ハウステンボスの値上げ・値下げ情報

ハウステンボスの値上げ情報
運営会社 ハウステンボス株式会社
テーマパーク名 ハウステンボス
開業日 1992年3月25日

1DAYパスポート(大人)
年月日 価格
~2001年3月 5,800円
2001年4月~ 4,800円
2007年4月~ 5,600円
2010年~ 通常期 2,500円+2,200円
特定日 3,000円+2,200円
2011年4月~ 通常期 4,900円
特定日 5,400円
2011年10月~ 5,400円
2012年3月~ 5,700円
2013年3月~ 5,900円
2014年4月~ 6,100円
2015年3月~ 6,200円
2015年7月~ 6,400円
2016年3月~ 6,500円
2016年7月~ 6,700円
2017年3月~ 6,900円
2018年3月~ 7,000円

入場券(散策チケット)
年月日 価格
~2001年3月 4,200円
2001年4月~ 3,200円
2010年~ 通常期 2,500円
特定日 3,000円
2011年10月~ 3,000円
2012年3月~ 3,200円
2013年3月~ 廃止
2014年4月~ 3,600円
2015年3月~ 3,800円
2015年7月~ 3,900円
2016年3月~ 4,000円
2016年7月~ 4,200円
2017年3月~ 4,400円
2018年3月~ 4,500円
2019年3月~ 廃止

年間パスポート(大人)
年月日 価格
~2001年9月 12,000円
2001年10月~ 7,000円
2008年6月~ 8,000円
2011年4月~ 12,000円
2013年3月~ 17,000円
2014年4月~ 19,000円
2016月年4月~ 20,000円
2017年4月~ 22,000円

駐車場料金(普通車)
年月日 価格
~2010年 800円
2010年~ 500円
2012年~ 600円
2014年4月~ 800円
2023年4月~ 1,000円

ハウステンボスの値上げ・値下げ解説

バブル崩壊後の1992年に鳴り物入りで九州・長崎県に登場したハウステンボスは、東京ディズニーリゾート(ランド+シー)のおよそ1.5倍、東京ドーム約30個分に相当する日本最大のテーマパーク。

経営の悪化や事業譲渡などにより他のテーマパークと違い値上げのみならず値下げしていた時期も。九州という不利な立地に加え、リア充が求めるアトラクションやキャラクター面で弱いのが大きな理由か。リア充とかマジうざい。

ちなみに、1992年の開園当初の入場料やパスポートは2000年頃に比べてもうちょっと安かったと思いますが、確認できるのは1998年以降の料金を基準にしています。

少なくとも1999年以降5,800円だったパスポートは2001年に4,800円へ大幅値下げされることになります。2001年といえばディズニーランドが5,500円に値上げした時期。なんとも対照的ですね。

その背景には減り続ける入場者数を食い止めたいという狙いがあったのでしょう。

ハウステンボスの入場者数推移

2001年(平成13年)は入場者数が右肩下がりになっている最中。この値下げによって入場者数をどうにか回復したかったのでしょうが、それ以降も人は減る一方、

しかし2005年(平成17年)に入場者数はいったん底を打ち増加に転じたことから2007年(平成19年)に従来の4,800円から5,600円に大幅値上げ。そして翌年以降入場者数激減。典型的な無能経営ですね。

しかし、HIS傘下となった2010年には事実上の1Dayパスポート4,700円に値下げ。それに加え様々な施策により入場者数は回復傾向に。

それに気をよくしたのか、そこからは値上げに次ぐ値上げ。毎年…どころか2015年と2016年は年に2回も値上げしている。

2010年に4,700円だったパスポートは2018年には7,000円ですよ。ディズニーリゾートでもここまであこぎな値上げはしていない。「ディズニーやUSJがどんどん値上げしているからうちも…」的な浅ましい思惑もあったんだろうね。

しかし2015年をピークに入場者数がジリ貧になってきたからか、2019年10月にはこれまで1Dayパスポートでも有料だった施設をパスポートの適用範囲内とし無料に。事実上の値下げですね。

そもそもテーマパークとしての出来やレベル、格はディズニーリゾートやUSJに対し明らかに劣るのに入場料だけはいっちょ前。当初はオランダの雰囲気を再現するというコンセプトも、HIS傘下になった後は“脱オランダ”。迷走感ハンパない。

生涯行くことはないだろうからどうでもいいけど。

ただ、2018年に1DAYパスポートを7,000円に値上げして以降、現在まで値上げは行われていないんですよね。2023年に駐車料金が800円から1,000円になった程度か。「良心的」ではなく、値上げするだけの集客力がなかったということなんだろう。

そして2022年には香港の投資会社に売却…だめだこりゃ。

大きな公園をゆったりと歩いたり雰囲気を楽しんだりするのは嫌いではないが、それを目的とするならハウステンボスはあまりにも高すぎる。唯一良心的と感じるのは駐車料金が安いことくらいか。

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧