アンパンマングミの値上げ情報
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メーカー | 株式会社不二家 |
商品名 | アンパンマングミ |
内容量 | 6粒(19g) |
参考小売価格 | 70円(税別) |
原材料 (ぶどう) |
砂糖、水あめ、ゼラチン、濃縮ぶどう果汁、でん粉/ソルビット、酸味料、香料、着色料(アントシアニン、クチナシ)、チャ抽出物、乳化剤(大豆由来) |
栄養成分 1袋(19g) |
エネルギー 62kcal たんぱく質 1.5g 脂質 0g 炭水化物 14.0g 食塩相当量 0.002g |
発売日 | 1989年? |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2002年10月時点 | 6粒 | 60円 |
2008年7月~ | 6粒 | 70円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
60円→70円 | リニューアル |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社不二家 |
2003年 6粒 60円 | 不二家 商品情報 |
2008年 70円に値上げ | 食@新製品 |
アンパンマングミの値上げ解説
不二家が展開するアンパンマンシリーズにおいてロングセラー商品のひとつである「アンパンマングミ」。幼児~小学生低学年をメインターゲットにしていることもあり、一般的なグミに比べ軟らかい食感に仕上げているのが特徴。
フレーバーはその時期によって変化を見せ、2000年以前はオレンジがレギュラー的なポジションにあったようですが、2001年にグレープが発売されて以降、徐々にグレープの存在感が増し、近年はグレープ(ぶどう)がレギュラーに。
少なくとも2000年以降のアンパンマングミは6粒入を堅持。
「粒数は同じでも1粒1粒が小さくなっているのでは?」と疑ってみたが、グラム数が分からない2000年頃の6粒のカロリーは60kcal、その後も60~62kcalの範囲で収まっているため、6粒計19gという点も20年以上にわたり変わっていない模様。
一方、価格は2008年まで税別60円、2008年7月に値上げが実施され税別70円になり現在に至ります。直近20年に限ると、アンパンマングミの値上げは10円のみで、内容量の変更はなしということに。
他のアンパンマンシリーズにも言えることですが、同シリーズは子供向けという点、元から割高感のある価格設定という点等を鑑み、値上げや実質値上げを最小限に抑えている印象を受けます。
同じ不二家のお菓子でも、大袋のホームパイやアーモンドチョコレートなどは凄まじいステルス値上げを行っているんですけどね。
そうはいっても、アンパンマングミはそもそもが高い。19gで70円って…
ただ、メインターゲットである幼児や小学生低学年の子供に、私のような薄汚い大人のコスパ偏重主義など通用しない。明治の果汁グミとアンパンマングミが並んでいたら、ヤツらは迷いなく「アンパンマ~ン!」とごねるだろうよ。
だからといって、そこでアンパーンチを繰り出そうものなら虐待で通報されかねない。そこはぐっとこらえて買い与えてやるか、もしくは泣こうがわめこうが座り込もうが無視を決め込むか…
ちなみに、一口に「アンパンマングミ」といっても、ここで紹介している6粒入のグミを筆頭に、21g×4連(160円)や50g(100円)も存在します。
この2つは、6粒入のキャラクターの全身を模したグミと違い、アンパンマンキャラクターの顔面のみの成型となりますが、コストパフォーマンス的には6粒入より良好であるため、お子さんを上手に誘導しこっちを買うという手も。
…せこい…
アンパンマングミの6粒入は値上げこそ10円しか行われていないものの、大人が食べるとなると明らかに量が少ないし、コスパも悪い。
一方で、4連や50gのものは世間一般に売られているグミと比較しても割高感はないため、味や食感が好みであれば、いい大人であってもこれを選ぶという選択肢もありかと。
アンパンマングミをモグモグするおっさん…あんまり想像したくない絵面だがな。