カラムーチョチップスの値上げ・実質値上げ情報
メーカー | 株式会社湖池屋 |
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商品名 | カラムーチョチップス(55g・150円) |
内容量 | 55g・118g・146g |
参考小売価格 | オープン価格(55g・150円) |
原材料 | 馬鈴薯、植物油、香辛料、砂糖、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、ぶどう糖、食塩、チキンブイヨンパウダー、野菜エキスパウダー(乳成分・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)、香味油(小麦・大豆を含む)、オリゴ糖/調味料(アミノ酸等)、パプリカ色素、酸味料、香辛料抽出物、甘味料(ステビア、カンゾウ)、香料(大豆由来)、カラメル色素 |
栄養成分 1袋当たり(55g) |
エネルギー 311kcal たんぱく質 2.8g 脂質 19.8g 炭水化物 30.1g 食塩相当量 0.8g |
発売日 | 1993年1月 |
レギュラーサイズ | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2000年時点 | 84g | 150円 |
2004年~ | 70g | 120円 |
2006年~ | 65g | 120円 |
2008年11月~ | 70g | 130円 |
2009年~ | 60g | 120円 |
2016年9月~ | 55g | 120円 |
2019年6月~ | 55g | 130円 |
2022年2月~ | 55g | 135円 |
2022年9月~ | 55g | 140円 |
2023年7月~ | 55g | 150円 |
2025年2月~ | 55g | 160円前後 |
お徳用(Largeサイズ) | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2000年時点 | 210g | オープン価格 |
2003年時点 | 180g | オープン価格 |
2007年~ | 155g | オープン価格 |
2008年11月~ | 130g | オープン価格 |
2011年~ | 150g | オープン価格 |
2012年~ | 145g | オープン価格 |
2014年4月~ | 135g | オープン価格 |
2017年3月頃~ | 125g | オープン価格 |
2017年9月頃~ | 126g | オープン価格 |
2019年6月~ | 126g | 7.5~8.7% 値上げ |
2022年2月~ | 126g | 6~11%値上げ |
2023年4月~ | 122g | オープン価格 |
2024年10月~ | 118g | オープン価格 |
サービスパック(コンビニ専用) | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2009年頃~ | 165g | オープン価格 |
2011年~ | 184g | オープン価格 |
2012年~ | 190g | オープン価格 |
2017年3月頃~ | 175g | オープン価格 |
2022年1月~ | 165g | オープン価格 |
2023年4月~ | 156g | オープン価格 |
2024年10月~ | 146g | オープン価格 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2004年 84g→70g |
なし |
2006年 70g→65g |
なし |
2007年 お徳用 180g→155g |
なし |
2008年11月 お徳用 155g→130g |
原油や穀物価格が高騰、高止まりしており、ポテトチップスの主原料である食用油、灯油や包装資材などの原材料単価も高騰。企業努力での原材料コストの吸収が限界に達したため。 |
2011年 お徳用 130g→150g 大袋 165g→184g |
なし |
2012年 お徳用 150g→145g 大袋 184g→190g |
なし |
2014年4月 お徳用 145g→135g |
お徳用ポテトチップス5品発売! お徳用はレギュラーサイズの約2.3倍で、みんなで一緒に楽しみたいときにも、一人でたくさん楽しみたいときにも最適な大きめサイズのポテトチップス。 |
2016年9月 60g→55g |
なし |
2017年3月頃 お徳用 135g→125g 大袋 190g→175g |
なし |
2019年6月 120円→130円 |
近年の物流費の高騰に加え、人件費や包装資材等の原材料価格の高騰により、製造原価が押し上げられており、自助努力だけでコスト増を吸収できない状況に。 |
2022年2月 130円→135円 |
近年の度重なる原材料費、物流費、人件費等の高騰に加え、今夏の北海道における記録的な猛暑と少雨により馬鈴薯の収穫量が減少。自助努力だけでコスト増を吸収できないと判断。 |
2022年9月 135円→140円 |
本年2月出荷分より一部製品の価格改定を実施したが、世界的な原材料価格の高騰や、エネルギー価格の上昇によるコスト増が継続。自助努力だけでコスト増加を吸収できないと判断。 |
2023年4月 126g→122g 165g→156g |
リニューアルに伴う製品仕様の変更に加え、昨今の原材料価格の高騰とエネルギー価格のコスト増、為替変動の影響を鑑みて、製品価格・規格の変更を実施。 |
2023年7月 140円→150円 |
原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、製品の価格・規格改定を段階的に実施してきたものの、依然として各種コストの上昇は継続しており自助努力だけではコスト増加を吸収できないと判断。 |
2024年10月 122g→118g 156g→146g |
原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、製品の価格・規格改定を段階的に実施してきたものの、依然として各種コストの上昇は継続しており自助努力だけではコスト増加を吸収できないと判断。 (2023年7月値上げ時の文言使いまわし) |
2025年2月 150円→160円前後 |
原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、製品の価格・規格改定を段階的に実施してきたものの、依然として各種コストの上昇は継続しており自助努力だけではコスト増加を吸収できないと判断。 (2023年7月値上げ時の文言使いまわし) |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社湖池屋 |
2000年 84g 150円 | 湖池屋 カラムーチョ特設サイト |
2004年 70gに減量 | 湖池屋商品 |
2006年 65gに実質値上げ | 湖池屋 商品一覧 |
2008年 お徳用 130gに実質値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2011年 お徳用・大袋増量 | 湖池屋 商品情報 |
2012年 お徳用 145gに実質値上げ | 湖池屋 商品情報 |
2014年 お徳用 135gに実質値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2016年 55gに実質値上げ | 湖池屋 商品情報 |
2017年 お徳用・大袋減量 | 湖池屋 商品情報 |
2019年 130円に値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2022年2月 135円に値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2022年9月 140円に値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2023年4月 大袋実質値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2023年7月 150円に値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2024年 大袋実質値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
2025年 160円前後に値上げ | 湖池屋 プレスリリース |
カラムーチョチップスの値上げ解説
湖池屋のカラムーチョは、1984年に発売された細長いスティックタイプから歴史をスタートさせており、しばらくはスティックタイプが主流だったものの、現在はカラムーチョチップスがカラムーチョの主力商品となっている模様。
スナック菓子の王道といえば、やっぱりチップスなんだなぁ…
そんなカラムーチョチップス、スティックから遅れること2年、1986年に発売。当時の内容量は不明ながら、価格に関してはスティックより10円高い「210円」とパッケージに記されています。
そこから内容量や価格がどういった経緯を辿ったかは分からないが、2000年時点でのレギュラーサイズは内容量84g、価格は税別150円ほどとなっていました。
2004年からは70gに大幅減量。しかしこのあたりのタイミングで価格を120円にした模様。
その後2006年に65gにステルス値上げするも、2008年には70gに増量。
ただ、同タイミングで大容量の「お徳用」が155gから130gへと大幅減量されたことを鑑みるに、レギュラーサイズの増量には何らかの値上げが行われていたのかもしれません。
2010年頃にはレギュラーサイズを60gにする実質値上げが行われるも、翌2011年には130gのお徳用(当時はLサイズという商品名)を150gに、コンビニ限定の大袋を184gから190gに増量。
たぶん同時に値上げしていたと思うけどね。
その後はもう減る一方。2016年9月にレギュラーサイズが55g、お徳用に至っては小刻みなステルス値上げを繰り返し、現在では126gですよ。胸焼けと下痢を覚悟するなら余裕で食べ切れる量ですよ。
余談だが、2016年8月末に台風の影響でカラムーチョを製造する工場が浸水被害を受け、カラムーチョの製造が滞るという事態に。同時に北海道産の馬鈴薯(じゃがいも)も大きな被害を受けたらしい。
ちょうどそのタイミングでの55gへの実質値上げや、翌2017年3月のお徳用・大袋の減量…何やら勘繰ってみたくなるよね。
2019年には「さすがにもう減らせない」と考えたのか、従来の120円から130円に値上げ。2022年2月に5円、9月にも5円値上げし140円、2023年150円、そして2025年2月には160円ほどに値上げだよ。
一方、Largeサイズやコンビニ専用のサービスパックといった大袋は内容量を減らすステルス値上げを連発。2024年10月にはLargeサイズが118g、サービスパックを146gへと減らし、さらに値上げも同時に行う鬼畜仕様。ほんと質悪い。
さて、辛いスナック菓子として不動の地位を確立しているカラムーチョ。
ポテトチップスでは後発のカルビーに大きく水をあけられているものの、辛い系のスナック菓子に関しては、カルビーの相次ぐパクr…もとい、類似商品の投入に対しても、圧倒的な存在感で叩き潰している。
古くは「エスニカン」「ヒーハー」「カラビー」など。カラビーなんて、発売当初はカラムーチョチップス丸パクリの普通のポテトチップス版もラインナップしていたが、結局は厚切りしか残ってないからね。
なんだかんだ言ってカラムーチョチップスは、辛い系スナック菓子の王者なんだなぁと痛感。カルビーに席巻されているポテトチップス市場に風穴を開けた画期的な商品といえるでしょう。
…でも、カラムーチョって高いよね…