アンパンマングミの値上げ情報

アンパンマングミの値上げ情報
メーカー 株式会社不二家
商品名 アンパンマングミ
内容量 6粒(19g)
参考小売価格 88円(税別)
原材料
(ぶどう)
砂糖、水あめ、ゼラチン、濃縮ぶどう果汁、でん粉/ソルビット、酸味料、香料、着色料(アントシアニン、クチナシ)、チャ抽出物、乳化剤(大豆由来)
栄養成分
1袋(19g)
エネルギー 62kcal
たんぱく質 1.5g
脂質 0g
炭水化物 14.0g
食塩相当量 0.002g
発売日 1989年?

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2002年10月時点 6粒 60円
2008年7月~ 6粒 70円
2023年3月~ 6粒 80円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
60円→70円 リニューアル
70円→80円 世界的な原材料価格の高騰や物流費の上昇に加え、原油価格高騰による包装資材価格の上昇が続き、コスト吸収が企業努力で対応できる範囲を超える状況になったため。
80円→88円 世界的な原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が続いている中でコスト吸収に努めてきたが、企業努力で対応できる範囲を超える状況になり、やむを得ず価格改定及び内容量変更。

参考サイト
公式サイト 株式会社不二家
2003年 6粒 60円 不二家 商品情報
2008年 70円に値上げ 食@新製品
2023年 80円に値上げ 不二家 ニュースリリース
2024年 88円に値上げ 不二家 ニュースリリース

アンパンマングミの値上げ解説

不二家が展開するアンパンマンシリーズにおいてロングセラー商品のひとつである「アンパンマングミ」。幼児~小学生低学年をメインターゲットにしていることもあり、一般的なグミに比べ軟らかい食感に仕上げているのが特徴。

フレーバーはその時期によって変化を見せ、2000年以前はオレンジがレギュラー的なポジションにあったようですが、2001年にグレープが発売されて以降、徐々にグレープの存在感が増し、近年はグレープ(ぶどう)がレギュラーに。

少なくとも2000年以降のアンパンマングミは6粒入を堅持。

「粒数は同じでも1粒1粒が小さくなっているのでは?」と疑ってみたが、グラム数が分からない2000年頃の6粒のカロリーは60kcal、その後も60~62kcalの範囲で収まっているため、6粒計19gという点も20年以上にわたり変わっていない模様。

一方、価格は2008年まで税別60円、2008年7月に値上げが実施され税別70円になってからはしばらく価格を据え置いていたものの、2023年に80円、2024年4月には88円へと値上げし現在に至ります。

一方で内容量の変更はなし。まあそもそもがたった6粒(19g)しか入っていない商品であるため、さすがにこれ以上は減らせないという判断なのだろう。

他のアンパンマンシリーズにも言えることですが、同シリーズは子供向けという点、元から割高感のある価格設定という点等を鑑み、値上げや実質値上げを最小限に抑えている印象を受けます。

同じ不二家のお菓子でも、大袋のホームパイやアーモンドチョコレートなどは凄まじいステルス値上げを行っているんですけどね。

そうはいっても、アンパンマングミはそもそもが高い。19gで88円って…

ただ、メインターゲットである幼児や小学生低学年の子供に、私のような薄汚い大人のコスパ偏重主義など通用しない。明治の果汁グミとアンパンマングミが並んでいたら、ヤツらは迷いなく「アンパンマ~ン!」とごねるだろうよ。

だからといって、そこでアンパーンチを繰り出そうものなら虐待で通報されかねない。そこはぐっとこらえて買い与えてやるか、もしくは泣こうがわめこうが座り込もうが無視を決め込むか…

ちなみに、一口に「アンパンマングミ」といっても、ここで紹介している6粒入のグミを筆頭に、21g×4連(170円)や50g(110円)も存在します。

この2つは、6粒入のキャラクターの全身を模したグミと違い、アンパンマンキャラクターの顔面のみの成型となりますが、コストパフォーマンス的には6粒入より良好であるため、お子さんを上手に誘導しこっちを買うという手も。

アンパンマングミは大きく分けて2種類

…せこい…

アンパンマングミの6粒入は値上げこそ28円しか行われていないものの、大人が食べるとなると明らかに量が少なくコスパが悪い商品。

一方で、4連や50gのものは世間一般に売られているグミと比較しても割高感はないため、味や食感が好みであれば、いい大人であってもこれを選ぶという選択肢もありかと。

アンパンマングミをモグモグするおっさん…あんまり想像したくない絵面だがな。

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