ケンタッキーフライドチキンの値上げ情報

ケンタッキーフライドチキンの値上げ情報
運営会社 日本KFCホールディングス株式会社
店名 ケンタッキーフライドチキン
創業 1970年11月21日(日本)

オリジナルチキン
年月日 価格(税込)
1ピース 2ピース 3ピース 6ピース 10ピース
1990年代初頭 185円 367円 525円 1,050円 1,720円
1996年時点 206円 391円 587円 1,143円 1,854円
2006年6月頃~ 210円 400円 600円 1,170円 1,890円
2007年7月~ 210円 400円 600円 1,180円 1,920円
2008年4月~ 230円 450円 670円 1,330円 2,210円
2008年11月頃~ 240円 470円 700円 1,390円 2,310円
2015年3月~ 250円 490円 740円 1,470円 2,450円
2022年7月~ 260円 520円 780円 1,560円 2,600円
2023年3月~ 290円 580円 870円 1,740円 2,900円
2023年10月~ 310円 620円 930円 1,860円 3,100円

カーネルクリスピー
年月日 価格(税込)
2000年時点 136円
2006年6月頃~ 140円
2008年4月~ 160円
2008年11月頃~ 170円
2014年4月~ 180円
2015年3月~ 200円
2017年6月~ 220円
2019年10月~ 230円
2022年7月~ 240円
2023年3月~ 270円
2023年10月~ 290円

チキンナゲット(5ピース)
年月日 価格(税込)
1990年代初頭 309円
2000年時点 346円
2006年6月頃~ 350円
2008年4月~ 380円
2014年9月時点 390円
2015年3月~ 400円
2022年7月~ 420円
2023年3月~ 440円
2023年10月~ 480円

チキンフィレバーガー(旧チキンフィレサンド)
年月日 価格(税込)
1990年代初頭 298円
2000年時点 346円
2006年6月頃~ 350円
2008年4月~ 370円
2008年11月頃~ 380円
2014年4月~ 390円
2023年10月~ 440円

コールスロー(M)
年月日 価格(税込)
2000年時点 189円
2006年6月頃~ 190円
2008年4月~ 220円
~2015年3月 240円
2015年3月~ 250円
2017年6月~ 260円
2022年7月~ 290円
2023年3月~ 320円
2023年10月~ 390円

フライドポテトS
年月日 価格(税込)
1990年代初頭 144円
2000年時点 147円
2006年6月頃~ 150円
2008年4月~ 190円
2008年11月頃~ 200円
2019年4月~ 220円
2019年10月~ 230円
2022年7月~ 240円
2023年3月~ 270円
2023年10月~ 290円

ビスケット
年月日 価格(税込)
1996年時点 103円
2000年時点 126円
2006年6月頃~ 130円
2007年7月~ 140円
2008年4月~ 160円
2008年11月頃~ 170円
~2015年3月 180円
2015年3月~ 200円
2017年6月~ 220円
2019年10月~ 230円
2022年7月~ 240円
2023年3月~ 270円
2023年10月~ 290円

参考サイト
1990年代 1990年代初頭のメニュー
2006年 2006年6月のメニュー
2007年 2007年10月のメニュー
2015年 2015年4月のメニュー
2022年 値上げ KFC お知らせ
2023年3月 値上げ KFC お知らせ
2023年10月 値上げ KFC お知らせ

ケンタッキーフライドチキンの値上げ解説

ケンタッキーフライドチキン(KFC)は圧力鍋で揚げた鶏の唐揚げを主力商品としているだけあって、ファーストフードの中では若干変わり種と言える存在。しかしファーストフードとしてはトップクラスの人気や店舗数を誇ります。

マクドナルドや吉野家などのファーストフードと違う点は、消費税増税時の価格据えを除き、これまで主力メニューで値下げを行っていないこと。それによりブランド力を維持に努めている印象を受けます。

それだけに“ケンタッキーはお高め”という印象は付いて回る。骨付き肉とあって可食部が少ない鶏肉が1ピース310円である。サイドメニュー関連も総じて高く割高感は拭えない。

看板商品であるオリジナルチキンは1990年頃の185円から1990年代半ばに210円、2008年には230円と段階的に値上げを行い、2015年からは250円、2022年260円、2023年3月290円、そして2023年10月には310円に値上げ。

しかも昔は数ピースまとめて買うことで多少の割引がありましたが、現在はそれもなし。可食部が比較的多いサイやドラムでも310円はぼったくり価格だけど、可食部が少ないウイングも310円…ちょっと何言ってるか分からない。

ケンタッキーのバーガーの象徴であるチキンフィレバーガー(旧サンド)は税抜290円から同330円、税込350円、370円、2014年4月以降は390円で落ち着いていたものの、2023年10月に一気に440円へと値上げ。

またサイドメニューの値上げも激しい。

マクドナルドと比べ太く量が少ない印象のフライドポテトSは1990年頃税込144円だったのが現在290円。当時から考えると2倍近くになっている。原価が安いポテトのSが290円って…

カーネルクリスピーも酷い。1998年頃の発売時には136円でしたが、値上げに次ぐ値上げで290円也。可食部50g程度しかないにもかかわらず。100gあたり580円の鶏のから揚げって…消費者舐めてる?

そして極めつきはビスケット。

私は10代の頃…1993年頃から1995年頃までケンタッキーでバイトしていました。バイトを始めた当初ビスケットに穴は開いておらず、価格も税抜100円だった。それが途中から穴あきに。

「火が均一に通るように」という理由を付けて真ん中に穴をあけたらしいが、コスト削減が目的なのは明らか。穴が開いていなかった当時のビスケットは外サックリ中ふんわりで非常に美味しかったからね。

しかもそこからの値上げっぷりは酷いの一言。バイトを辞めて以来ケンタッキーにはほとんど行っていなかったから知らなかったが、その後ビスケットは120円になり、130円、140円と徐々に値上げされ、現在のビスケットは290円もするのね。

税抜き価格で考えても約2.7倍!

ケンタッキーフライドチキンの栄養成分表を見るにビスケットの重量は51gとなっている。まあまあ安めの焼き立てパン屋であれば、できたてふわふわ香ばしい食パン1斤(340g以上)がそのくらいの値段で買えるぞ。

価格を高めに設定し落ち着いた雰囲気を演出することでマクドナルドと差別化を図っているといったところか。確かに客層はマクドナルドより遥かに良い。どちらかというとライバルはモスバーガーかな?

作り置き上等で脂っぽいオリジナルチキンはさておき、バイトしている時大好きだったビスケットとコールスロー。当時はビスケット100円だったし、コールスローも180円だったからね。そんなコールスローも今や390円ですよ。

今の価格を見るに今後私が自発的にケンタッキーの商品を食することはないだろう。美味しいのは確かであるものの現在の価格を払うだけの価値はない。

数年前まで「まあまあお得だった500円ランチ(オリジナルチキン・ビスケット・ポテトS・ドリンクM)であればあるいは…」と思っていたが、今はそれも存在しないのね。現在はビスケットがなくなりドリンクがSになったうえ550円だよ。

私の食事の選択肢に入ることは120%ないわ。

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