アクアワールド茨城県大洗水族館の値上げ情報

駐車料金
無料（県営駐車場は夏期のみ800円）

アクアワールド茨城県大洗水族館の値上げ解説

海水浴場として知られる茨城県東茨城郡大洗町の海岸に鎮座する「アクアワールド茨城県大洗水族館」。それなりに歴史は長いらしく、1952年に開館したらしい。

現在の建物は2002年にリニューアルオープンした3代目ということもあり、そこそこ近代的な外観をしているものの、初代はこんなんだったみたいよ。

1952年に開業した初代大洗水族館

延床面積は約50坪（165平方メートル）。現在のアクアワールドが約19,800平方センチメートルだから、100分の1以下の広さしかなかったことになる。…というか、50坪ってコンビニ程度の広さしかないからね。

こんな掘っ建て小屋…もとい、こじんまりした初代大洗水族館でも、2代目に引き継がれるまでの約18年で約260万人が訪れたっていうんだから、当時は水族館が珍しかったんだろうね。

そんな歴史あるっぽい大洗水族館、できれば初代・2代目の入場料を調べたかったところですが、どう頑張っても2代目までの入場料の情報は見つからなかった。

確認できる範囲では、2002年に現在の3代目がオープンした当初の入場料が大人1,800円。県や公益財団法人が運営しているとあって10年以上値上げは行われず、2014年4月の消費税増税時に伴い1,850円になるも、値上げ幅は消費税増税分のみ。

んがしかし、2019年10月に消費税が10％へと引き上げられた際に大人料金を2,000円に値上げ。増税分を完全に上回る値上げ…これって世間では「便乗値上げ」って言うんだぜ。

ただ、この時に値上げしたのは大人料金のみであり、小・中学生や3歳以上の子供料金は2014年の消費税増税に伴う値上げ以前の900円・300円に値下げされ、年間パスポートに関しては大人も含めて全体的に値下げとなっている。

多くのテーマパークが値上げしまくる中、アクアワールドはかなり頑張っているな…と思いきや、2023年3月、新エリアである「オーシャンテラス」をオープンしたのと同時に大人入場料を2,300円に値上げします。

この時ばかりは子供や年間パスポートもしっかり値上げ。

2,300円…なんとも微妙な料金設定よね。民間企業が運営する鴨川シーワールドや八景島シーパラダイス、海遊館などよりは安いものの、自治体や公益財団法人が運営する水族館としては割高。

日本の水族館の中で1、2を争う美ら海水族館や名古屋港水族館より高いって…ちょっと調子に乗ってね？茨城の片田舎にある水族館のくせに調子に乗ってね？

茨城県在住の私はもちろん何度も行ったことがあるアクアワールド茨城県大洗水族館。小学校の遠足といえば大洗水族館が定番だったしね。

ただ、ここ10年以上大洗水族館に行っていない。そのため私の中でアクアワールドの入場料は1,800円のままで止まっていたわ。

今は2,300円…う～ん、ド田舎である茨城県らしく駐車料金が無料というのは美点なんだが…もうしばらく行かなくてもいいかな。

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