すたみな太郎の値上げ情報

すたみな太郎の値上げ情報
運営会社 株式会社江戸一
店名 すたみな太郎
創業 1978年

平日ランチ(大人)
年月日 価格(税込)
2003年頃 980円
~2008年12月 1,050円
2008年12月~ 1,180円
2014年4月~ 1,214円
2017年11月~ 1,285円
2018年4月~ 1,339円
2019年10月~ 1,430円
2022年8月~ 1,628円
2022年12月~ 1,958円

土日祝ランチ(大人)
年月日 価格(税込)
~2008年12月 1,480円
2008年12月~ 1,680円
2014年4月~ 1,728円
2017年11月~ 1,825円
2018年4月~ 1,933円
2019年10月~ 1,980円
2022年8月~ 2,178円
2022年12月~ 3,278円

ディナー(大人)
年月日 価格(税込)
2003年頃 1,780円
~2014年3月 1,980円
2014年4月~ 2,037円
2017年11月~ 2,149円
2018年4月~ 2,278円
2019年10月~ 2,310円
2022年8月~ 2,728円
2022年12月~ 3,278円

ソフトドリンクバー
年月日 価格(税込)
~2014年3月 200円
2014年4月~ 250円
2019年10月~ 260円
2022年8月~ 165円
2022年12月~ 308円

すたみな太郎の値上げ解説

約130種類の料理やデザートが食べられるバイキングレストラン「すたみな太郎」。比較的低価格のビュッフェレストランとしてはメニュー数は群を抜いています。本当に種類が多い。

そんなすたみな太郎、値上げはなかなかのペースで行われており、特に2022年に行われた2回の値上げは常軌を逸している。はっきり言って経営陣の資質を疑うレベル。

ちなみに料金は店舗によって違うこともあるので、あくまでも“大多数の店舗に適用されている料金”と受け取ってください。

2008年頃までは1,000円程度で食べることができた平日ランチ。私も何度かお世話になりました。しかし2008年12月になって1,180円へ値上げ。同じタイミングで土日祝日のランチも1,480円から1,680円へ値上げされています。

その後2014年4月の消費税増税には消費税アップの3%分が値上げ。本体価格は変わっていないため厳密には値上げとは言わないですね。

業績が思わしくないこともあってか、2008年の値上げから9年間据え置いてきた料金も、2017年11月にはとうとう値上げに踏み切り平日ランチは1,285円へ。10年以上据え置いてきたディナー料金も2,149円に値上げ。

しかもそこから半年も経たない2018年4月にさらなる値上げを行います。平日ランチ、土日祝ランチ、ディナーすべてにおいて50~130円上乗せ。人件費や原材料費の高騰を考えれば仕方ない面もありますが…

消費税が10%になった2019年10月には、増税分に加えて平日祝ランチを税抜1,240円から1,300円へ。一方でディナーは税抜2,110円から2,100円へ小幅な値上げを行っています。気休め程度だけどね。

圧巻なのは2022年。8月に平日ランチを税込1,430円から1,628円、土日祝ランチを1,980円から2,178円へと、それぞれ198円値上げ。ディナーに至っては2,310円から一気に2,728円と418円の値上げですよ。

しかしここで止まらないのがすたみな太郎。

この値上げからたった4か月後には、平日ランチを330円値上げし1,958円、土日祝はランチとディナーを同一料金としたうえで3,278円に値上げ。土日祝ディナーは550円、土日祝ランチに至っては1,100円の値上げという暴挙に。

約130種のメニューを揃えるため、様々なコストが積み重なるのは想像に難くないし、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で原材料や物価高が続いているとはいえ、ここまで値上げするものか?。

土日祝ランチや土日祝ディナーの税込3,278円って価格は、焼肉きんぐのスタンダードな「58品コース」をゆうに上回ってるぞ。そこそこ質の高い肉を提供する焼肉きんぐより、平然と“ゴム”を提供するすたみな太郎の方が高いとは…

確かにすたみな太郎は焼肉キングの58品コースの2倍超の品数を揃えているし、焼肉から寿司、麺類、惣菜、ご飯物、デザートまでバラエティに富んではいるが…

そう、この“なんでもござれ感”こそがすたみな太郎の美点。ただね、確かに品数は多いものの、味は決して「美味しい」といえるレベルにないのも事実

私自身平日ランチ1,050円の時まではたまに行っていましたが、1,180円になったのを機にすたみな太郎は一切利用しなくなった。なぜなら料理のレベルが低いから。特にゴムのような牛肉には閉口。当時700~800円だったハナマサの焼肉食べ放題のほうが幾分ましなレベルだった。

寿司も回転寿司やスーパーのパック寿司にも劣るようなものでしたし、他の料理も極めて平凡。「様々な種類の料理やデザートが好きに食べられる」というのが最大かつ唯一のメリットだった印象。

それでも税込み1,050円という値段だから納得できた。貧乏なうえに貧相な味覚しか持ち合わせていない私には、美味いと感じるほどではないにしろ、色々なものを好きなだけ食べられるというのは確かに魅力だったのだ。

現在は肉や料理の質が上がったという話も聞きますが、年を重ねたことでビュッフェに行っても胃に詰め込めるだけ詰め込むようなことをしなくなった私にとって、相次ぐ値上げで平日ランチですら約2,000円になってしまったすたみな太郎に魅力は一切感じない。

どんなにメニューが多くてもお腹に入る量は一緒だし、客層もあまり良くないしね。

とはいえ、様々なメニューがあり綿あめ機なども置いてあるすたみな太郎は子供連れや若い人には良いかもしれない。実際土日祝は子連れがいっぱい。学校帰りの高校生なども見かける。ギャーギャーうるさいくらい。

それでも平日ランチ1,300円くらいまでの頃は「たまには行ってみようかなー」とか考える時もあったんですけどね。結局行かなかったけど。

コロナ禍もあってピークから半減してしまった店舗数。それを補うために異常なほどの値上げを行い、そして客足が遠のきさらに店舗数が減るという悪循環。

すたみな太郎…もう詰んでるな。

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