アラビヤン焼そばの値上げ情報
メーカー | サンヨー食品株式会社 |
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商品名 | アラビヤン焼そば |
内容量 | 100g(めん91g) |
希望小売価格 | 136円(税別)5個パック:680円 |
原材料 | 油揚げめん(小麦粉)、食用油脂(ラード、植物油脂)、食塩、砂糖)、ソース(砂糖、食塩、粉末ソース、香辛料、粉末酢、植物油脂)、やくみ(青のり)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、酸味料、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦を含む) |
栄養成分 1食(100g) |
エネルギー 472kcal たんぱく質 9.8g 脂質 18.9g 炭水化物 65.7g 食塩相当量 3.1g |
発売日 | 1967年4月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
2002年8月時点 | 100g(めん91g) | 90円 |
2008年1月~ | 100g(めん91g) | 100円 |
2015年1月~ | 100g(めん91g) | 105円 |
2019年6月~ | 100g(めん91g) | 111円 |
2022年6月~ | 100g(めん91g) | 123円 |
2023年6月~ | 100g(めん91g) | 136円 |
アラビヤン焼そば 5個パック | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2002年8月時点 | 500g | 450円 |
2008年1月~ | 500g | 500円 |
2015年1月~ | 500g | 525円 |
2019年6月~ | 500g | 555円 |
2022年6月~ | 500g | 615円 |
2023年6月~ | 500g | 680円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
90円→100円 | 小麦などの穀物類やガソリン価格の高騰により。 |
100円→105円 | 原材料価格の上昇に加え、原油価格の高騰に伴う包装資材、カップ容器等の価格上昇により。 |
105円→111円 | 原材料価格や包装資材価格の高騰に加え、人件費・物流諸費用の上昇が進み、自助努力だけではコスト上昇を吸収しきれないため。 |
111円→123円 | 製品の主原料である小麦粉、食用油脂をはじめとする原材料価格の高騰に加え、包装資材、エネルギー費、物流コストなど諸費用の上昇が続いているため。 |
123円→136円 | 原材料価格の高騰に加え、包装資材、エネルギー費、物流コストなど諸費用の上昇が続いており、自助努力だけではコスト上昇を吸収できない状況になったため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | サンヨー食品株式会社 |
2002年 100g(91g) 90円 | サンヨー食品 商品紹介 |
2008年 100円に値上げ | サンヨー食品 製品情報 |
2015年 105円に値上げ | サンヨー食品 製品一覧 |
2019年 111円に値上げ | サンヨー食品 ニュースリリース |
2022年 123円に値上げ | サンヨー食品 ニュースリリース |
2023年 136円に値上げ | サンヨー食品 ニュースリリース |
アラビヤン焼そばの値上げ解説
袋麺のソース焼きそばとして、「日清焼そば」に次いで人気・知名度が高いと思われる「サッポロ一番 ソースやきそば」…の陰に隠れるようにひっそりと存在している袋麺ソース焼きそば…そう、サンヨー食品の「アラビヤン焼そば」です。
発売されたのは1967年と登場から50年以上経っており、人気のサッポロ一番 ソースやきそば(1971年発売)より歴史がある、由緒正しき焼きそば。
…いや、胡散臭いにもほどがあるだろ、おっさん。
アラビヤン焼そばの過去の内容量や価格を調べてみると、1996年時点で100g(めん91g)だったことが確認できる。この内容量、現在までまったく変わっていません。
そもそも、1967年の発売時からパッケージデザインがほとんど変わっていないアラビヤン焼そば。それどころかリニューアルした形跡すらない。一般的な即席麺は定期的にリニューアルするものだけど、アラビヤンは放置プレイ。
一方で価格は他の袋麺同様、しっかりと値上げしている。
1990年に80円から90円に値上げした後、しばらくは90円時代が続くも、2008年に小麦や梱包資材の高騰を理由に100円に値上げ。2015年には105円、2019年111円、2022年123円、2023年6月には136円へと更なる値上げを行っています。
ちなみに5個パックは555円、2022年615円、2023年6月には680円になるなど、まったくお得感はない。ただ、実売価格では5個パックの方が1個当たりの価格が安くなる傾向にありますけどね。
このアラビヤン焼そば、現在は一応全国展開している…とのことだが、かつては販売不振により千葉県と茨城県のみでの販売になっていた模様。
全国で取り扱っているらしい現在においても、一般的なスーパーでその姿を見ることはほとんどない。茨城県に住んでいる私ですら滅多に見ないのだから、他県の方にとってはツチノコレベルかもしれない。
ネット通販を利用すれば購入することもできるが、実店舗ではあまりお目にかかれないレアな存在だからなのか、やたらと高いんですよね。“5食パック500円なら安い部類”というレベルのぼったくり価格を提示しているところが多数。
最近私がアラビヤン焼そばを見かけたのは、関東で展開している「ジェーソン」や、皆さんお馴染み、“驚安の殿堂”というキャッチフレーズとは裏腹に驚くほど安くない「ドン・キホーテ」などのディスカウントストア。
どちらも茨城県の店舗であり、全店舗で扱っているわけではないかもしれないが、5個パック398~448円くらいで売っていたので、気になる人は探してみるといいかも。
とはいえ、アラビヤン焼そばはインパクト抜群の怪しいパッケージとは裏腹に、中身は昔ながらの平凡な袋麺焼そば。特別美味しいわけではないし、だからといってまずいわけでもない。
一方で“レア感”も相まって価格は他の袋麺焼きそばより高めである場合がほとんど。
よほどの思い入れがある人か、もしくは「一度食べてみたい」という興味がほとばしっている人以外は、日清焼そばやサッポロ一番 ソース焼そばで十分だと思う。