ディズニーリゾート入園料・駐車場の値上げ情報
運営会社 | 株式会社オリエンタルランド |
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テーマパーク名 | 東京ディズニーランド(ディズニーリゾート) |
開業日 | 1983年4月15日 |
1デーパスポート(大人) | |
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年月日 | 価格 |
1983年~ | 3,900円 |
1985年~ | 4,200円 |
1989年~ | 4,400円 |
1992年~ | 4,800円 |
1996年~ | 5,100円 |
1997年~ | 5,200円 |
2001年~ | 5,500円 |
2006年9月~ | 5,800円 |
2011年4月~ | 6,200円 |
2014年4月~ | 6,400円 |
2015年4月~ | 6,900円 |
2016年4月~ | 7,400円 |
2019年10月~ | 7,500円 |
2020年4月~ | 8,200円 |
2021年3月~ | 平日 |
8,200円 | |
土日祝・大型連休 | |
8,700円 | |
2021年10月~ | 平日(混雑状況で変動) |
7,900円 8,400円 8,900円 |
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土日祝など混雑時 | |
9,400円 | |
2023年10月~ | 平日(混雑状況で変動) |
7,900円 8,400円 8,900円 |
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土日祝など混雑時 | |
9,400円 9,900円 10,900円 |
年間パスポート(大人) | |
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年月日 | 価格 |
1992年~ | 31,000円 |
1996年~ | 35,000円 |
1997年~ | 35,700円 |
2001年~ | 40,000円 |
2006年9月~ | 45,000円 |
2011年4月~ | 52,000円 |
2014年4月~ | 53,000円 |
2015年4月~ | 59,000円 |
2016年4月~ | 63,000円 |
2018年~ | 61,000円 |
2019年10月~ | 62,000円 |
2020年4月~ | 68,000円 |
2020年7月~ | 販売中止 |
駐車場料金 | |
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年月日 | 価格 |
~1999年3月31日 | 1,500円 |
1999年4月1日~ | 1,700円 |
2001年2月21日~ | 2,000円 |
2015年4月1日~ | 平日2,500円 土日祝日3,000円 |
2024年7月1日~ | 3,000円 |
参考サイト | |
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公式サイト | 東京ディズニーリゾート |
2006年 5,800円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2011年 6,200円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2014年 6,400円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2015年 6,900円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2016年 7,400円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2019年 7,500円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2020年4月 8,200円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2021年3月 最大8,700円に値上げ | オリエンタルランド ニュースリリース |
2021年10月 最大9,400円に値上げ | TDR ニュースリリース |
2023年 最大10,900円に値上げ | TDR ニュースリリース |
2024年 駐車料金値上げ | TDR ニュースリリース |
ディズニーランドの値上げ解説
日本において最も有名であり、また最も成功しているテーマパークといえばディズニーランドを抱えるディズニーリゾートでしょう。しかし一方で最も値上げが激しいテーマパークでもあります。
1983年の開業当時は3,900円だった1デーパスポートも現在は7,900~9,400円の変動制と2倍以上の価格に。
2021年3月からは初の価格変動制を導入し、平日はこれまで通り大人8,200円で据え置くものの、土日・祝日・春休みや大型連休は8,700円に。予約を分散させるための措置とのことですが、完全に値上げよね。
同年10月にも価格の改定が行われ、閑散期は7,900円と300円値下げされたのに対し、土日祝日や大型連休など混雑が予想される日は9,400円と700円の値上げに。また混雑状況に応じて8,400円、8,900円という中間価格も設定。
ま、要は値上げだよ。
さらに2023年10月からは最大10,900円に引き上げられるなど、とうとう1万円の大台を突破。ちなみに中高生は「6,600~9,000円」、4歳から小学生までの子供は「4,700~5,600円」になります。
新型コロナウイルスの拡大によって業績が悪化し、コロナ禍でも足しげく通ってくれる熱心なファンから巻き上げ、コロナ禍が終わったら終わったで客足が復活したから、人数制限の意味も込めて値上げ。
日本屈指の夢の国に入場するには、オリエンタルランドの超現実的な損得勘定によって算出された利益たっぷり乗せの料金を払わなければならないと。
また年間パスポートの値上げっぷりも酷い。1992年に年間パスポートが登場した時は31,000円だったものが現在は68,000円で、こちらも2倍以上に。オリエンタルランドの殿様商売っぷりが見て取れますね。
ただ、年間パスポートは新型コロナウイルスによる休業が明けた2020年7月以降販売を中止しており、現在も再開の予定はないらしい。これも混雑防止の一環なのだろう。
しかしそれも仕方ないことなのかもしれません。なぜなら値上げを繰り返しているにもかかわらず来場者は増える一方だから。
来場者の満足度を向上させるためには数をコントロールする必要があり、そのために最も有効なのが値上げによる絞り込み。それを行ってもなお来場者が減らないのだからディズニーランド恐るべし。
値上げはパスポートのみに留まりません。駐車場料金も着実に値上げされており、当初1,500円だったものが現在は平日2,500円、土日祝日に至っては3,000円ですよ。バカらしい。
設備やサービスを充実させるから値上げ、混雑解消のために値上げ、新型コロナで人数を制限した結果業績が悪化したから値上げ、コロナ禍明けて客が増えだしたから値上げ…うんざりだ。
それでも行く人間が後を絶たないのだから、もはや“勝手にしろ”というレベル。大枚はたいてわざわざ混雑と行列に巻き込まれに行くんだから、ディズニーリゾート好きはある意味マゾなのかもしれない。
とか言って私自身何度もディズニーランドやディズニーシーに行ってますけどね。2000年頃までは平日に行けばスペースマウンテンもスプラッシュマウンテンもほとんど待たずに何度でも乗れたものです。
しかし今では平日もかなりの混雑だとか。もう20年ほど足が遠のいており、パレードの記憶は「ファンティリュージョン」で止まっているため、現在がどんな状況かはいまいち分からんが、相次ぐ値上げでも足しげく通うファンはある意味凄いと思う。信者的な意味で。
園内に使用される木すらコンクリートで作られている“ハリボテ”のどこに夢の国たる所以があるのだろうか? まあ、ディズニーランドに対しどういった感情を抱くかは、各々の価値観によって大きく異なるので多くは語らないが。
結論として、来場者数の増加を見れば値上げはやむなしといえるでしょう。値上げされても行く人はオリエンタルランドの養分。それが分かっていてもなお行きたいのであれば止める理由は特にない。
値上げしても行く人が多いからオリエンタルランドが調子に乗って…もとい、入場者を制限するために値上げする。それでも好きだから行く…う~ん、DV夫から離れられない奥さんみたいだ。