IQOS(アイコス)デバイスの値上げ・値下げ情報
メーカー | フィリップモリスジャパン |
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商品名 | IQOS(アイコス) |
発売日 | 2015年9月 |
IQOS 2.4 | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2015年9月~ | 9,980円 |
IQOS 2.4 Plus | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2017年3月~ | 10,980円 | |
2018年6月~ | 7,980円 | |
2019年8月~ | 4,980円 | |
2021年1月~ | 2,990円 |
IQOS 3 | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2018年11月~ | 10,980円 | |
2019年8月~ | 8,980円 | |
2021年1月~ | 5,980円 |
IQOS 3 MULTI(マルチ) | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2018年11月~ | 8,980円 | |
2019年8月~ | 6,980円 | |
2021年1月~ | 4,980円 |
IQOS 3 DUO(デュオ) | ||
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年月日 | 価格(税込) | |
2019年11月~ | 9,980円 | |
2021年1月~ | 6,980円 |
参考サイト | |
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公式サイト | IQOS(アイコス)公式サイト |
2015年 9,980円 | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2017年 2.4 Plus 10,980円 | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2018年 7,980円に値下げ | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2018年 IQOS 3 10,980円 | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2019年 2,000~3,000円値下げ | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2019年 IQOS 3 DUO 9,980円 | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
2021年 1,990~3,000円値下げ | フィリップモリスジャパン プレスリリース |
IQOSデバイスの値下げ解説
現在大手3社がシェアを握っている加熱式たばこにおいて、圧倒的な人気を獲得しているのがフィリップ・モリス・ジャパンの「IQOS(アイコス)」で、そのシェアは加熱式たばこの中で6~7割と見られています。
しかし高い。
日本でIQOS(アイコス)のデバイス(本体)が発売されたのは2015年。いわゆる「IQOS 2.4」と呼ばれるもので、価格は税込9,980円となっていました。
2017年には充電時間の短縮など進化を遂げた「IQOS 2.4 Plus」を発売するものの、価格は10,980円と1,000円値上げする強気っぷり。1万円以上払わないとたばこを吸う権利すら得られないとは…どんな殿様商売だよ。
しかし、ライバルであるブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo(グロー)」やJTの「Ploom TECH(プルームテック)」の巻き返しに加え、ネットなどで安価に売られている「IQOS互換機」への対応からか、2018年には7,980円に値下げ。
「安くなった!」と喜んだのも束の間、同年11月には待ち時間の短縮や洗練したデザインを採用した「IQOS 3」を10,980円で発売。結局IQOS 2.4 Plusの値下げはIQOS 3の発売を見越してのものだったのでしょう。
翌2019年8月になるとIQOS 3やIQOS 2.4 Plusなどの商品が2,000~3,000円値下げされ、IQOS 3は8,980円に。同年11月には「IQOS 3 DUO(デュオ)」を9,980円で発売していることから、お決まりの在庫処分的値下げか。
しかし2020年頃からデバイス(本体)の値下げ競争が激化。ライバルである「glo Hyper+(グロー ハイパー プラス)」は980円に値下げし、「Ploom TECH+(プルームテックプラス)」も4,980円から2,980円に。
そういった状況を鑑み、IQOSも2021年1月からIQOS 3 DUOを3,000円値下げし6,980円、IQOS 3も3,000円値下げで5,980円。昔に比べ若干買いやすくなった印象か。
でも高いよね。
それでなくてもIQOSは「壊れやすい」と評判で、約1万円のデバイス(本体)が1年持たない事例が多発。そもそもバッテリーを使用している以上、消耗品であることは明らか。
消耗品のデバイスは高価、専用スティックは紙巻きたばこと変わらない価格…ヤニカスからどれだけ搾り取れば気が済むんだ? 圧倒的シェアを握っているだけあって“ふんぞり返っている感”が半端ない。
ライバルのglo Hyper+なんてもはや480円よ。デバイス(本体)で儲けを出すことは放棄し、普及を最優先したばこの方で利益を生もうという方針なのだろう。
ただ、周囲の人間としては紙巻きたばこに比べ臭いや副流煙は気にならないし、吸っている方としても有害物質9割削減は非常に魅力的。家や車の中でも吸いやすいなどメリットが多いのも確か。
だがな、そういったメリットを勘案しても1~2年毎に数千円の出費をを迫られるデバイスは高すぎるし、そもそも紙巻きたばこを根元まで吸うセコい人間にとって1本14パフは少なすぎるのだ。せめて20パフにしろ。
14パフパフ程度じゃ亀仙人も納得しないだろう。