一本堂の値上げ情報
運営会社 | IFC株式会社 |
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店名 | 一本堂 |
創業 | 2013年 |
一本堂(プレーン) | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2013年~ | 210円 | |
2014年~ | 250円 | |
2016年~ | 260円 | |
2018年9月~ | 280円 | |
2020年9月~ | 290円 | |
2021年10月~ | 300円 | |
2022年2月~ | 320円 | |
2022年9月~ | 330円 | |
2023年9月頃~ | 350円 | |
2024年7月~ | 370円 |
れーずん | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2013年~ | 310円 | |
2014年~ | 350円 | |
2016年~ | 360円 | |
2018年~ | 380円 | |
2019年7月~ | 390円 | |
2020年9月~ | 400円 | |
2022年2月~ | 420円 | |
2022年9月~ | 440円 | |
2023年9月頃~ | 460円 | |
2024年3月~ | 480円 |
高密度(旧たから) | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2014年~ | 330円 | |
2016年~ | 340円 | |
2020年2月頃~ | 370円 | |
2022年2月~ | 390円 | |
2022年9月~ | 400円 | |
2023年9月頃~ | 420円 |
低糖質 | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2017年~ | 450円 | |
2019年12月~ | 480円 | |
2022年2月~ | 500円 | |
2022年9月~ | 510円 | |
2023年9月頃~ | 550円 |
ココア生クリーム食パン | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2018年~ | 420円 | |
2019年~ | 450円 | |
2020年~ | 460円 | |
2022年2月~ | 480円 | |
2022年9月~ | 500円 | |
2023年9月頃~ | 520円 |
生クリーム食パン | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2017年~ | 380円 | |
2019年~ | 420円 | |
2020年9月~ | 430円 | |
2022年2月~ | 450円 | |
2022年9月~ | 460円 | |
2023年9月頃~ | 480円 |
カフェオレ食パン | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2018年~ | 420円 | |
2019年~ | 450円 | |
2020年~ | 460円 | |
2021年~ | 480円 | |
2022年2月~ | 500円 | |
2022年9月~ | 520円 | |
2023年9月頃~ | 540円 |
乳酸菌入り食パン | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2017年~ | 340円 | |
2019年~ | 370円 | |
2021年~ | 販売終了 |
参考サイト | |
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公式サイト | 一本堂 |
一本堂創業の報道 | 京橋経済新聞 |
レーズン310円表記 | 食べログ |
2021年 一本堂(ぷれーん)300円に値上げ | 一本堂 インフォメーション |
2022年2月 食パン全品20円値上げ | 一本堂 ニュース |
2022年9月 値上げ | 一本堂 札幌琴似店 |
一本堂の値上げ解説
近年急速に増殖している食パン専門店「一本堂」。店の前を通りがかると焼き上がりを待つお客さんの列を目にすることもあります。
創業は2013年と新しく、大阪市都島区の店舗が一号店。当時の一本堂を取り上げた記事を見てみると現在の一本堂のフランチャイズ本部となるIFC株式会社代表取締役の谷舗氏が店長であることが分かります。
つまり元は個人店だったと。
その記事の中で氏は「コンビニやスーパーで販売している食パンに価格、味が満足できなかった」と語っている。つまり安くて美味しい食パンを提供したいと。その理念から当初はプレーンのみの販売で価格は一斤210円。素晴らしいこだわりを感じる。
んが、今や全国に100店舗を超えるフランチャイズとなり、次第に商品ラインナップが増え、基本であるプレーン(一本堂)の食パンは今や330円。たった10年で1.5倍超になった計算になります。異常な値上がり率と言わざるを得ない。
美味しいパンを安く提供するという理念を普及させるためにフランチャイズにして、その原資を稼ぐために値上げしました的な?これって何ていうと思う?
本末転倒っていうんだよ。
値上げの理由は小麦価格の上昇。しかし政府の小麦売渡価格を見てみると、一本堂が創業した2013年の4月期は1トン54,990円。一方280円に値上げした2018年4月期は54,370円。
加えて、平成31年(令和元年)あたりから小麦価格が急落し近年においてかなりの安値となっているにもかかわらず相変わらずの値上げ路線。2020年もぷれーんや高密度など複数の商品を値上げしている。何が材料費価格の高騰だよ。
“美味しいパンを安く提供”の理念が聞いて呆れる。
2022年になると新型コロナウイルスによる経済の停滞が解消され、世界的に様々なものが需要過多に。結果原材料価格やエネルギー価格などが高騰したことなどから、2022年2月に一本堂のすべての食パンを値上げ。
同年9月にも10~20円の値上げを行った結果、冒頭でも触れたように「一本堂(ぷれーん)」は330円になりましたとさ。他の食パンは軒並み400円超えですよ。
それでも値上げは止まらず、2023年9月に350円、2024年7月には370円へと値上げ。「れーずん」や「生クリーム食パン」は480円。
小麦価格が上がっている時はそれを理由に値上げし、下がっている時は知らん顔。そして再び上がりだしたらまた値上げ。企業の常套手段だから一本堂だけを責めるわけではないが…急拡大のために値上げを繰り返す企業の典型ですね。
焼き上がりを小出しにし意図的に行列を作ることでプレミアム感と人気店舗感を演出、それにより美味しいと思い込ませる手法はうまいと感じます。
「一本堂」という知名度とブランドを味に脳内変換できる人にはおすすめか。
私が住んでいる街にも店舗が存在し、プレーンを人から頂いて食べたことがあるが、まあ普通に美味しい。だからといって一斤370円の価値があるかと問われれば微妙。いたって普通の焼き立てパン屋の食パンと同レベルだから。
一時は食パンブームに湧いたこともあったが、近年は「大したことない平凡な食パンを割高価格で提供」という点に気付いた人が多いのだろう、高級食パン店を含め一本堂も店舗数が激減している。私が住む街の一本堂も消え去ったよ。
街中の個人の焼き立てパンの店を見渡せば、一本堂より安くかつ美味しい店はいくらでも見つかるはず。逆に、システム化されたフランチャイズである一本堂のパンより不味いものしか出せない個人店なら店をたたんだ方がいい。
美味しいパンを安く提供したいと語りながら、極めて短期間でフランチャイズ化し味を画一化。メニューはどんどん増やすし値上げもバンバン。こういう口だけのタイプって個人的に大嫌いだからちょっと厳しめに書いてみた。