ハーゲンダッツ アソートボックスの値上げ情報

ハーゲンダッツ アソートボックスの値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー ハーゲンダッツ・ジャパン株式会社
商品名 アソートボックス(旧マルチパック)
内容量 70ml×6個
希望小売価格 925円(税別)
原材料
(バニラ)
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
栄養成分
1個(70ml)
エネルギー 157kcal
たんぱく質 3.0g
脂質 10.5g
炭水化物 12.8g
食塩相当量 0.1g
発売日 1984年(日本展開)

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2000年2月時点 75ml×6個 850円
2008年6月~ 75ml×6個 880円
2019年11月~ 70ml×6個 880円
2023年4月~ 70ml×6個 925円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
850円→880円 主原料である牛乳、卵黄、砂糖の価格上昇や、原油高による資材価格の高騰に対応するため。
450ml→420ml マルチパックからアソートボックスに名称変更し、カップの内容量も75mlから70mlへと変更。
880円→925円 エネルギーコストの上昇や急激な円安を背景にした原材料価格や包装資材の高騰に加え、物流コストの上昇も進み、企業努力だけでコストアップ吸収は極めて困難と判断し価格改定。

参考サイト
公式サイト ハーゲンダッツ
2000年 450ml 850円 ハーゲンダッツ ラインアップ
2008年 880円に値上げ ライブドアニュース
2019年 420mlに実質値上げ ハーゲンダッツ ニュースリリース
2023年 925円に値上げ ハーゲンダッツ ニュースリリース

ハーゲンダッツ アソートボックスの値上げ解説

1個売りが主力商品であるハーゲンダッツの商品群の中において、数少ない複数個のマルチパック展開をしているのが「ハーゲンダッツ アソートボックス」です。ハーゲンダッツの中では比較的値上げが緩やかな商品でもある。

遡ること2000年当時、アソートボックスの旧名称である「ミニカップ マルチカップ」は75ml×6個という内容量に対し、税別850円という価格設定でした。

多くのハーゲンダッツ商品が値上げされることになる2008年、マルチカップはそれまでの850円から880円に値上げします。ただ、1個売りのミニカップが250円から270円へと8%値上げされたのに対し、マルチカップの値上げ率は3.5%と控えめ。

その後もミニカップやパイント、バーなどが値上げされる中、マルチカップは75ml×6個/880円という規格を守り続けます。相対的にお得…と言ってよかったのかもしれません。

しかし2019年、名称を「マルチパック」から「アソートボックス」に変更しつつ、内容量を75ml×6個から70ml×6個に減量。価格は880円で据え置きなので典型的なステルス値上げ(実質値上げ)になる。

さらに2023年4月から925円に値上げ。恐ろしい…

とはいえ、1個売りのミニカップと1mgあたりの単価を比べてみると、ミニカップが1mlあたり2.95円なのに対しアソートボックスは2.2円と割安。組み合わせに不満がないならアソートボックスを買った方がお得と言えるでしょう。

それにしても、バニラ・ストロベリー・クッキー&クリームの詰め合わせが「ラバーズアソート」ってどういうことだよ!? マルチパック時代もこの組み合わせは「ラバーズコレクション」だったし。

ハーゲンダッツ ラバーズアソートとラバーズコレクション

恋人同士を連想させるような甘~い組み合わせということか? おひとり様時代の昨今、時代錯誤も甚だしいわ!

こんなネーミング付けていると毒女から「ラバーズアソートとか、独身や独り身を馬鹿にしてませんか!?」「ハーゲンダッツは私たちのようなおひとり様のプチ贅沢に支えられているんじゃないんですか!?」とかクレーム入れられちゃうよ。

あいつらの妬み根性と被害妄想、粘着質っぷりは筆舌に尽くしがたいからね。それでいて徹底的に自分を正当化しつつ責任転嫁。毒女を舐めちゃいけませんぜ、ハーゲンダッツの旦那。

…ん? こんなこと書いている私の方がヤバいのか?

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