KENT(ケント)ネオスティックの値上げ情報

KENT(ケント)ネオスティックの値上げ情報
メーカー ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン
商品名 KENT(ケント)ネオスティック
発売日 2016年12月

ケント・ネオスティック(glo pro用)
年月日 価格(税込)
2016年12月~ 420円
2018年10月~ 460円
2020年10月~ 480円
2021年10月~ 500円
2022年11月~ 530円
2023年10月~ 550円
2024年6月~ 販売終了

ケント・ネオスティック(glo hyper用)
年月日 価格(税込)
2020年6月~ 470円
2020年10月~ 480円
2021年10月~ 500円
2022年11月~ 500円
(据え置き)
2023年8月~ 450円
2024年10月~ 480円

参考サイト
公式サイト glo(グロー)公式サイト
2016年 420円 BAT ニュースリリース
2018年 460円に値上げ REUTERS
2020年 480円に値上げ ネタとぴ
2021年 500円に値上げ BATJ プレスリリース
2022年 530円に値上げ BATJ プレスリリース
2023年8月 グローハイパー用 450円に値下げ Impress Wctch
2023年10月 グロープロ用 550円に値上げ BATJ プレスリリース
2024年10月 グローハイパー用 480円に値上げ PR TIMES

KENT(ケント)ネオスティックの値上げ解説

加熱式たばこ「glo(グロー)」が発売された当初から存在している、glo専用スティックが「KENT(ケント)ネオスティック」です。2016年のグロー発売時、対応のネオスティックはケントの3種しか存在しなかった。

グロー独自の細いスティックであるケント・ネオスティックの発売時の価格は税込420円。2016年当時、主要な紙巻きたばこは440~460円だったので、若干安い価格設定だったことになります。そもそもケントって紙巻きでも安い銘柄ですしね。

2018年10月のたばこ税増税時に420円から460円に値上げされ、2020年10月の増税時には480円に値上げ。

一方、2020年4月に発売された「glo hyper(グロー ハイパー)」用のケントはまた別物。元々のグローは細いスティックですが、グロー ハイパーは直径が約4mm太い規格となっているためです。

グローハイパー用とグロープロ用のネオスティック比較

2020年4月にグロー ハイパーが発売された当初、対応したケント・ネオスティックは存在せず、「neo(ネオ)」6種のみのラインナップでした。ハイパー用にケント・ネオスティックが発売されたのは2ヶ月遅れの2020年6月で、価格は10円高い470円。

その4ヶ月後にはたばこ税増税により、細スティックと同様の480円になり、2021年10月のたばこ税増税時には、20円値上げして500円へ。

ただ、同じくグロー用の「ネオ」シリーズの場合、細スティックが520円から560円、グローハイパー用が500円から540円と40円値上げしているのに対し、グロー用のケントは増税分の20円のみの値上げというのは良心的と感じる。

2022年11月の値上げでは、グローハイパー優遇が顕著に。

というのも、グロープロ用の細スティックのケント・ネオスティックが530円に値上げされたのに対し、グローハイパー用は500円で据え置かれたのです。グロープロを愛用している人としては納得いかないですよね。

ま、BATは「いつまでもプロ使ってないでハイパーに替えろや」と言いたいのだろう。

それがより顕著になったのは2023年。2023年8月にグロー ハイパー用のケント・ネオスティックを50円値下げして450円とする驚きの対応をする一方、グロープロ用に関しては2023年10月に20円値上げして550円としたのです。

そして2024年6月からグロー・プロ・スリムなど細いスティックを使用するデバイスの販売を終了し、それに伴い細いバージョンのケント・ネオスティックも順次販売終了。

細スティックを値上げし太スティックを値下げした段階ですでにグロー・プロ・スリムの販売終了は既定路線だったんだろうね。

グロー・プロ・スリムの販売終了から4ヶ月、2024年10月にスティックの先端を塞ぐリニューアルを行いたばこ葉が落ちないよう改良。デバイスの掃除をしなくて済むようになるも、価格は30円値上げして480円に。

それでもケントは安い部類だからまだいい。加熱式たばことして最も人気があるIQOSのマールボロヒートスティックはいまや600円だからね。ケントネオスティックを愛用している人は恵まれているといえるでしょう。

一時グロー ハイパーは「glo hyper+(グロー ハイパープラス)」含め、普及を最優先しデバイス480円と低価格に抑えていたため、「アイコスたけ~」と感じていた人の受け皿になっていた感がありました。

しかし現在最も安いグロー ハイパーのデバイスでも2,480円とずいぶん高くなってしまった。上位モデルであるグロー ハイパープロに至っては3,980円だよ。

グローもある程度普及してきたことで値上げに舵を切ったということなんだろう。デバイスの価格を徐々に下げているアイコスとは対照的。あんま調子に乗るなよブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン。

とはいえ、紙巻きたばこやアイコスのヒートスティックが580~600円する現在、グロー ハイパー用ケント・ネオスティックの480円というのは非常に助かりますよね。

グローのデバイス(本体)に3,000円前後払ったとしても、たばこの価格差により30箱ほど吸えばデバイス代の元が取れる計算に。

まあ、ケント・ネオスティック…というよりは、グロー特有の“ポップコーン臭”を受け入れることができれば…の話だが。

たばこ税増税に伴い値上げはしているものの、それでも十分安いケント・ネオスティック。グローのデバイス(本体)自体もアイコスより若干安い税込2,480円から購入できることから、たばこ代が生活を圧迫している人は使用を検討してみてはいかがでしょうか。

…本当はたばこをすっぱりやめるのが一番なんだけどね。

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