レーズンゴールドの値上げ情報
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メーカー | 山崎製パン株式会社 |
商品名 | レーズンゴールド |
内容量 | 3枚・6枚 |
参考小売価格 | 3枚:190円(税別) |
原材料 | 小麦粉(国内製造)、レーズン、糖類、マーガリン、バター入り小麦粉調製品、植物油脂、パン酵母、植物性たん白、食塩、発酵種、油脂加工品、シナモン、グルコマンナン/乳化剤、酢酸Na、pH調整剤、糊料(キサンタン)、イーストフード、加工デンプン、V.C、香料、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む) |
栄養成分 1枚当たり |
エネルギー 141kcal たんぱく質 3.8g 脂質 2.0g 炭水化物 27.0g 食塩相当量 0.4g |
発売日 | 2016年1月 |
価格・内容量推移 | |
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年月日 | 参考小売価格(税別) |
2016年1月~ | 150円 |
2018年5月~ | 出荷価格 平均12%値上げ |
2022年1月~ | 出荷価格 平均9%値上げ |
2022年7月~ | 出荷価格 平均8.7%値上げ |
2023年7月~ | 出荷価格 平均7.6%値上げ (180円) |
2024年7月~ | 出荷価格 平均7.2%値上げ (190円) |
2025年1月~ | 出荷価格 平均5.0%値上げ (約200円) |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2018年 平均12%値上げ |
カリフォルニアレーズンの作付け面積の減少と乾燥期における降雨により収穫量が減少し価格が急騰。また主原料である小麦粉の価格上昇や物流コストなどの増加により価格改定。 |
2022年1月 平均9%値上げ |
2021年10月から輸入小麦の政府売渡価格が19%引き上げられ、また油脂類、糖類などの原材料価格も高騰。エネルギーや物流費、人件費も上昇しており、コスト吸収の限界を超えたため。 |
2022年7月 平均8.7%値上げ |
本年1月に製品価格を改定したものの、その後も小麦の国際価格は急騰。本年4月から小麦の政府売渡価格が17.3%引き上げられ、油脂類や糖類などの原材料価格も高騰が続いているため。 |
2023年 平均7.6%値上げ |
2023年4月からパン製品の主要原料である小麦粉が値上げされ、また、油脂類、糖類、卵、乳製品、包装資材などの原材料価格、エネルギーコストや物流費も上昇しているため。 |
2024年 平均7.2%値上げ |
主産国の天候不順による不作の影響によりレーズンやチョコレートの価格が急騰。エネルギーコストも上昇しており、企業努力による吸収の範囲を超えたため一部のパン製品で価格改定。 |
2025年 平均5.0%値上げ |
包装材料やカカオ豆等の価格が高騰しており、また油脂、砂糖、乳製品等の価格も高止まりの状態が継続。さらに人件費、物流費、エネルギーコストが上昇しているため価格改定を実施 |
参考サイト | |
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公式サイト | 山崎製パン株式会社 |
2016年 発売 | 山崎製パン ニュースリリース |
2018年 平均12%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
2022年1月 平均9%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
2022年7月 平均8.7%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
2023年 平均7.6%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
2024年 平均7.2%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
2025年 平均5.0%値上げ | 山崎製パン ニュースリリース |
レーズンゴールドの値上げ解説
2016年発売と比較的若い商品ながら、レーズンをふんだんに使用しサイズのわりに高価であることから、いまや山崎製パンのレーズンパンの頂点に君臨すると言っても過言ではない「レーズンゴールド」。
1枚の厚さは2.5~2.6cmほどと、一般的な食パンの4~5枚切りの間くらい、サイズは2回りほど小さいにもかかわらず3枚入りが現在190円ほど、実勢価格でも148~178円くらいだから、市販品としてはなかなかの高級食パンということになる。
実際に食パンとレーズンゴールドを重ねてみるとこんな感じ。
山崎製パンの高級・高品質ブランドである「ゴールドシリーズ」から2016年にレーズンゴールドが登場した際の価格は150~160円ほど。
山崎製パンの食パンの中で最も力が入れられているロイヤルブレッドが当時200円ほど、同じレーズン食パンで一斤サイズの「レーズン好きのレーズンブレッド」が220~230円。一方で小型かつ3枚入りレーズンゴールドが150円ほど…高いよね。
2018年にカルフォルニアレーズンの価格高騰を理由に約12%の大幅値上げに踏み切り、2022年は1月に平均9%、7月にも8.7%の値上げを行い、2023年7月には平均7.6%の値上げ。
あくまでも出荷価格の値上げであるため、詳細な想定価格は不明。
とはいえ一応乱暴な計算をしてみるに、2016年当時参考小売価格が150円だったとすると、出荷価格は6掛けの90円ほどか。
そこから2018年の12%値上げで100.8円、2022年1月に9%値上げで109.8円、2022年7月8.7%値上げで119.4円、2023年7月7.6%値上げだから128.5円、2024年7月7.2%で137.8円、2025年1月平均5.0%…出荷価格が45~55円ほど値上げされたと考えれば、2025年1月時点の想定価格は200円くらいかと。
ただ、この割高感に見合う…かどうかは分からないが、そこらへんの普通のレーズンパンより高級感があるのは確か。スーパーやドラッグストアで売られている一般的なレーズンパンとしてはかなりのレーズン比率だからね。
ところでこのレーズンゴールド、ご存知の方も多いと思いますが、複数の姉妹品が存在しています。
期間限定も含め過去には「チーズゴールド」「あずきゴールド」「おさつゴールド」「黒糖&レーズンゴールド」「マロンゴールド」などが存在していた…らしい。
しかしそこはゴールドシリーズ、どれもレーズンゴールド同様に小ぶりで高価だから、当然ながら貧乏人の私は見向きもしない…んだけど、見切り品で安く売られていた時は喜んで確保していた商品が一つある。
山崎製パンのサイトを見るに現在は「くるみゴールド」しか見当たらないものの、今もひっそりと販売を続けているっぽい「チョコゴールド」ですよ。
一応食パンの体を成してはいるが、チョコをしっかりと練り込んだ生地に満載したチョコチップ…そのへんに売られているチョコレートの菓子パンよりよっぽど菓子パンっぽいよ、マジ美味いよ。
ただ最近はとんと見かけないけどね。チョコゴールド美味しんだけど、レーズンゴールドの人気の足元にも及ばないんだなぁと痛感する。
あの小ささと価格でも人気を維持している…レーズンゴールド侮れん…