東京電力 電気料金の推移と値上げ情報
運営会社 | 東京電力ホールディングス株式会社 |
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サービス名 | 電力事業 |
事業開始 | 1951年 |
従量電灯B(30A) | ||||
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年月日 | 基本料金 | 従量制 | ||
1954年 | 540.0円 | 9.50円 | ||
1961年 | 540.0円 | 10.17円 | ||
年月日 | 基本料金 | 第一段階 ~120kWh |
第二段階 ~200kWh |
第三段階 200kWh超 |
1974年 | 600.0円 | 12.00円 | 15.40円 | 16.90円 |
1976年 | 660.0円 | 14.15円 | 18.70円 | 21.30円 |
1980年 | 780.0円 | 20.95円 | 28.20円 | 33.25円 |
年月日 | 基本料金 | 第一段階 ~120kWh |
第二段階 ~250kWh |
第三段階 250kWh超 |
1988年 | 780.0円 | 18.10円 | 24.25円 | 27.45円 |
1989年 | 780.0円 | 17.80円 | 23.85円 | 26.32円 |
年月日 | 基本料金 | 第一段階 ~120kWh |
第二段階 ~280kWh |
第三段階 280kWh超 |
1996年 | 780.0円 | 17.10円 | 22.75円 | 24.95円 |
1998年 | 780.0円 | 16.84円 | 22.40円 | 24.65円 |
年月日 | 基本料金 | 第一段階 ~120kWh |
第二段階 ~300kWh |
第三段階 300kWh超 |
2000年 | 780.0円 | 16.41円 | 21.78円 | 23.85円 |
2002年 | 780.0円 | 15.58円 | 20.67円 | 22.43円 |
2004年 | 780.0円 | 14.82円 | 19.66円 | 21.13円 |
2006年 | 780.0円 | 15.29円 | 20.04円 | 21.25円 |
2007年 | 819.0円 | 16.05円 | 21.04円 | 22.31円 |
2008年 | 819.0円 | 16.46円 | 21.45円 | 22.72円 |
2011年 | 819.0円 | 18.42円 | 23.41円 | 24.68円 |
2012年 | 819.0円 | 18.89円 | 25.19円 | 29.10円 |
2014年 | 842.4円 | 19.43円 | 25.91円 | 29.93円 |
2016年 | 842.4円 | 19.52円 | 26.00円 | 30.02円 |
2019年 | 858.0円 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ||
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年月日 | 円/kWh | |
2012年8月分~ 2013年4月分 |
0.22 | |
2013年5月分~ 2014年4月分 |
0.35 | |
2014年5月分~ 2015年4月分 |
0.75 | |
2015年5月分~ 2016年4月分 |
1.58 | |
2016年5月分~ 2017年4月分 |
2.25 | |
2017年5月分~ 2018年4月分 |
2.64 | |
2018年5月分~ 2019年4月分 |
2.90 | |
2019年5月分~ 2020年4月分 |
2.95 | |
2020年5月分~ 2021年4月分 |
2.98 | |
2021年5月分~ 2022年4月分 |
3.36 | |
2022年5月分~ 2023年4月分 |
3.45 |
東京電力 電気料金の推移と値上げ解説
現代社会において生活するうえで絶対に欠かせない電気。仕事はもちろん日常生活においても電気がなければ始まらないほといえるほどの最重要インフラ。そんな電気も値上げが常態化しています。
東京電力の電気料金がいつ、どのくらい値上げされてきたのか可能な限り調べてみました。プランは最も一般的な「従量電灯B」。燃料調整費などやや複雑な仕様であるため若干の間違いが存在するかも。そのへんは広い心で。
まず目につくのが1980年の大幅値上げ。物価が上昇していた時期とはいえ40%を超える値上げに当時の人はどういった反応をしたのだろう?この時の料金は値上がりが続く現在においても最高値を死守しています。恐ろしい。
しかしその後2004年までは値下がりが続きます。原油価格や為替相場が比較的安定しており、かつ景気があまり良くなかったことも影響したのかもしれません。
状況が変わったのは2006年から。ここからはほぼ一貫して値上げ路線であり、特に2011年の東日本大震災によって引き起こされた原発事故後は値上がりが激しい。
原発事故は東京電力の連中の不手際や、勝手に作りだした安全神話や慢心が引き起こした側面が強いというのに、税金をジャバジャバ投入してもらったうえに電気料金の大幅値上げ…クソみたいな連中だな。
加えて、2012年から登場した「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がまた質が悪い。
この再生可能エネルギー発電促進賦課金は、太陽光発電など再生可能エネルギーの買取に要した費用を、電気を使用する人が負担するというわけの分からない制度で、登場以来ひたすら右肩上がり。
一般的な家庭の1ヶ月の消費電力量は300~400kWhほどなので、再生可能エネルギー発電促進賦課金が課せられるようになった2012~2013年4月までは1ヶ月100円程度だった。
しかし現在は1kWh当たり3円を超えているため、1ヶ月400kWh使用する家庭だと再生可能エネルギー発電促進賦課金だけで1,500円くらい取られてしまう計算に。いい加減にしろよ、経済産業省&電力会社。
しかも、あの手この手で一般家庭から金をむしり取っているこいつらは高給取りときている。NHK同様“寄生虫”だね。
2016年に電力が自由化されたものの、新電力を見てみると東京電力に比べ劇的に安いわけではなく、また私の自宅のようなオール電化の家は料金が高くなる可能性すらある。送電網を握っているのは結局東京電力だし、劇的な安さは望めないだろう。
電気は生活にとって欠かすことができないため私たちには「電気を使わない」という選択肢はありません。ゆえに電気料金は電力会社の“言い値”で買わざるを得ないのが実情。電力自由化も思いのほか機能していない印象。
うちの電気料金は震災前に比べ月々2,000~3,000円くらい高くなっている。これが東京電力の養分になっていると考えると非常に腹立たしいな。