不二家 洋菓子店の値上げ情報

不二家 洋菓子店の値上げ情報
運営会社 株式会社不二家
店名 不二家
創業 1910年

プレミアムショートケーキ
年月日 価格(税込)
2011年1月~ 360円
2011年12月~ 380円
2014年12月~ 410円
2015年12月~ 480円
2019年8月時点 520円
2022年11月時点 540円
2023年2月時点 570円

三角ショートケーキ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 262円
2005年1月~ 260円
2007年12月~ 280円
2008年12月時点 300円
2014年2月~ 320円
2014年4月~ 329円
2015年9月~ 400円
2017年1月時点 329円
2019年8月時点 400円
2022年10月時点 480円
2023年2月時点 500円

チョコ生ケーキ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 262円
2007年10月時点 260円
2007年12月~ 280円
2008年12月時点 290円
2014年2月~ 300円
2014年4月~ 308円
2015年3月~ 313円
2015年8月~ 356円
2016年9月~ 330円
2019年8月時点 360円
2020年8月時点 390円
2022年5月時点 410円
2023年2月時点 440円

しっとりスフレチーズケーキ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 231円
2004年9月~ 250円
2007年12月~ 260円
2008年12月時点 280円
2014年4月~ 324円
2015年9月~ 300円
2019年8月時点 360円
2020年8月時点 390円
2022年5月~ 399円
2023年2月時点 420円

苺のタルト
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 367円
2004年4月~ 380円
2008年12月時点 400円
2014年2月~ 420円
2014年4月~ 432円
2019年8月時点 480円
2022年11月時点 560円

マロンモンブラン
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 262円
2005年9月~ 260円
2007年12月~ 280円
2008年12月時点 290円
2014年2月~ 300円
2014年4月~ 308円
2014年9月~ 300円
2019年8月時点 360円
2020年8月時点 390円
2022年7月時点 410円
2023年2月時点 440円

苺のミルフィーユ
年月日 価格(税込)
2004年1月~ 367円
2005年1月~ 380円
2014年4月~ 390円
2020年8月時点 500円
2022年1月時点 540円
2023年2月時点 581円

ミルクレープ
年月日 価格(税込)
2004年2月~ 294円
2007年12月~ 320円
2014年4月~ 329円
2015年5月~ 388円
2021年1月時点 390円
2022年5月時点 399円
2023年2月時点 460円

プリンサンデー(苺)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 315円
2004年4月~ 320円
2008年1月~ 330円
2008年12月時点 350円
2014年4月~ 360円
2020年8月時点 440円
2022年12月時点 500円

カスタードプリン
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 105円
2004年11月~ 150円
2008年9月時点 160円
2012年~ 120円
2013年2月~ 100円
2014年2月~ 105円
2014年4月~ 108円
2020年5月時点 200円

シュークリーム
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 105円
2007年12月~ 110円
2009年3月時点 120円
2009年6月~ 100円
2014年2月~ 105円
2014年4月~ 108円
2015年5月~ 129円
2018年8月時点 108円
2020年5月時点 120円
2022年1月時点 160円
2023年2月時点 180円

ふんわりプチチーズ(旧ふんわりスフレ)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 525円(7個)
2013年4月~ 500円(6個)
2014年2月~ 525円(6個)
2014年4月~ 540円(6個)
2019年9月~ 540円(5個)
2022年5月~ 388円(3個)

ペコちゃんのほっぺ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 105円
2007年12月~ 110円
2008年12月時点 120円
2009年6月~ 100円
2014年2月~ 105円
2014年4月~ 108円
2022年5月時点 118円
2023年2月時点 128円

シュークリーム凍っちゃいました(シューアイス)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 63円
2007年9月時点 85円
2008年~ 100円
2014年2月~ 105円
2014年4月~ 108円
2016年4月~ 120円

オリジナルショートケーキ(ホール)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 S(直径135mm):1,680円
M(直径155mm):2,310円
L(直径185mm):3,150円
2005年1月~ S(直径135mm):1,700円
M(直径155mm):2,400円
L(直径185mm):3,200円
2008年1月~ S(直径135mm):1,800円
M(直径155mm):2,500円
L(直径185mm):3,400円
2008年12月時点 S(直径135mm):1,900円
M(直径155mm):2,700円
L(直径185mm):3,600円
2014年2月~
S(直径135mm):2,000円
M(直径160mm):2,800円
L(直径185mm):3,801円
2014年4月~
S(直径135mm):2,057円
M(直径160mm):2,880円
L(直径185mm):3,909円
2015年4月~
S(直径135mm):2,106円
M(直径160mm):2,916円
L(直径185mm):3,942円
2016年10月~
S(直径135mm):2,300円
M(直径160mm):3,100円
L(直径185mm):4,000円
2020年9月時点
S(直径135mm):3,000円
M(直径160mm):3,800円
L(直径185mm):4,700円
2022年5月時点
S(直径135mm):3,200円
M(直径160mm):4,200円
L(直径185mm):4,901円
2023年2月時点
S(直径135mm):3,400円
M(直径160mm):4,401円
L(直径185mm):5,200円

チョコ生ケーキ(ホール)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 S(直径140mm):1,575円
M(直径160mm):2,100円
L(直径190mm):2,940円
2007年10月時点 S(直径155mm):1,600円
M(直径175mm):2,100円
L(直径205mm):2,600円
2008年1月~ S(直径155mm):1,700円
M(直径175mm):2,200円
L(直径205mm):2,700円
2008年12月時点 S(直径155mm):1,800円
M(直径175mm):2,300円
L(直径205mm):2,900円
2012年3月~ S(直径145mm):1,800円
M(直径165mm):2,300円
L(直径195mm):2,900円
2014年2月~ S(直径145mm):1,900円
M(直径165mm):2,400円
L(直径195mm):3,000円
2014年4月~ S(直径145mm):1,954円
M(直径165mm):2,468円
L(直径195mm):3,086円
2015年4月~ S(直径145mm):2,052円
M(直径165mm):2,484円
L(直径195mm):3,132円
2015年12月~ SS(直径125mm):1,620円
S(直径145mm):2,052円
M(直径165mm):2,484円
L(直径195mm):3,132円
2015年12月~ SS(直径125mm):1,620円
S(直径145mm):2,052円
M(直径165mm):2,484円
L(直径195mm):3,132円
2019年1月時点 SS(直径125mm):1,700円
S(直径145mm):2,100円
M(直径165mm):2,600円
L(直径195mm):3,300円
2020年8月時点 SS(直径125mm):1,800円
S(直径145mm):2,201円
M(直径165mm):2,700円
L(直径195mm):3,400円
2022年5月時点 SS(直径125mm):1,900円
S(直径145mm):2,400円
M(直径165mm):2,900円
L(直径195mm):3,400円
2023年2月時点 SS(直径125mm):2,100円
S(直径145mm):2,600円
M(直径165mm):3,100円
L(直径195mm):3,600円

デラックスショートケーキ(ホール)
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 6,300円(直径230mm)
2018年8月時点 7,200円(直径210mm)
2020年8月時点 8,500円(直径210mm)
2023年2月時点 9,000円(直径210mm)
2022年5月時点 8,800円(直径210mm)

苺のタルト(ホール)
年月日 価格(税込)
2004年7月~ 2,200円(直径195mm)
2007年12月~ 2,800円(直径185mm)
2010年~ 2,400円(直径185mm)
2014年2月~ 2,500円(直径185mm)
2014年4月~ 2,571円(直径185mm)
2016年7月~ 3,400円(直径185mm)
2020年10月~ 4,700円(直径185mm)
2022年1月時点 4,901円(直径185mm)
2023年2月~ 5,100円(直径185mm)

ミルクレープ(ホール)
年月日 価格(税込)
2004年7月~ 3,200円(直径180mm)
2007年11月時点 2,800円(直径175mm)
2014年4月~ 2,880円(直径175mm)
2016年7月~ 3,400円(直径175mm)
2020年9月時点 4,200円(直径175mm)
2022年5月時点 4,600円(直径175mm)
2023年2月時点 4,800円(直径175mm)

ちょうちょショートケーキ(フルーツ)
年月日 価格(税込)
2004年7月~ 2,625円(縦170mm×横210mm)
2005年1月~ 2,700円(縦170mm×横210mm)
2007年12月時点 2,800円(縦150mm×横170mm)
2008年12月時点 3,000円(縦150mm×横170mm)
2014年4月~ 3,086円(縦150mm×横170mm)
2018年8月時点 3,200円(縦150mm×横170mm)
2020年9月時点 4,000円(縦150mm×横170mm)
2022年5月時点 4,200円(縦150mm×横170mm)
2023年2月時点 4,500円(縦150mm×横170mm)

本格 生チョコケーキ
年月日 価格(税込)
2011年2月~ 1,000円(直径155mm)
2012年5月~ 1,000円(直径145mm)
2014年2月~ 1,050円(直径145mm)
2014年4月~ 1,080円(直径145mm)
2014年10月頃~ 1,000円(直径145mm)
2015年10月~ 1,200円(直径145mm)
2020年9月~ 1,500円(直径145mm)
2023年2月時点 2,000円(直径145mm)

スコッチケーキ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 10個入 1,260円
15個入 1,890円
20個入 2,520円
2008年10月時点 5個入 750円
10個入 1,500円
15個入 2,200円
20個入 2,950円
2014年2月~ 5個入 799円
10個入 1,598円
15個入 2,346円
20個入 3,144円
2014年4月~ 5個入 821円
10個入 1,643円
15個入 2,413円
20個入 3,234円
2015年11月~ 5個入 900円
10個入 1,750円
15個入 2,550円
20個入 3,400円
2018年8月時点 10個入 1,600円
15個入 2,400円
20個入 3,200円
2020年9月時点 6個入 1,080円
12個入 2,160円
2022年5月時点 単独での取り扱いなし

マロングラッセ
年月日 価格(税込)
2003年10月~ 6個入 1,050円
12個入 2,100円
2015年10月~ 5個入 1,100円
10個入 2,200円
2023年2月時点 5個入 1,300円
10個入 2,500円

タルト詰め合わせ
年月日 価格(税込)
2002年10月時点 10個入 1,575円
15個入 2,362円
20個入 3,150円
2008年2月時点 5個入 750円
10個入 1,500円
15個入 2,250円
20個入 3,000円
2009年3月時点 10個入 1,800円
15個入 2,650円
20個入 3,550円
2014年4月~ 10個入 1,650~1,850円
15個入 2,475~2,775円
20個入 3,300~3,770円
2014年8月~ 10個入 1,753~1,953円
15個入 2,578~2,878円
20個入 3,454~3,854円
2020年8月時点 10個入 1,750~1,950円
15個入 2,575~2,875円
20個入 3,450~3,850円
2023年2月時点 詰め合わせなし
単品 200円

バウムクーヘン
年月日 価格(税込)
2004年9月~ 10個入 1,200円
2007年10月時点 5個入 600円
10個入 1,200円
15個入 1,800円
2009年3月時点 10個入 1,500円
15個入 2,200円
2014年2月~ 10個入 1,598円
15個入 2,346円
2014年4月~ 10個入 1,643円
15個入 2,413円
2020年8月~ 10個入 1,900円
15個入 2,800円
2022年5月時点 詰め合わせなし
単品 180円
2023年2月時点 詰め合わせなし
単品 200円

マカロン
年月日 価格(税込)
2004年10月~ 6個入 720円
2006年1月~ 5個入 600円
2014年11月~ 3個入 450円
6個入 900円
2015年3月~ 3個入 450円
6個入 900円
8個入 1,200円
2018年8月時点 5個入 800円
10個入 1,600円
2022年5月時点 詰め合わせなし
単品 180円

参考サイト
公式サイト 不二家
2002年時点の商品 不二家 商品情報
2007年 値上げ 不二家 プレスリリース
2014年 値上げ 不二家 ニュースリリース

不二家の値上げ解説

洋菓子チェーンとして最大規模を誇る不二家。何も考えず安心感のある定番ケーキを買おうと考えた時、選択肢として真っ先に不二家を挙げる人も多いのではないでしょうか。

私自身昔はたまに利用していたこともあり、「個人経営のケーキ屋より1個1個が大きめで安い」という印象を持っていました。「不二家に行けばそこそこのケーキが1個300円くらいで買える」というイメージ。

んがしかし、それってもはや幻想。今の不二家は平凡なケーキに高価な値札をぶら下げる店に成り下がっている。

少なくとも2010年頃までの不二家は“特別安くはないが高いわけでもない店”だった。定番の三角ショートケーキやチョコ生ケーキ、チーズケーキなどは300円ほどで購入できましたからね。

その後原材料価格や人件費の高騰などを背景に徐々に値上げするも、2018年くらいまではプライドを持って価格維持に努めていた印象。しかし2019年頃になって状況は一変します。

軒並み凄まじい値上げを行っている。

2010年くらいまで300円程度で購入できたケーキ群の価格は約400円に跳ね上がり、元となるホールケーキや焼菓子系もも2~3割高くなるなど、えげつないほどの急激な値上げ。

そんな中で唯一の良心ともいえるのが、不二家のイメージキャラクター「ペコちゃん」の柔らかそうな頬をイメージした「ペコちゃんのほっぺ」。一時は値上げするも、現在は発売時と同じ税別100円に戻っている。

ただ、やはりというかなんというか、大きさは小さくなり内容量は減っている。ペコちゃんのほっぺ<カスタード>のカロリーは昔1個180kcalほどあったが、現在155kcal。

ま、洋菓子の値上げといいカントリーマアムのステルス値上げといい、値上げに熱心な不二家が価格を据え置ているということは、そういうことだよね。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年以降はさらに値上げが加速し、三角ショートケーキは500円、チョコ生ケーキですら440円という価格に。個人店ならまだしも、不二家のケーキに500円とか悪夢なんだが。

また、不二家に対しもうひとつ苦言を呈したい点が「カロリーなどの栄養成分を明らかにしない」という姿勢。

問い合わせれば主要なケーキのカロリーを教えてくれるらしいが、分かっているのにあえて明示しないというのは何らかの意図を感じる。

カロリーが高いため健康志向の人に敬遠されかねないからなのか、ステルス値上げを気付かれないためなのか…まあ大手洋菓子チェーンで栄養成分を明示しているのはシャトレーゼくらいのものだが。

私はクリスマスケーキは不二家で購入していた時期があります。クリスマスプレートがもらえることも後押しし、毎年不二家でチョコ生ケーキ(L)を予約するのが恒例行事となっていました。

しかし、大きさが205mmから195mmへと一回り小さくなったり、徐々に値上げしたり、またクリスマスバージョンは通常より割高となる状況も相まって不二家に嫌気が差し、3,000円を超えたあたりから買わなくなるように。

不二家にこだわらなくとも、地元の個人経営の洋菓子店には安くてオンリーワンなケーキが色々と存在することに気付いたのも大きかったのかもしれません。

不二家を象徴するケーキである三角ショートケーキは20年で2倍、チョコ生ケーキですら1.7倍になっています。一方で個人経営の小さなケーキ屋は多少の値上げや小型化はあっても、それらは可能な限り最小限に抑えています。

「企業努力の限界」を隠れ蓑に利益を追求しガンガン値上げする不二家の姿勢…従業員の待遇改善やデフレ脱却には必要と受け取る人も多いでしょうが、心が狭い私には消費者軽視と映るし、受け入れるつもりもない。

そもそも、2007年に消費期限切れの原材料を使用するという、食品を扱う企業としてあるまじき体質が明るみになったあたり、「企業努力」が聞いて呆れる。この不祥事、世間は忘れても粘着質な私は決して忘れないぞ。

どう考えてもクリームは植物油脂のホイップクリームメインだろうし、スポンジも色んな添加物を突っ込んでふんわり仕上げたものだろう。そんな安物かつ平凡なケーキであればシャトレーゼやヤマザキで十分だよね。

心の狭い嫌な消費者である私が不二家に行くことは金輪際ないだろうから、安心して利益追求に邁進してください。

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