マールボロの値上げ情報
メーカー | フィリップモリス |
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商品名 | マールボロ |
発売日 | 1973年(日本での販売開始) |
マールボロシリーズ | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
~1997年3月 | 250円 | |
1997年4月~ | 260円 | |
1998年12月~ | 280円 | |
2003年7月~ | 300円 | |
2006年7月~ | 320円 | |
2010年10月~ | 440円 | |
2014年4月~ | 460円 | |
2017年10月~ | 470円 | |
2018年10月~ | 510円 | |
2019年10月~ | 520円 | |
2020年10月~ | 570円 | |
2021年10月~ | 600円 |
マールボロ(マルボロ)の値上げ解説
日本たばこ産業(JT)製以外のたばことして日本で最も人気がある銘柄といえば「マールボロ」。日本においては「マルボロ」といったほうがしっくりくるでしょうか。特に「マルメン」「マルメラ」と呼ばれるメンソールが人気のイメージ。
2005年まではJTがライセンス契約のもと日本で販売していましたが、その後ライセンス契約終了に伴いフィリップモリス社が輸入販売しています。
そんな背景もあってか人気銘柄のわりに過去の詳しい価格推移が見つからなかったことから、詳細な値上げ時期に関しては間違っている可能性があります。
セブンスターやマイルドセブン(現メビウス)が220円だった時代からマールボロは250円と高かった印象が残っています。その高めの価格設定はその後も続き、2020年10月の値上げ以降はメビウス比で30円高い570円。
マールボロ値上げの理由はもちろんたばこ税の増税。しかしそれに乗じてメーカーや販売店の取り分をきっちり増やしてきているの確か。昔に比べ吸う人が減った分、残っている喫煙者から搾り取る方向性なのでしょう。
実際2020年の値上げで価格は50円上がったが、増税分は1本1円…つまり1箱あたり20円の増税のはずなのに、格たばこメーカーは揃って40~50円値上げした。依存性の高さによりやめられない人の足元を見た素敵な商売だな。
2021年10月にはさらに30円値上げして600円に。ここでもたばこ税の値上げ幅は1本1円…つまり1箱20円なので、フィリップモリスは10円利益を乗せてきた格好。
ただ、2021年の値上げでマールボロは610~620円になると予想していたから、30円値上げの600円というのは予想外ではある。
前述した通り、マールボロは日本のメビウスやセブンスターに比べ若干高い価格に設定することが多いため、セブンスターが2021年のたばこ税増税で40円値上げし600円としたことから、マールボロも40~50円値上げすると思っていた。
そうは言ってもたばこ一箱600円か…先進国の中では日本のたばこは安いほうではあるものの、葉っぱ砕いて紙で巻いてしょぼいフィルター付けているだけの代物が600円。そりゃ高いと感じるよ。まあ65%くらいは税金だが。
2021年の値上げは控えめだったものの、今後さらなる値上げやたばこ税増税があった場合、マールボロは日本製のたばこに比べやや高価な水準にする可能性が高い。まあマールボロの味を気に入っているのであればこのくらいは許容範囲か。
にしても正式名称である「マールボロ」という呼び名、違和感が凄まじい。文章だから正式名称で書いているが、日常会話で「マールボロ」なんて言っている人間一度も見たことないわ。
私「マールボロって美味しいの?」
ヤニ臭男「…は?」
私「だから、マールボロって美味しい?」
ヤニ臭男「何?マールボロって?(ニヤニヤ)」
私「ま…マルボロ…」(敗北感)
…こうなることが目に見えてるぞ。せめて「マルボーロ」にしてくれないかなぁ?それだとお菓子になっちゃうのか。