一本堂の値上げ情報

一本堂の値上げ情報
運営会社 IFC株式会社
店名 一本堂
創業 2013年

一本堂(プレーン)
年月日 価格(税込)
2013年~ 210円
2014年~ 250円
2016年~ 260円
2018年9月~ 280円
2020年9月~ 290円

れーずん
年月日 価格(税込)
2013年~ 310円
2014年~ 350円
2016年~ 360円
2018年~ 380円
2019年7月~ 390円
2020年9月~ 400円

高密度(旧たから)
年月日 価格(税込)
2014年~ 330円
2016年~ 340円
2020年2月頃~ 370円

低糖質
年月日 価格(税込)
2017年~ 450円
2019年12月~ 480円

ココア生クリーム食パン
年月日 価格(税込)
2018年~ 420円
2019年~ 450円
2020年~ 460円

生クリーム食パン
年月日 価格(税込)
2017年~ 380円
2019年~ 420円
2020年9月~ 430円

カフェオレ食パン
年月日 価格(税込)
2018年~ 420円
2019年~ 450円
2020年~ 460円

乳酸菌入り食パン
年月日 価格(税込)
2017年~ 340円
2019年~ 370円

参考サイト
公式サイト 一本堂
一本堂創業の報道 京橋経済新聞
レーズン310円表記 食べログ

一本堂の値上げ解説

近年急速に増殖している食パン専門店「一本堂」。店の前を通りがかると焼き上がりを待つお客さんの列を目にすることもあります。

創業は2013年と新しく、大阪市都島区の店舗が一号店。当時の一本堂を取り上げた記事を見てみると現在の一本堂のフランチャイズ本部となるIFC株式会社代表取締役の谷舗氏が店長であることが分かります。

つまり元は個人店だったと。

その記事の中で氏は「コンビニやスーパーで販売している食パンに価格、味が満足できなかった」と語っている。つまり安くて美味しい食パンを提供したいと。その理念から当初はプレーンのみの販売で価格は一斤210円。素晴らしいこだわりを感じる。

んが、今や全国に100店舗を超えるフランチャイズとなり、次第に商品ラインナップが増え、基本であるプレーンの食パンは今や290円。たった5年で3割高くなった計算になります。異常な値上がり率と言わざるを得ない。

美味しいパンを安く提供するという理念を普及させるためにフランチャイズにして、その原資を稼ぐために値上げしました的な?これって何ていうと思う?

本末転倒っていうんだよ。

値上げの理由は小麦価格の上昇。しかし政府の小麦売渡価格を見てみると、一本堂が創業した2013年の4月期は1トン54,990円。一方280円に値上げした2018年4月期は54,370円。

加えて、平成31年(令和元年)あたりから小麦価格が急落し近年においてかなりの安値となっているにもかかわらず相変わらずの値上げ路線。2020年もぷれーんや高密度など複数の商品を値上げしている。何が材料費価格の高騰だよ。

小麦の売渡価格推移2020年版

“美味しいパンを安く提供”の理念が聞いて呆れる。

小麦価格が上がっている時はそれを理由に値上げし、下がっている時は知らん顔。そして再び上がりだしたらまた値上げ。企業の常套手段だから一本堂だけを責めるわけではないが…急拡大のために値上げを繰り返す企業の典型ですね。

焼き上がりを小出しにし意図的に行列を作ることでプレミアム感と人気店舗感を演出、それにより美味しいと思い込ませる手法はうまいと感じます。

私が住んでいる街にも店舗が存在し、プレーンを人から頂いて食べたことがあるが、まあ普通に美味しい。だからといって一斤290円の価値があるかと問われれば微妙。いたって普通の焼き立てパン屋の食パンと同レベルだから。

「一本堂」という知名度とブランドを味に脳内変換できる人にはおすすめか。

街中の個人の焼き立てパンの店を見渡せば、一本堂より安くかつ美味しい店はいくらでも見つかるはず。逆に、システム化されたフランチャイズである一本堂のパンより不味いものしか出せない個人店なら店をたたんだ方がいい。

美味しいパンを安く提供したいと語りながら、極めて短期間でフランチャイズ化し味を画一化。メニューはどんどん増やすし値上げもバンバン。こういう口だけのタイプって個人的に大嫌いだからちょっと厳しめに書いてみた。

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