ミルキーの実質値上げ情報

ミルキーの実質値上げ情報
メーカー 株式会社不二家
商品名 ミルキー袋
内容量 100g/50g
参考小売価格 200円/100円(税別)
原材料 水あめ、加糖練乳、上白糖、生クリーム(乳成分を含む)、植物油脂、牛乳、食塩/乳化剤
栄養成分
1粒(3.6g)
エネルギー 15kcal
たんぱく質 0.1g
脂質 0.3g
炭水化物 2.9g
食塩相当量 0.016g
発売日 1951年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2001年時点 138g 200円
2008年7月~ 120g 200円
2022年7月~ 108g 200円
2024年4月~ 100g 200円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
138g→120g 世界的な食料需要の拡大、乳製品の高騰に加え原油価格の高騰による包装資材の価格上昇が続き、企業努力で対応できる範囲を超えたため。
120g→108g 世界的な原材料価格の高騰や物流費の上昇に加え、原油価格高騰による包装資材価格の上昇が続き、コスト吸収が企業努力で対応できる範囲を超える状況になったため。
108g→100g 世界的な原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が続いている中でコスト吸収に努めてきたが、企業努力で対応できる範囲を超える状況になり、やむを得ず価格改定及び内容量変更。

参考サイト
公式サイト 株式会社不二家
2001年 138g 200円 不二家 おかしカタログ
2008年 120gに実質値上げ 不二家 ニュース
2022年 108gに実質値上げ 不二家 ニュースリリース
2024年 100gに実質値上げ 不二家 ニュースリリース

ミルキーの値上げ解説

不二家の象徴ともいえるお菓子といえば…そう「ミルキー」ですよね。不二家のマスコットキャラクターであるペコちゃんも、元はといえばミルキーのみに使用されていたキャラクターだったとか。

現在も販売されている不二家のお菓子としてはハートチョコレートに次いで古いミルキーが発売されたのは、終戦から6年後となる1951年。今見ると昔のペコちゃんポコちゃんはどこかアメリカンな雰囲気で、必ずしも可愛いとは言えない。

ちょっと怖いミルキーの昔のパッケージ

これ、ミルキー発売初期のガチのパッケージであって、面白おかしく加工したり創作したりしているわけではないからね。ちょっと怖い画風であるうえに、黒目が動くギミックが仕掛けられた意欲作だからね。

深夜に目が覚めてトイレに行こうとした時にこの箱と目が合った日にゃ、失禁とトラウマのダブルコンボだよ。

本題の値上げや内容量の変更に関しては、2000年に入って以降大きな動きは3回。2008年に現在でいうミルキーの大袋が138gから120gへ、2022年108g、2024年4月には100gへと実質値上げしています。

2008年実質値上げのタイミングで60g入りの小袋が登場しており、これ以降現在に至るまで大袋が税別200円、小袋は税別100円で一貫しています。小袋も2022年に54g、2024年50gへと減らされたけどな。

ちなみに7粒入りの箱は税別50円で20年以上変更なし。

カントリーマアムやホームパイなど大袋のお菓子では容赦ないステルス値上げを繰り返してきた不二家。しかしミルキーやルックといった小物の“古株”には大きな変更を加えず、可能な限り規格を維持しようとしている印象。

特にミルキーはマスコットキャラクターであるペコちゃんのイメージが強いことから、不二家というブランド全体の印象を考え値上げや実質値上げを控えている可能性も。それでなくても不二家は不祥事が多いからね。

多くの場合、大人になるとミルキーを食べる機会って減ってくるけど、人に貰うなどしてたまに口にすると、なんともいえない懐かしさに加え、久しく忘れていた口いっぱいに広がる甘さに顔がほころびます。

キャラメルあたりにも同じことが言えるけど、大人になって食べる機会が極端に減った甘ーいお菓子って、たまに口にすると「うわ、甘い! でも美味しい!」ってなるよね。感情や本能を揺さぶってくる感じ。

でもな、ミルキーやキャラメルは舐めるだけにしておけ。より強く味わいたいからといって奥歯で噛もうものなら、歯の詰め物が取れて幸せ気分から一転、鬱モードに突入するからな。

ミルキーのマスコットキャラクターであるペコちゃんが怖いと言われる理由…昔の絵柄もさることながら、可愛い笑顔の裏で多くの大人を歯医者送りにしてきたその粘着っぷりも影響しているのかもしれない。

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