朝のグルメ ボロニアソーセージの実質値上げ情報

朝のグルメファミリー ボロニアソーセージの実質値上げ情報
メーカー 伊藤ハム株式会社
商品名 朝のグルメファミリー ボロニアソーセージ
内容量 310g
参考小売価格 400円前後(税込)
原材料 豚肉(輸入又は国産(5%未満))、豚脂肪、鶏肉、結着材料(でん粉、植物性たん白、卵たん白)、糖類(水あめ、砂糖)、食塩、香辛料、野菜ブイヨン、脱脂粉乳/調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na、K)、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンC)、くん液、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分
(100gあたり)
エネルギー 283kcal
たんぱく質 10.9g
脂質 23.2g
炭水化物 7.7g
食塩相当量 2.0g
発売日 2003年4月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税込)
2003年4月~ 430g 420円
2010年頃? 370g 400円前後
2012年頃~ 340g 400円前後
2016年時点 310g 400円前後
2022年3月~ 310g 4~12%値上げ
2022年10月~ 310g 3~30%値上げ

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
430g→370g 不明
370g→340g 不明
340g→310g なし
4~12%値上げ 加工食品の原料や補助原材料の価格が高騰しており、今後も上昇することが見込まれる。また、燃料価格上昇によるエネルギーコストや資材品費用、物流費や労務費の上昇により値上げを実施。
3~30%値上げ 世界的な食料需給逼迫や不安定な国際情勢を背景にインフレや円安が進行。畜肉や補助原料である小麦、チーズ等の価格高騰が継続しており、今後もさらに上昇することが見込まれるため。

参考サイト
公式サイト 伊藤ハム株式会社
2003年 430g 420円 伊藤ハム ニュースリリース
2010年頃 370g 東武ストア チラシ
2012年頃 340gの情報 ものログ
2022年3月 4~12%値上げ 伊藤ハム ニュースリリース
2022年10月 3~30%値上げ 伊藤ハム ニュースリリース

伊藤ハム ボロニアソーセージの値上げ解説

伊藤ハムのぶっといソーセージ「朝のグルメファミリー ボロニアソーセージ」。発売は2003年とそれなりに長い期間売られているものの、情報に乏しくその生態は謎。しかしステルス値上げはしっかり行われている模様。

2003年に朝のグルメファミリー ボロニアソーセージが発売される際に伊藤ハムはニュースリリースで告知しており、当時の内容量は430g、価格は税込420円と明記されています。

が、そこからの情報は恐ろしいくらい出てこない。朝のグルメファミリー ボロニアソーセージに関するニュースリリースはほぼ皆無だし、価格改定のお知らせの際も同商品に触れられたことも一切ない。

伊藤ハムは公式サイトに商品の内容量や価格を掲載しないうえ、ネットで朝のグルメファミリー ボロニアソーセージを検索しても情報はかなり少なく、断片的なものしか確認できませんでした。

その少ない情報を拾っていくと、2010年頃には内容量はすでに370gにまで減らされており、2012年時点では340gにまで実質値上げされている。そして2016年時点で現在と同じ310gだったことが確認できます。

明確な価格も不明。しかし実店舗のスーパーで税込408円というのを目にしたことがあるため、想定小売価格は2003年の発売時からほとんど変わっていないと思われます。実売価格は300~350円くらいか。

ただし、2022年になって3月と10月の2度にわたり値上げを実施。これまでほとんど変わらなかったであろう価格も、ここで大きく上昇した可能性があります。

使い勝手のいいソーセージやハムが揃っている伊藤ハムの商品群において、でかく太く保存性も悪いであろうボロニアソーセージが売れ筋にならないのは理解できる。しかしここまで放置するかね…

この大きさだと色々と小回りが利かないのは確かだろうが、考えようによっては様々な使い方ができる。厚切りでパンに挟んでもいいし、薄切りにしてハムのように食べてもいい。そのまま豪快にかじるという男のロマンも。

とはいえ「じゃあ買うか?」と問われれば二の足を踏む。ちょっと面倒そうである一方、圧倒的な美味しさや価格的メリットはない…つまりコスパが悪い。しかも内容量を減らすステルス値上げだけはこっそりしっかり行っているから割高感は増す一方。

多くの人が同じような印象を抱いているからこそ売れ筋にはなりえないのだろう。朝のグルメファミリー ボロニアソーセージはそんな商品。

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