朝のフレッシュ ハーフベーコンの値上げ情報
メーカー | 伊藤ハム株式会社 |
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商品名 | 朝のフレッシュ ハーフベーコン |
内容量 | 32g×3連(96g) 4連(128g) |
参考小売価格 | 340円(3連) 450円(4連) |
原材料 | 豚ばら肉(輸入又は国産(5%未満))、糖類(水あめ、砂糖)、食塩、乳たん白、植物性たん白、卵たん白、ポークエキス調味料/調味料(有機酸等)、リン酸塩(Na)、カゼインNa、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC)、くん液、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・大豆・豚肉を含む) |
栄養成分 (32gあたり) |
エネルギー 63kcal たんぱく質 4.6g 脂質 4.4g 炭水化物 1.3g 食塩相当量 1.0g |
発売日 | 1997年 |
価格・内容量推移 | |||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税込) | |
2000年10月時点 | 55g×3連 | 3連 | 4連 |
320円 | ― | ||
2004年頃~ | 50g×3連 | 3連 | 4連 |
320円 | ― | ||
2007年4月~ | 50g×3連 50g×4連 |
3連 | 4連 |
320円 | 430円 | ||
2008年頃~ | 35g×3連 35g×4連 |
3連 | 4連 |
320円 | 430円 | ||
2014年頃~ | 34g×3連 34g×4連 |
3連 | 4連 |
313円 | 410円 | ||
2018年~ | 34g×3連 34g×4連 |
3連 | 4連 |
324円 | 432円 | ||
2021年~ | 34g×3連 34g×4連 |
3連 | 4連 |
320円 | 430円 | ||
2022年3月~ | 34g×3連 34g×4連 |
3連 | 4連 |
330円 | 440円 | ||
2022年10月~ | 34g×3連 34g×4連 |
3連 | 4連 |
340円 | 450円 | ||
2023年4月~ | 32g×3連 32g×4連 |
3連 | 4連 |
320円 | 430円 | ||
2023年10月~ | 32g×3連 32g×4連 |
3連 | 4連 |
330円 | 440円 | ||
2024年4月~ | 32g×3連 32g×4連 |
3連 | 4連 |
340円 | 450円 | ||
2024年10月~ | 3~20%値上げ |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
55g→50g | なし |
50g→35g | 不明 |
35g→34g 320円→313円 |
不明 |
313円→324円 410円→432円 |
なし |
324円→320円 432円→430円 |
なし |
2022年3月 4~12%値上げ |
加工食品の原料や補助原材料の価格が高騰しており、今後も上昇することが見込まれる。また、燃料価格上昇によるエネルギーコストや資材品費用、物流費や労務費の上昇により値上げを実施。 |
2022年10月 3~30%値上げ |
世界的な食料需給逼迫や不安定な国際情勢を背景にインフレや円安が進行。畜肉や補助原料である小麦、チーズ等の価格高騰が継続しており、今後もさらに上昇することが見込まれるため。 |
2023年4月 5~20%値上げ |
昨今の原材料費、エネルギーコスト、包材費、物流費の上昇に加え、原材料原産国での堅調な需要環境から主原料の価格が高止まりしているため、納品価格の改定および商品規格の変更。 |
2023年10月 5~15%値上げ |
昨今のエネルギーコストや物流費の上昇に加え、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の原材料価格の高騰が依然として継続、自助努力だけではコスト上昇分の全てを吸収することは困難に。 |
2024年4月 2~25%値上げ |
原材料価格の高騰が依然として継続している状況に加え、人件費及び物流費の上昇も続いており、自助努力だけではコスト上昇分の全てを吸収することが極めて困難な状況に至ったため。 |
2024年10月 3~20%値上げ |
原材料価格がいっそうの高騰を続け、人件費及び物流費の上昇も継続。このような厳しい環境の中、効率化・合理化等の企業努力を続けてきたが、自助努力だけでのコスト吸収が困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 伊藤ハム株式会社 |
2000年 55g×3連 320円 | 伊藤ハム プロダクトラインナップ |
2004年 50gに実質値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2009年 すでに35g化 | 伊藤ハム ニュースリリース |
2012年 35g時の価格 | 伊藤ハム ニュースリリース |
2022年3月 4~12%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2022年10月 3~30%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2022年10月 3連340円 4連450円 | 伊藤ハム ニュースリリース |
2023年4月 5~20%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2023年10月 5~15%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2024年4月 2~25%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
2024年10月 3~20%値上げ | 伊藤ハム ニュースリリース |
朝のフレッシュ ハーフベーコンの値上げ解説
伊藤ハムを代表する人気商品朝のフレッシュシリーズの中で、ロースハム同様1997年の発売時からラインナップされていたのが「朝のフレッシュ ハーフベーコン」です。
ハーフサイズの薄切りベーコン4枚が1パックになっている使い切りタイプであるため、衛生面や保存性を気にする必要がないという点が最大の利点か。
朝のフレッシュ ハーフベーコンは当初、同ブランドのロースハム同様1パック5枚の計55g×3連という仕様でした。昔の画像にも「55g×3パック」の文字が見て取れる。枚数も今では考えられない7枚入ですよ。
その後2004年頃には価格を据え置いたまま1パック55gから50gへとステルス値上げすることに。まあこの程度の内容量減はどのメーカーもやっていることなので仕方ないんですけどね。
状況が大きく変わったのは2008年頃。それまで1パック50g入だった朝のフレッシュ ハーフベーコンが一気に1パック35g入になったのです。枚数も4枚に激減。
しかも、50gの時までは朝のフレッシュ ロースハムと足並みを揃えていた内容量も、この大幅リニューアルにより38g入のロースハムに対しハーフベーコンは35gと3g少なくなることに。
そして2014年頃に34g、2023年には32gになり現在に至る。
一方で価格に関しては3連320円、4連430円から大きく逸脱していない模様。2014年頃から消費税増税や総額表示のからみにより若干の値上げや値下げが行われているものの、その範囲はかなり狭くなっています。
しかし2022年以降、新型コロナウイルスからの回復やロシアのウクライナ侵攻などの影響により、伊藤ハムの多くの商品が半年ごとに値上げ。
朝のフレッシュ ハーフベーコンは2022年3月に3連330円、2022年10月340円に値上げした後、2023年4月に32gへと減量したうえで320円に値下げ。2023年10月330円、2024年4月340円、2024年10月にも値上げもしくは減量が行われます。
一連の実質値上げによる50gから32gへの減量というのは実に36%の値上げに相当する。さらに値上げも積極的に行っているあたり、伊藤ハムの徹底した利益追求の姿勢が見て取れるね。
余談ですが、朝のフレッシュ ハーフベーコンについて色々と調べている中で52g×3連と表示してある同商品の画像を見つけたんですよね。
常識的に考えれば55gから50gへと実質値上げされる過程で存在した可能性が高いのだが、2003年は55gで、2004年末~2005年初頭には50gであることを確認しているから、その間の短い期間だけ52gだったのかもしれない。
幾度かの実質値上げにより大幅に量が減らされた朝のフレッシュ ハーフベーコン。計105gで実売価格250円前後というのはかなりの割高感が漂うが…同商品に限らずベーコンって美味しいよね。
味の濃さや適度な塩気もさることながら、バラ肉の特徴である脂身がまた美味しさに輪をかけるんですよね。脂身特有の甘さというかまろやかさというか…肉と脂身が織りなす絶妙なハーモニー的な?
が、カロリーはハンパない。
朝のフレッシュシリーズで比較すると、1パック35g入のロースハムが41kcalなのに対し、32gのハーフベーコンは63kcalだから、グラムあたりのカロリーは約1.7倍…恐ろしい。
我々の舌を魅了しデブへといざなう油脂と糖質は本当に罪な存在だよね。