ライオン ブルーダイヤのステルス値上げ情報
メーカー | ライオン株式会社 |
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商品名 | 消臭ブルーダイヤ |
発売日 | 1965年 |
年月日 | 内容量 | 最小使用量 (水30L) |
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1998年~ | 1.5kg | 25g |
2000年~ | 1.2kg | 25g |
2003年5月~ | 1.1kg | 20g |
2008年3月~ | 1kg | 20g |
2012年3月~ | 1kg | 25g |
2013年9月~ | 900g | 25g |
2019年4月~ | 900g | 30g |
ライオン ブルーダイヤのステルス値上げ解説
他のコンパクト洗剤と同じような時期に、同じようなステルス値上げを行っているライオンの消臭ブルーダイヤ。この“右へならえ感”が妙に腹立つ。
このブルーダイヤ、洗濯用洗剤としては比較的古く、初登場時は1965年。しかし1985年に商品として幕を閉じているらしい。そして1998年にコンパクト洗剤として復活することに。
ブルーダイヤが再び日の目を見た際の内容量は1.5kg。水30Lに対し25gであったため使用回数は1箱60回。これはコンパクト洗剤の雄である花王アタックの発売時と同じ内容量、使用回数になります。
ただ、ブルーダイヤ復活時にアタックはすでに1.2kgへステルス値上げしていたため、ブルーダイヤも発売からたった2年で1.2kgへ。これによって使用回数は48回にまで減りましたよっと。
2003年のリニューアル時に内容量は1.1kgに減らされましたが、水30Lに対する使用量も20gと少なくなったため、実質的な使用回数は55回まで増えることに。
んが、すでに1kgまで減らされた2012年には最小使用量が再び25gへ。つまり1箱で40回。そして2019年には最小使用量が30gへ引き上げられています。内容量は900gなので1箱で30回しか使えないことになる。おいおい。
花王のアタックは技術の進歩により使用量を減らし、現在は内容量900gに対し水30Lに対する使用量は18g。つまり50回分。一方のブルーダイヤは30g。ちなみにブルーダイヤと同じくライオン製のトップも30g。
食器用洗剤もそうだが、こういった洗剤類って技術の進歩により1回の使用量って減るものじゃないの?なんでライオンの洗濯用洗剤は逆に増えているの?技術力で花王に白旗上げたの?
とはいえその分アタックは高いけどね。洗濯用洗剤の多くはオープンプライスであるため単純な比較はできないものの、実売化価格は50~100円くらいアタックの方が高い印象。高い技術力とNO.1のプライドがそうさせるのか。
またブルーダイヤは他の洗濯用洗剤に比べ消臭に力を入れているというメリットも。加齢臭消臭成分を配合しているため、世のおっさんの救世主的な存在でもある。
…おっさんの救世主というよりは、その周囲にいる家族や同僚の救世主と言ったほうが適切か。被害者である奥さんが旦那の洗濯物にブルーダイヤを過剰投与している姿が目に浮かぶ…
「むしろ旦那に飲ませてやりたいくらいだわっ!」
ブルーダイヤを旦那様に飲ませても加齢臭は解消されません。でも保険をしっかりかけて、かつ証拠を残さないよううまく立ち回れば幸せになれるかも…