス値上げ」は一度として行われていないものの、2019年には従来の税別500円を税別550円に値上げしています。

辻利抹茶を使用し、かつコーンのサクサク感を維持するためのチョコレートコーティング、上部の抹茶チョコなど凝った仕様とはいえ、乳脂肪分3.0%の種類別アイスミルク、内容量218mlで税別500円というのはいささか高い。

しかも550円に値上げ…「明治よ、いくらなんでもぼったくり過ぎなんじゃないか?」というのが私の率直な第一印象。

しかし、よくよく調べてみると2019年のリニューアルで乳脂肪分を8.0%使用した種類別アイスクリームになっているんですよね。種類別アイスミルクじゃさすがに価格に見合わないと判断した可能性が高い。それでも割高感は拭えないけどね。

辻利 抹茶コーンはアイスミルクからアイスクリームへ進化

内容量に変化はないものの、アイスミルクからアイスクリームに進化した点については、事実上の実質値下げと言ってもいいのではないでしょうか。

余談になるが、この36ml×6本という内容量のシュガーコーンアイス、なんか見覚えがあるな~と思ったら、同社のストロベリーチョコレートアイスコーンとまったく同じ内容量だった。

辻利 抹茶コーンとストロベリーチョコレートアイスコーンは似てる

画像を見比べてみると同じコーンを使用しているっぽいし、アイスのチョコレートコーティング、上部にチョコレートを配している点など仕様もそっくり。

何やら使い回しの香りが…と思って製造会社を調べてみたら…

辻利 抹茶コーンとストロベリーチョコレートアイスコーンは同じ製造会社

同じ下請け会社が製造した商品だった。

別に使い回しが悪いわけではないが、ストロベリーチョコレートアイスコーン自体が非常に割高な商品であることから、それと同じ内容量・外見でさらに100円高い辻利 抹茶コーンに対しても不信感を抱いてしまう。

ま、辻利 抹茶コーンが美味しいのは間違いないんだけどね。濃厚な抹茶アイスにチョコレート、サクサクのコーンの組み合わせは確かに美味しい。

ただ、抹茶アイスを十二分に堪能したいなら姉妹品である「辻利 お濃い抹茶」の方をおすすめする。お濃い抹茶の方がより濃厚だし、単純な構成だからこそ抹茶の魅力を存分に味わえるうえ、内容量も約1.5倍だ。

そもそもさぁ、辻利 抹茶コーンの内容量216ml税別550円ってハーゲンダッツミニカップ グリーンティー(110ml 295円)と同じレベルよ?

「ハーゲンダッツはぼったくり」と感じている私ですら、「辻利 抹茶コーンを買うくらいならハーゲンダッツ グリーンティーを買うわ」と思ってしまう。辻利 抹茶コーンはそんな商品。

なお、辻利 抹茶コーンは2021年3月頃にストロベリーチョコレートアイスコーンと共に販売終了となっている。同時になくなってしまうあたり、やっぱり使いまわしの商品だったのね…

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