ハーゲンダッツ パイントの値上げ情報

ハーゲンダッツ パイントの値上げ情報
メーカー ハーゲンダッツ・ジャパン株式会社
商品名 ハーゲンダッツ パイント
内容量 473ml
希望小売価格 850円(税別)
原材料
(バニラ)
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
栄養成分
1カップ(473ml)
エネルギー 1,059kcal
たんぱく質 20.0g
脂質 70.5g
炭水化物 86.2g
食塩相当量 0.6g
発売日 1984年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2000年2月時点 474ml 700円
2008年6月~ 473ml 740円
2015年3月~ 473ml 765円
2019年6月~ 473ml 850円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
700円→740円 主原料である牛乳、卵黄、砂糖の価格上昇や、原油高による資材価格の高騰に対応するため。
740円→765円 乳原料および副原料の需要逼迫や価格の高騰、包装資材価格やエネルギーコストなどの上昇により品質の維持が困難に。企業努力だけではコストアップの吸収は極めて困難であるため。
765円→850円 原材料価格などさまざまなコストの上昇により品質の維持が困難に。企業努力だけではコストアップの吸収は極めて困難であるため。

参考サイト
公式サイト ハーゲンダッツ
2000年 474ml 700円 ハーゲンダッツ ラインアップ
2008年 740円に値上げ ライブドアニュース
2015年 765円に値上げ ハーゲンダッツ ニュースリリース
2019年 850円に値上げ ハーゲンダッツ ニュースリリース

ハーゲンダッツ パイントの値上げ解説

現在ハーゲンダッツで最も売れている商品はミニカップですが、本来は大容量の「パイント」が基本でした。ハーゲンダッツに高級アイスの代名詞の座を奪われたレディーボーデンもかつてはパイントのみの展開でしたしね。

そんなハーゲンダッツのパイント、以前に比べかなり値上げされているのをご存知でしょうか? 元々高級だったのがさらに高くなり、庶民の“ささやかな楽しみ”のハードルを上げまくっている商品といえる。

2000年当時のパイントの内容量は474mlで価格は税別700円。現在パイントは473mlなんだけど、なぜか昔は474mlだったらしい。本来「1パイント=473.176ml」であるため、昔は小数点以下切り上げ、現在は切り捨てなのかもしれない。

2008年3月になると原材料価格などの高騰を理由に、従来の税別700円から740円に値上げします。2007年のサブプライムローン問題表面化から2008年のリーマンショックの間くらいの景気が悪くなりつつある時期であり、庶民の財布を直撃。

2015年にはさらに値上げして765円に。ナムコの回し者か? そして2019年には一気に850円に値上げして現在に至ります。

我々庶民からすれば「おいおいふざけんな」となりそうなものですが、ある程度ブランドを確立した商品を好む層というのは、高ければ高いほどありがたがる連中が一定数生まれるから質が悪い。

そして「高ければ高いほど美味しいに決まっている」という、訳の分からないバイアスがかかるバカ舌の持ち主が「ハーゲンダッツはやっぱうめぇわ」と手放しに賞賛。思考停止も甚だしい信者が雨後の筍の如くニョッキニョキですよ。

…まあ、実際他商品に比べ濃厚なコクや甘さがあるのは間違いないんだけどね。

ここでちょっと気になるのが、売れ筋のミニカップと大容量のパイント、どっちがお得なのかという点。私の大好きなゲス計算で1mlあたりの価格を算出してみよう。

前述の通りハーゲンダッツ パイントの内容量は473mlで価格は850円。あくまでも希望小売価格ベースと前置きしたうえで1mlあたり約1.8円ということになります。

一方のミニカップは110ml入りで295円なので、1mlあたり約2.7円。つまりパイントはミニカップに比べ1.5倍ほどお得ということに。やったね。

いやいや、パイントがお得なんじゃなくて、ミニカップが異様に高いだけだからね。しかもハーゲンダッツが異常に高いのは日本特有のものだからね。

日本のスーパーやネット通販で売られているハーゲンダッツ パイントの実売価格は800円前後。特売の目玉としてかなり安く売られていたとしても700円くらいが関の山。しかし、本場であるアメリカなんかだと日本よりずっと安いんですよね。

下図はアメリカのある通販サイトの価格。

アメリカに比べ日本のハーゲンダッツは高すぎる

パイント(473ml)より若干少ない14oz(414ml)ではあるものの、価格は3.99ドル。ここ最近の米ドル円相場が1ドル=105円くらいですから単純計算で420円、1mlあたりの価格は約1円。しかも税込だからな。

アメリカのアイスとはいえ本国から輸入しているわけではなく、群馬県のタカナシ乳業株式会社が製造をしている。乳脂肪分が高いとはいえ、レディーボーデンとほとんど変わらない程度で2倍の価格になるはずがない。

結局ね、ブランドイメージ構築のために価格を吊り上げているだけなんですよね。

実際ハーゲンダッツ・ジャパンはブランドイメージを重視するあまり、小売店に安売りしないよう圧力をかけたり、安い並行輸入品の取り扱いを妨害したりといったゲス行為により独占禁止法違反の勧告を過去に受けている。

ハーゲンダッツが美味しいのは疑いようがない事実ではあるものの、価格に見合っているかと問われれば個人的にはNO。あくまでもブランド込みの価格であるため、私は自分でこれを買うことは絶対にない。

…とは言いつつも、人から貰ったら大喜びで貪るがな。カップを分解して底までベロベロ舐めちゃう勢いでな。(クズ)

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